2025年7月31日(木)、来年入社予定の内定者の皆さんと、今年入社した先輩社員による「礼文新卒交流会」をオンラインで開催しました。温故知新にご縁のある内定者、そして現在検討中の方々を対象に、現場で働く“リアル”を共有し、お互いの距離を縮める時間となりました。
目次
交流会開催の背景と目的
自己紹介とホテル業界を選んだ理由
ブレイクアウトルームでの内定者同士での交流
礼文島での研修生活を先輩が語る
参加者の皆さんからも前向きな感想をいただきました!
1. 懇親会での気づき・印象
2. 先輩社員の業務紹介から、印象に残った話・エピソード
3. 温故知新への気持ちの変化
最後に|未来の同期と、未来の自分に出会う時間に
交流会開催の背景と目的
この交流会は、内定者の皆さんにとって「働く場所や人の雰囲気を知る」機会であり、検討中の方にとっては「自分が働く未来を想像する」きっかけとして企画しました。
近年、就職活動のスタイルが多様化し、オンライン選考や資料ベースでの意思決定も増えています。その一方で、「最後の一歩」が踏み切れない学生さんの多くが、実は“人”や“職場の空気感”に対して不安や曖昧な印象を持っていることも分かってきました。
特に私たちのように地域に根差した事業を行っている企業にとって、「どんな人たちが現場で働いているのか」「実際の暮らしはどんな感じか」といったリアルな情報こそが、学生さんの背中をそっと押す材料になると考えています。
そこで今回は、現地見学や面談を終えた後、最終判断を控えている方にも、「一緒に働く方々をイメージしていただく」「自分の未来を想像していただく」“つながりの場”を用意しました。
運営側からは人事チームに加え、今年4月に入社し、北海道の礼文島で実務研修中の新卒3名が登場しました。
自己紹介とホテル業界を選んだ理由
イベント冒頭では、内定者の皆さん・社員それぞれが自己紹介。内定者の皆さんからは、「地方の魅力を発信したい」「接客業を通じて人の記憶に残る仕事がしたい」といった声が。旅行の経験から、日本の“おもてなし”文化を見つめ直したというエピソードもありました。
今年の新卒社員たちも、「もともと海が好きで、自然の中で働いてみたかった」「地域と密接に関われる小さな宿に惹かれた」など、率直な言葉で自分の就活軸を語ってくれました。
ブレイクアウトルームでの内定者同士での交流
中盤では、内定者同士で少人数に分かれての交流タイムへ!
テーマは「ホテル業界に興味を持った理由」「もし自分が宿を作るなら?」「今日の参加の目的」など、偏らず話しやすい設計へ。
発表者が話した後に、他のメンバーが「ひとことリアクション」を返す形式としたことで、ただの発表ではなく、「交流」としての温度が生まれ、ブレイクアウトルームからは自然と笑顔がこぼれ、笑い声が聞こえてきました。オンラインであっても、共通の関心を持った方同士の会話は自然に温まっていくもの。殆ど初対面にも関わらず、画面越しに少しずつ笑顔が増え、やがて「この人たちと同期になるかも」という実感が生まれていたように感じます。
「志望理由を改めて話すことで、自分の気持ちが整理された」という声もあり、お互いにとってプラスの時間になったのではないでしょうか。
礼文島での研修生活を先輩が語る
後半では、今年4月入社の新卒3名が、現在の研修生活をテーマにトークを展開。
実際に礼文島で働き、暮らしている立場から、日々の業務、寮生活、休日の過ごし方まで、リアルな体験談を語ってくれました。
「最初は“礼文島!?”と思っていたけど、想像以上に自然が豊かで、働く環境としては心地いい」「お客様との距離が近くて、やりがいを感じる場面が多い」など、戸惑いや発見を包み隠さずシェアしてくれたことで、内定者の皆さんも素直に聞き入っていました。
また、「同期の存在がとても支えになっている」「夜に星を見ながら語る時間がいちばん好き」といった言葉からは、仕事だけではない“暮らし”としての魅力も伝わってきました。
実際、同期と衣食住を共にした実務研修というのは、この期間のみ。8月からは本配属として地域に配属されていきますので、新卒生にとってかけがえのない日常だったと思います。
想像よりずっとフラットで、思っていたよりずっと楽しそう。そんな印象を受けた方々も多かったようです。
参加者の皆さんからも前向きな感想をいただきました!
1. 懇親会での気づき・印象
- 社員・先輩の人柄の良さ:温かく誠実に接してくれた、人事や先輩の雰囲気が柔らかく、話しやすかった。リアルな情報の提供:暮らしや働き方の実体験を聞けて、働くイメージが具体化した。
- 社風の体感:風通しの良さや自然体なコミュニケーションから職場の雰囲気を実感。
2. 先輩社員の業務紹介から、印象に残った話・エピソード
- 新人研修の幅広さ:複数業務(フロント・レストランなど)を並行して経験できること。
- マルチタスク力が身につく環境:多様な業務を通して成長できる点。
- 地域との関わり:礼文島での生活や休日の過ごし方(トレッキングなど)。
- チームの雰囲気:自然体の会話・笑顔・絆から温故知新らしさを感じた。
- サポート体制:先輩の温かい支援が安心材料になった。
3. 温故知新への気持ちの変化
- 不安の軽減:入社・転勤・生活への不安が軽くなった。
- 志望度の上昇:他の内定者の方々や先輩社員と「共に働きたい」という前向きな気持ちが高まった。
最後に|未来の同期と、未来の自分に出会う時間に
※内定者の皆さんはプライバシーの観点から、氏名を伏せさせていただきます。
今回の交流会は、あえて大規模なプレゼンや会社説明をせず、「人と人がつながる場」としてつくられたものです。 一緒に働く可能性のある先輩や仲間の言葉に耳を傾け、少しだけ未来の自分を思い描く。そんな時間になっていたら、私たちにとっても大きな意味があります。
温故知新が大切にしているのは、「地域の力を信じ、人の魅力を伝えること」。
この日出会った皆さんと、また別の場所・別の形で関われることを願っています。
また現在2027卒の採用も積極的に行なっております!少しでもご興味を持ってくださった方は、お気軽にご応募くださいませ。