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理系出身の次世代リーダー:門倉さんが語るSGPでの挑戦と成長

次世代リーダープログラムのメンバーを取材して紹介するシリーズですが、今回はサービス事業部に所属されている理系バックグラウンドの門倉さんに担当されている業務の説明やシュナイダーで挑戦したいことなどをお伺いしました。

目次

  • 現在の業務内容について、第三者が分かるように説明してください

  • SGPの魅力

  • 1. 裁量権の広さ

  • 2. 経営陣との距離の近さ

  • 3. 幅広い知識の獲得

  • シュナイダーへの道のりと入社したきっかけ

  • シュナイダーで今後挑戦したいこと

  • 一番共感・実行できているIMPACTバリュー

現在の業務内容について、第三者が分かるように説明してください

私の業務は主に二つの分野にわたります。第一の分野は、デジタルグリッドとマイクログリッドの新規事業開発です。デジタルグリッドは、大規模な電力会社向けに次世代の送配電網を構築するソリューションで、Front-of-meterとも呼ばれます。
一方、マイクログリッドは、Behind-the-meterと称され、家庭やオフィスビル、工場、倉庫、データセンター、自治体などの電気需要家側における再生可能エネルギーを中心とした分散型電源を最大限活用するためのソリューションです。これらのソリューションは、シュナイダーが海外市場でリードしている事例が多く、その技術力を活かして日本市場でも拡販を進めるのが私の任務です
日本では、少子高齢化による後継者不足、人手不足、分散型電源の増加に伴う系統不安定化などの課題があり、電力会社は新しい標準化されたソフトウェアを求めています。そこで、私はパートナーや電力会社に対する営業活動を行い、技術面では海外チームと連携して、シュナイダーのソフトウェアの採用を推進しています。また、マイクログリッドに関しても、分散型電源の増加に伴い需要が高まっており、市場状況を踏まえた戦略を立て、お客様へのアプローチと技術面での海外チームとの協力を進めています。

第二の分野は、データセンターやサーバールームで使用される無停電電源装置(UPS) や空調サービスのオファーマーケティングです。新サービスのローンチや既存サービスの管理を担当しており、日々、営業やエンジニアからの問い合わせに対応しています。新サービスをリリースする際には、海外の担当者と国内のシステム管理者や製品担当者と密接に連携し、リリース準備を進めています。

SGPの魅力

東京工業大学を訪問し、キャリアについてプレゼンを行った門倉さんの様子

裁量権の多さ、経営陣との距離が近い、幅広い知識を得られるの3点あるかと思います。
シュナイダーのSGPで得られる3つの価値

1. 裁量権の広さ

シュナイダーのSGPでは、新卒社員でも他社とは比べ物にならないほどの裁量権を持ちます。私の経験では、入社後の最初のローテーション期間(約8ヶ月)で、無停電電源装置の新規事業部門に配属されました。ここでは、IT業界以外への市場拡大を目指し、新商品リリースのプロジェクトリーダーを務めるという、新入社員には難しい挑戦を経験しました。先輩社員のサポートを受けながら、未知の領域に挑むことは大きなチャレンジでしたが、それによって得られた経験は計り知れません。

2. 経営陣との距離の近さ

SGPメンバーは、新卒であってもカントリープレジデントやバイスプレジデントと日常的に接する機会が豊富にあります。KPI設定時やターゲットレビューでの関わりはもちろん、実際の会議にも参加し、リーダーたちの仕事ぶりを間近で学ぶことができます。さらに、海外のリーダーが来日した際には、SGPメンバー専用のラウンドテーブルが設けられ、グローバルな視点やキャリア形成について学ぶ貴重な機会を得られます。

3. 幅広い知識の獲得

SGPでは、2年間で3つの異なるポジションを経験します。これにより、会社全体の業務を網羅的に理解することが可能になります。通常、営業職など特定の職種に就くと、その職種の業務には精通しますが、マーケティングやサプライチェーン、ファイナンスなど他部門の業務は理解しづらいものです。しかし、SGPのローテーションを通じて多様な業務に携わることで、会社経営の全体像を把握し、問題発生時に他部門の立場に立って考え、スムーズに対応する能力を身につけることができます。


シュナイダーへの道のりと入社したきっかけ

私がシュナイダーに魅力を感じた理由はいくつかありますが、最も大きな動機は、サステナビリティへの取り組みでした。大学では地震学者を目指し、地球科学を専攻していました。地震による被害を減らすことに貢献したいという思いからです。しかし、環境問題や気候変動に関する授業を通じて、これらの問題の緊急性と全世界的な影響の大きさを痛感しました。地震が特定の地域に影響を及ぼすのに対し、気候変動は地球規模での課題であることに気づき、その研究に情熱を感じるようになりました。

大学院で気候学を専攻し、修士号を取得した後、スペインでの語学留学を経験しました。学問の追求に専念していた私ですが、留学中に自分のキャリアについて深く考える時間を持ちました。研究者としての道を進むことも考えていましたが、より直接的に環境問題に取り組みたいという強い願望がありました。大学での研究は社会との距離が遠く、私が望むような社会へのインパクトを与えるには限界があると感じていました。

結局、経済的な側面から社会に影響を与えることが最も効果的だと考え、サステナビリティに貢献しつつ経済合理性も追求できる仕事を探しました。その中で、ダボス会議で最も持続可能な企業に選ばれた実績を持つシュナイダーに強く惹かれ、入社を決意しました。

シュナイダーで今後挑戦したいこと

シュナイダーにおいて、私はビジネスを通じて日本の環境問題の解決に取り組むことに尽力しています。日本の企業にとってサステナビリティの重要性が欧米ほどには認識されていない現状は、容易な道ではありません。しかし、シュナイダーが提供する多様なエネルギーソリューションは、先進的であり、これらを深く理解し、日本市場での拡販を図ることで、国内の環境問題への貢献を目指しています。

一番共感・実行できているIMPACTバリュー

今年の2月にリニューアルされたシュナイダーのコアバリュー

一番共感しており、また実行できているIMPACTバリューは"I" Inclusionです。そのほかのバリューも非常に重要なのですが、Inclusionは仕事をする上で基盤となると考えています。シュナイダーという会社の特徴として、非常に多様性が豊かです。また、仕事上、日本オフィス以外の方と関わる機会も多くあります。その中で、偏見を持ち接するとお互いいい気持ちはしません。相手が何を考えているのか、なぜそのように考えているのかを理解しようとし、どんな方ともフラットに接するようにすることで、仕事も効率よく進むのと思います。まだまだ、改善する箇所はありますが、今後もInclusion実行できるようにしていきたいです!

門倉さん、シュナイダーへの道のりをシェアいただきありがとうございました。これからも次世代リーダーの一員としてのご活躍も楽しみにしています!

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