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出前館エンジニアインターンで得た成長

LINE株式会社と資本業務提携を締結後、組織が大きく変化し、第二創業といっても過言ではないフェーズにいる出前館。

今回はエンジニアインターンに参加してくれた2名の学生に、出前館でのエンジニアインターンについてインタビューさせて頂きました!

伊藤くん(写真右) / 西嶋くん(写真左)

■学生生活について

今どのような学生生活を送っていますか?

西嶋くん:僕はアメリカのボストンの大学でコンピューターサイエンスを専攻しています。普段は寮に住んでいて、毎日授業に出て、午後はクラブ活動をしています。今は2年生が終わったタイミングで、約3か月間日本に一時帰国しているところです。

伊藤くん:僕は普段、愛知の高等専門学校に通っています。情報工学科なので、学校ではコンピューターについて勉強しています。高等専門学校に入ってからは、友達とハッカソンやコンテストに参加したりしていました。

■応募のきっかけ

出前館のエンジニアインターンに応募したきっかけは何ですか

西嶋くん:就職活動する上で、日本とアメリカ、それぞれでエンジニアとしての働き方を体験してみたいという思いがありました。コロナもあっていつ日本に帰ってこられるかわからないので、早いうちに日本でインターンの経験を積みたいと思っていたところ、この募集が目に留まったのがきっかけです。

Wantedlyの募集内容に、ReactやGraphQLを使っていると書かれており、僕もReactを勉強し始めていたので、さらに学びたいなと思いました。それに加えて出前館が実際にどのようなサービスかということも分かっていたので、興味が湧いて応募しました。

伊藤くん:もともとベンチャー企業でインターンをしていたのですが、大きい企業だとどのような感じなのかを知りたくて、夏のインターンを探していました。その時に出前館さんを見つけて、募集要項にBFFや、GraphQLなどあまり知らない技術があったので、面白そうだと思ったのがきっかけです。



■出前館でのインターンの内容

出前館のインターンで今どのようなことをやっていますか

西嶋くん:僕たちは似たようなことをやっています。基本的にはPotter化プロジェクトという出前館のウェブのフロントエンドアプリ、ブラウザで動くアプリのReact化をしています。昔PHPで書かれたレガシーコードを、モダンなReactやNext.jsを使って書き直していくという作業です。

Reactを使って、画面の見せる部分を整える作業があります。また Backend For Frontend(以下 BFF) とGraphQLを使って、バックエンドと通信を行いサーバー上のデータベースからデータを取ってきて、それをフロントエンドに出すという処理もbssで行っています。

雰囲気はどうでしたか

西嶋くん:社内のさまざまなミーティングに参加させていただきました。いろいろな意見が活発に飛び交ううえに、意見がぶつかることがあっても、無理やり自分の意見を通すのではなく、きちんと全員の意見を聞いて答えを見つけていくという姿勢が確立されていたのでスゴイと思いました。

また、チームの雰囲気がとても良くて、意見や改善の余地がある点などをミーティングで出していけるのが非常にいいなと思いました。一人ひとりが、周りのエンジニアからいろいろな技術を吸収しようとする姿勢を持っていて、ここで働いている方々は向上心を持っていらっしゃるなという印象を受けました。

伊藤くん:僕たちのようなインターンにもレビューや指導をなどもすごく手厚く丁寧に対応してくださるので、技術的な面だけでなく、人間的にもプロフェッショナルなエンジニアの方々が集まっているんだなと思いました。



他のエンジニアと同じようにレビューが来ましたが大丈夫でしたか

西嶋くん:それは本当に感謝したい部分です。レビューをいただきたくてインターンに参加しているような部分もあります。

自分のコードを書き続けることは、インターンに来なくてもできます。実際に、僕が書いたコードや結果としていい加減に見えてしまうようなコードに対して、本当に容赦なく指摘していただけるのは、友達に見てもらうのとは全然質が違います。学生と社会経験のあるエンジニアの方々とでは、レベルが違うなというのは本当に実感して、一つひとつのレベルでいろいろなことを学ばせてもらったという感じがしました。

伊藤くん:はい。もう本当に同じです。感謝の気持ちでいっぱいです。

■出前館の印象

出前館のエンジニアの印象はどうですか

伊藤:エンジニアの皆さんは、個々の技術力が非常に高いですし、部署の雰囲気も良くて、仲がいい感じですね。もちろんお互いへのリスペクトも感じられました。

西嶋:多様な働き方が認められているようで、日本の色々な場所でリモートで働いているという環境にもかかわらず、オンライン座談会などにはたくさんの人が参加して楽しそうに話をしていました。それを見て、出前館ではリモートで働いていてもコミュニケーションに問題はないのだなという印象と、チームの一人ひとりが、きちんとした役割を意識して働いており、チームとして最大限のパフォーマンスが発揮されていると感じました。

この人からはすごい影響をもらえたなという社内のエンジニアの人はいましたか。

西嶋さん:児玉さん、安井さんには技術的な面でとてもお世話になりました。

児玉さんには、出社されていることが多くて、隣に座っていただいて、ReactやBFF側の実装の話などができました。またTypeScriptの仕様などの細かい話で、ぱっと調べても分からないようなことも、児玉さんに聞くと一瞬で答えてもらえました。普段から情報のストックをされていて、知識量という意味でも技術力の高さを感じました。

安井さんからは沢山のコメントをいただき、本当に感謝しています。最初に僕がプルリクエストを出したときにはコメントが10個ぐらいで「思ったより少ないな」と感じていたのですが、安井さんがコメントし始めてからどんどんと増え、最終的にマージするまで160件のコメント数になりました。

見た目や実行速度が変わらないような部分でも、のちに振り返った時の読みやすさや、コードの再利用を考えた先を見据えたコメントをいただきました。安井さん自身の仕事もある中で、すぐにコメントしてくださり、そのスピード感と、熱心に教えてくださったことに感謝と尊敬を感じました。

伊藤さん:僕は白石さんと宇賀さんです。お二人とも、アクセシビリティやHTMLを正しく書くことについての知識を多く持っていて、色々なことを教えていただきました。僕がフロントエンドに触り始めたときに、Reactなどすごく優秀なライブラリが出ていたので、考えることは状態管理ぐらいだと思ってしまっていました。

しかし使いやすいWebを作るには、実際はアクセシビリティを高める必要があると教えてもらって、自分はまだまだだなと感じさせられ、改めてお二人の知識量と考え方に勉強させていただきました。


■将来なりたいエンジニア像

将来どのようなエンジニアになりたいですか

伊藤くん:僕は、技術力が高いことはもちろんですが、ソフトウェアの先にいる、ユーザーが抱えている問題をしっかりと理解したうえで技術選定やどういうソフトウェアを作るか、そして作ることで本当に問題が解決されるのかということを、きちんと考えられるようなエンジニアになりたいです。

西嶋くん:僕はアルゴリズム力は大切だと思いますが、すごいアルゴリズムが、必ずしも人々によいインパクトを残すわけではないと思っています。1人のエンジニアとして、本当に自分が書いたコードによって、人々が幸せになるのかなということを考えられるエンジニアになりたいですし、実際に人々が幸せになれるようなプロジェクトをつくれるようになりたいと思っています。

■インターンを通して変われたこと

インターンを通して変われたことはありますか

西嶋くん:フロントエンド開発に限らず、ソフトウェアエンジニアリングの1サイクルを見ることができれば、どのようにリリースのスケジュールをたてていき、どのように開発をして、いつ期限を決めてリリースをすればよいかが理解できます。

このような実際のプロダクトのサイクルを見られたのが、とても良かったと思います。こうしたサイクルは本や記事を読むだけではわからない部分です。その体験ができて、イメージが具体化されたというのは大きいですね。

コードを書けるようになりたいのであれば、個人開発でもアルゴリズムを学べる部分はあると思います。しかし大規模な開発になっていくと、ある程度のチームの規模がないと、このサイクルは発生しません。

そのサイクルと、ソフトウェアエンジニアリングのチーム開発、大規模なチーム開発の流れを俯瞰して見られたのは、とてもいい体験でした。

伊藤くん:フロントエンドで開発する際、サーバーとやりとりするときに、大変なことも多かったのですが、BFFというアーキテクチャを知ったことによって、フロントエンドが少し幸せになれることを感じました。開発方法に関して、少し自分の心持ちが変わったというか、そこはすごい学びになり、面白かったと思っています。



■出前館のインターンにまた参加したいか

また出前館でインターンに参加してみたいなと思いますか

西嶋くん:また機会があったらぜひ参加したいです。次は別のエンジニアチームにも参加してみたいです。チームごとにやっていることは異なると思いますが、進め方など共通しているところも多いと思います。使っている技術は違うものの、サーバサイドにも興味があるので、別のチームでもインターンできると楽しいのかなと思いました。

伊藤くん:僕もぜひ参加したいなと思います。優秀な方々がとても多いので、もし同じチームに入っても、まだまだまだ学べることがたくさんあると思うので楽しいと思います。

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