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「挑戦が次の機会を作る」若きフロントエンドエンジニアの成長記

客先常駐型のSIerは、高い技術力でクライアント企業の開発領域をになっています。その一方で、自社サービスに携わりたいと思うエンジニアがいることも事実です。
2024年4月にアソビューに入社した遠藤想もその一人。

入社後は担当領域の開発だけでなく、技術広報、エンジニアイベントの運営を担うなど。その活躍は開発業務だけに止まりません。今回は遠藤のキャリア感とその成長についてお話ししていきます。

化学系リケジョからSIerに。ものづくりに魅せられて

▲スノボが趣味というアクティブな一面も

大学は元々化学系で、ペットボトルなどに使われているポリエチレンを合成させて新しい素材を作る研究をしていました。ものづくりは好きだったものの、プログラミングを学んだ経験はありませんでしたが、弟が高校大学と情報系を学んでいるのをみていて、手に職をつけることに関心があり、新卒でSIerに就職しました。

新卒で入社したSIerで大手IT企業の客先に常駐しキャリアをスタートさせた遠藤。運営するECサイトの社内向けツールの改修から始まり、フロントエンドエンジニアとして技術を磨いてきました。

委託であることと、裁量の葛藤の中、求めたのはゲストの手触り感

フロントエンド開発は学ぶことも多くとてもやりがいをもっていました。
しかし同時に、委託であることからみられる資料の権限が限られていたり、改善を提案しても企画が通らなかったりとジレンマを感じていました。自分の今後のキャリアビジョンを描いた時に、使ってくれるお客様の反応にもっと手触り感を持てる環境にいたいと転職を決めました。

転職を決意した遠藤は、「手触り感」を軸にToC向けの事業を展開する企業を中心に転職活動を実施。その中でアソビューへの入社を決めた。入社の決め手になったのは、一次面談で新しいキャリアを示してくれた井上だった。

一次面談でまささん(井上)担当してくれたんですが、まささんの活躍が私が目指したい姿だと思ったのを今でも覚えています。当時、エンジニアがキャリアアップしていくにはどうしてもマネジメントを通らないといけないと思い込んでいて、私はもっと技術を習得したり新しいものに触れたいと思っていました。その時面談でまささんはテックリードとして今でもゴリゴリ書いてるって話を聞いてそういう活躍の仕方もあって、キャリアを選べることにびっくりしました。

その後2024年4月にアソビューに入社した遠藤は、様々な違いを目の当たりにすることになる。

1聞いたら100くらい教えてくれるカオスな心理的安全性の高いチーム

入社後、アソビュー!のフロントエンドに従事している遠藤は、開発でちょっとした手詰まりの状況になったことがあった。

ちょっとわからないところがあって開発が行き詰まったときにアドバイスが欲しくて開発内のSlackチャンネルに投げかけたことがあったんです。その時に自チーム宛にメンションをつけたんですが、チーム外の人からも本当にたくさんの返信をいただいて、いろんなアドバイスをいただいたんです。その時に、なんて心理的安全性の高いチームなんだって思いました。前職では、仲間にアドバイスをしてもらうってことがほとんどなかったので、このレスポンスの早さと量に驚いたのを覚えています。

一方でこんなギャップについても遠藤は語った

入社してドキュメントが整備されてないことにも驚きました。古いバージョンが残っていたり、〇〇さんが知っているよといった属人的なものだったりもありました。ベンチャーだ!今を生きている!と躍動感を感じたものの、後あとのことを考えて、ドキュメントは一部整備をして誰でも最新の正しい情報が受け取れるようにしました。

自らドキュメントの整備を行ったことを始め、遠藤は技術広報や業務効率化チームでエンジニアの生産性向上に繋げるなど、様々なチャレンジを続けている。その根底にある考えを聞くと意外な言葉がかえってきた。

「挑戦が次の機会を作る」私のスローガンでもあるんですが、メンタルの安定にもつながる言葉なのです。



今は技術広報を担当し、技術広報xアカウントの運用とテックブログの進行管理、技術イベントの運営などをになっています。今度アソビューオフィスで技術イベントをリアル開催するんですが、その司会もやってみることにしました。緊張するけど今から楽しみです。
私は、割となんでも「面白そう」と思っちゃうタイプではあるんですが、「挑戦が次の機会を作る」と思っています。
ポジティブにいろんなことに挑戦していれば、その姿を見て知ってくれた人が次のチャンスを与えてくれると思っています。だから何事も前向きに挑戦と思ってますが、これは同時に私のメンタルの安定にもつながるんです。
というのも、やはり女性である私はキャリアのどこかで、妊娠・出産などで一定の期間ブランクになることがあります。進化の激しいフロントエンドの業界でブランクをようするのは一定の不安があります。その時に技術広報を始め、いろんなことにチャレンジできているのは、自分の可能性を広げることに繋がり、私のココロも安定するんです。

前向きな挑戦で、自らの可能性を広げる遠藤は今日も新しいことに取り組んでいる。

撮影:加藤源也


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