20代はワークもライフも欲張りたい - 入社4か月で海外移住 | 大和株式会社
初めまして。まだ入社して約8ヵ月、新人の長森と申します。社会人としてもまだ3年目なので、何に関してもペーペーで、周りの先輩方に1から教えて頂きながら業務に取り組んでいます。経歴は、、というと、大...
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お久しぶりです。大和株式会社の長森です。
前回執筆した時はオーストラリアに滞在していましたが、、
現在はタイを経てインドネシアのバリに滞在しながら仕事をしています。
前回記事↓
「海外からリモートで働く」そんな働き方に憧れる方も多いと思いますが、実際はどうなのか?
本記事では、海外リモートワークのメリット・大変なこと・会社とのやりとり、さらには心身への影響まで、リアルな体験をまとめました。
海外からの働き方に興味がある方の参考になればうれしいです!
1. 夢を現実に!海外生活実現までの道のりと準備
①準備開始はどれくらい前?関係者との調整は?
➁理想の滞在先、どうやって見つける?
③会社への申請・手続きは?
2. 実際の生活ってどんな感じ?仕事との両立は?
①生活面
➁仕事面
③自己実現・成長
④心身への影響と考え方
⑤英語力は仕事に活かせている?
3. まとめ:この働き方から得たもの、そしてこれから
時と場合によります!
というのも、例えばタイのパンガン島に滞在していた時は行きたい時期が繁忙期だったのと、元々仕事に最適な宿がそこまで多くなった為に、6か月前くらいには全ての準備が整っていました。
バリに関しては、リモートワーカーが多く、宿も選択肢が多かったので、1か月前くらいに決めました。
滞在先選定時に気をつけていることは以下です。
↑ バリのオフィス(部屋)です。たっぷり日光が入るお部屋で気に入っています!
・時差
オーストラリア、タイ、インドネシアから分かると思いますが、基本縦移動をしています(笑)
時差はなるべく少ない範囲(4時間以内)で選んでいます。経験した時差は最大2時間です。
一応フルフレックスですが、勤務時間は日本に合わせていました。
他の社員が働いている時間に働くことで、何かあった時にコミュニケーションが取りやすいのが一番の理由です。疑問点が出た時に、さっと聞けると作業が止まることがありません。
また、チームで作業している時は特に、「今手空いている人この作業してください!」みたいな対応にすぐ取り掛かることができるのは大事かなと思います。
・治安
割と度胸と行動力には自信がある方ですが(笑)
女子一人であること、滞在を楽しむことが一番の目的であることを踏まえて安全な環境にいることはとても重要だと思っています。
また、会社のパソコンを持ち運ぶ以上、セキュリティの責任を背負っていることも忘れてはいけません。
(移動時パソコンは肌身離さず持っていますが、パソコンにApple tagをつけて常に自分のバッグに入っていることも確認しています。Apple tagに限らず、ケータイですぐ確認できるGPSは心配性の人にかなりお勧めです!)
・目的
正直一人で海外に滞在していると、時に寂しくなったり、事が思うようにいかなくてメンタルブレイクしそうになることもあります(笑)(そんな状況も大切な経験の一つですが!)
そんな時に、なんで私はここにいるのかということを再確認する事で、自分を切り替える事が出来たり、その目的に沿った出会いがあったりします。
なので、何かの目的を達成できる場所を選ぶのが良いと思います。
私の場合は、以下が現状の目的です。
・生活費
最近円安気味だったりするので、快適な暮らしを予算以内で実現できるかは大切なポイントです。
まずは、上司に「もう一度海外に行きたいのですが、お話できますか?」とご連絡しました。
行きたい場所や理由などをお伝えした上で、滞在計画書を提出しました。
滞在計画書には、滞在場所 / 期間 / 緊急連絡先 / ビザ情報 などを記載しています。
最初連絡した時は少し勇気がいりましたが、皆さん応援してくださって「いいね!!」と背中を押してくださり、相談してよかったな!となりました。
プライベートでやりたいこともちゃんと応援してくれる先輩方、会社に日々感謝です、、!
◎良い点
△悪い点
◎良い点
△悪い点
・多様な文化との接触による視野の広がり
本当に世界中の人との出会いがあります。シンプルだけど一番幸せそうな暮らしを送っているローカルの人達、少し真面目なドイツ人、自信たっぷりのアメリカ人、陽気なオーストラリア人などなど、全く違う環境で育ち、全く違う常識を持った人達に触れることで、視野がとても広がります。日本にいただけでは気づかなかった感覚や考え方に日々出会っています。
・自信
海外に一人でいると、言語の壁や予期せぬトラブル(ビザ問題、現地の制度がわかりづらいなど)は日常茶飯事です。最初は戸惑ったり、誰かに頼りたくなったりもしましたが、そうした状況を何度も経験するうちに、自分で調べて、判断して、行動する力が自然と身についてきたように感じます。
また、トラブルに直面したときでも冷静に対処できるようになると、「どこにいても、自分の力で何とかできる」と実感が湧き、自信につながります。
↑ ヨガに行こうとして、バイクでずっこけた直後です(東南アジア旅行客あるある(笑))半パニックで泣きそうになりながらも病院に行って消毒してもらいました。...何が起こるかわかりません。
日本を出てから、自分の心身の状態はとても良いと感じています。身体面では、ヨガスタジオやジムがたくさんあること、安くてヘルシーなご飯を食べれる場所がたくさんあること、(バリは特に)健康志向な人が多いことなどから、健康的な生活の実現がとても簡単です!早起きがすっごく苦手だったのですが、周りに触発されて、毎日6:30に起きて仕事前にヨガに行くのが習慣になりました!朝活動しているランクラブやサーフコミュニティもあり、運動が身近にあります。
また、精神的にもバランスが取れています。いい意味で元々あった自分の環境から離れて完全に一人になることで、自分と向き合う時間が増えました。友達や家族と離れるのはもちろん寂しいですが、同時に目に見えないプレッシャーや制限みたいなものがなくなって、朝起きてから、何を食べて、誰と話して、どう時間を過ごすのか全てその時々の自分の状況や気分を考えて行動できるようになったのでストレスフリーです!ビーチ、ジャングル、滝など、自然も身近にあるので、リラックス時間も作りやすいです。
活かせています!
大和ではAEM(※)というAdobeデジタルマーケティング製品群の中核をなすCMS製品を取り扱っており、導入プロジェクトや運用保守プロジェクトにおいて、コンサルティングやカスタム開発、保守サポートなど、様々な役割を担っています。グローバルなプロジェクトも多く、海外のクライアントやエンジニアとコミューケーションが必要なプロジェクトもあります。
(※)Adobe Experience Maneger(AEM)とはAdobe社が提供するWebコンテンツ管理システムです。
AEMはコンテンツ管理システム(CMS)とデジタルアセット管理(DAM)が統合されており、Webコンテンツ全体の制作から公開を一元的に管理することが可能な製品です。
私は約一年、ブリッジエンジニアというとして日本の開発チームとグローバルの開発チームの架け橋のような役割を与えていただき、英語でコミュニケーションをとる機会がありました。
ビジネス英語はまだまだだなと感じつつ、ずっと英語で生活しているので、会議でも落ち着いてコミュニケーションが取れるようになり、最終的にはファシリテーターのような立場で英語で会議を進行できるようになりました!
また英語に限らず、たくさんの出会いを通してコミュニケーション力はすごく向上したなと感じています。見知らぬ人の前でも、英語のネイティブスピーカーに囲まれていても、自信を持って話しているように見せることが得意になった気がします(笑)
海外生活は、正直いいことばかりじゃありません(笑)
バリに来て3か月、バイクで転んで擦り傷だらけになったり、孤独で心が折れそうになったり…いろんなことがありました。
それでも、今は理想に近い暮らしを送りながら、毎日たくさんの学びと発見を得ています。
こんな挑戦を後押ししてくれる会社と先輩方には、本当に感謝です。
この経験で培ったスキルや視野を、これからの仕事にも活かしていきたいと思っています!
自由に働くって、簡単ではないけれど、得られるものは本当に大きいです。
少しでもこの働き方に興味がある方、ぜひ一緒にチャレンジしてみませんか?