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Squad? Branch? 一見変わって見えるウォンテッドリーの組織構成をご紹介!

こんにちは!ウォンテッドリーの “Business Hiring Squad” に所属している池田です!

今回は、候補者のみなさんからよくご質問いただく ウォンテッドリーの組織構成 について書いていこうと思います。

いきなりですが、ウォンテッドリーの組織構成はこんな感じです。


さあ、これを見てみなさんはどんな感想を持つでしょうか?

「分かりづらっ....!!!!!」

という感想がでる人が多いのではないでしょうか? (そうでなかったら私の驕りです。。ごめんなさい🙏)

そうなんです。結構分かりづらいんです。なので、今回はそれぞれの組織について、なるべくわかりやすく解説していきたいと思います。

はじめに

まずはじめに、この組織構成ですが、実はあの Spotify が一時期導入をしたことで話題になった組織図を参考にしています。以下はその時の Spotify の組織構成です。なんとなくウォンテッドリーの組織構成と似た雰囲気を感じませんか?

画像引用:Spotifyのスケーリングアジャイル – 部隊、分隊、支部やギルドと共に歩む(Spotifyモデル)| daipresents

もしSpotify モデルについて詳しく知りたい方は、リンクを貼るので参考に読んでみてください。

Spotifyのスケーリングアジャイル - 部隊、分隊、支部やギルドと共に歩む(Spotifyモデル)
(注)ヘンリックの許可を得てざっくり意訳しました。原文は『 Scaling Agile @ Spotify with Tribes, Squads, Chapters & Guilds 』です。訳に対するヘルプも歓迎します。Thanks Henrik, this article is great for me ...
https://leantrenches.wordpress.com/2013/10/16/scaling-agile-at-spotify-ja/


ウォンテッドリーの組織構成は Spotify のモデルを参考にしているということはわかったと思いますが、さすがにこれでは具体的なイメージはつかないですよね...

それでは、ここから具体的な組織について説明していきたいと思います!

Squad について

Squad は一言で表すと「共通の目的を持ったグループ」を指します。仕事の多くは、同じ Squad のメンバーと共通の目的に向かって業務を進めます。


各 Squad には3-8人ほどのメンバーがいます。これ以上分割したら互いのシゴトの影響範囲を把握するために無駄が増え、これ以上大きくなるとコミュニケーションコストが増えて意思決定に時間がかかってしまうような、そのメンバーでまとまって動くことが最適だと考えられる規模のチームです。

以下、Biz Branch(後ほど説明します)に存在している Squad の一例をご紹介します。

  • Upgrade Sales Squad(Wantedly の利用企業を増やすことを目的に営業活動を行うチーム)
  • Account Sales Squad(Wantedly をすでに利用いただいている企業様へさらなる価値提供を行うことを目的としたチーム)
  • Business Hiring Squad(Biz Branch の採用を目的としたチーム)
  • Mobile Search Squad(利用企業側のプロダクトの品質を維持、向上させることを目的としたチーム)
  • Customer Support Squad(モバイルアプリの検索機能の魅力を高めることを目的としたチーム)
  • Business Infra Squad(ビジネスチームが効率よく確かな意思決定ができるよう、データ基盤の構築、改善を目的としたチーム)

このように目的別に括られた最小単位の組織が Squad です。

ちなみに、開発とコーポレートの部門もあるので、全社だと2024年1月現在は 40 弱 ほどの Squad が存在しています。ウォンテッドリーではこの Squad を基本単位として、日常業務に取り組んでいます。

続いて、Squad の集合体である Tribe についてご説明します!

Tribe について

Tribe は「Wantedly Visit の事業を推進していく」といった大きな目的ごとに複数の Squad がまとまった大きなチームを指します。いわゆる事業部のようなものを想定していただけると良いかと思います。

2023年1月現在では、以下の Tribe が存在しています。

  • Visit Tribe(Wantedly Visit の事業を推進していくチーム)
  • International Tribe(Wantedly Visit の海外事業を推進していくチーム)
  • Engagement Tribe(Engagement Suite の事業を推進していくチーム)
  • Ground Tribe(ウォンテッドリーの組織基盤を支えるチーム)

ここまで、Tribe, Squad のご説明でしたが、

Tribe > Squad > メンバー という階層構造をイメージしていただけましたでしょうか?

それでは、また別の区切り方で組織を見ていきましょう!

Chapter について

Chapter は職種で区切られたチームのことを指しています。「目的」ではなく「職種」です。同じ職種のメンバー同士での知見共有などを通じた技能向上が期待されている組織です。

ビジネス側では、以下のような Chapter が存在しています。

  • Business Chapter(営業を担うチーム)
  • Marketing Chapter(マーケティングを担うチーム)
  • Biz Eng Chapter(ビジネス側のシステム開発を担うチーム)
  • Operation Chapter(ビジネス側の業務オペレーションを担うチーム)
  • Support Chapter(サポート業務を担うチーム)
  • HR Chapter(採用や組織づくりを担うチーム)

こちらも開発とコーポレートがあるので、全体だと 20 ほど Chapter が存在しています。

なんとなくわかった人がいるかも知れませんが、この Chapter が複数集まったものが Branch になります。最後に Branch について説明していきます!

Branch について

Branch は職種で大きく分類し編成したチームです。先程述べたとおり、Chapter が複数集合して編成されています。

ウォンテッドリーには開発、ビジネス、コーポレートの3チームが存在します。

  • Dev Branch
  • Biz Branch
  • Corp Branch

Squad と Tribe の関係同様、Chapter と Branch 2つのチームが存在していて、
Branch > Chapter > メンバー、という階層になっています!

さて、ここで最初の組織構成を見返してみましょう。

ちょっと関係性がわかってきませんか?

改めてまとめると、以下の構造になっています。この記事を通じて理解が深まっていると嬉しいです!

  • 目的別組織:Tribe > Squad
  • 職種別組織:Branch > Chapter

おわりに

今回のストーリーはいかがでしたでしょうか?
私たちウォンテッドリーのメンバーは、こんな組織で働いています!

少しでもウォンテッドリーの組織について理解が深まっていたら幸いです。

また、記載したように各チーム構成によってたくさんのチームが存在しています。
次回はより具体的に各チームの役割や業務内容について発信したいと思いますので、お楽しみにお待ちください!

これを読んで Wantedly の働き方に少しでも興味があると思ってくれた人は、ぜひカジュアルにお話しましょう。みなさんからのご応募を楽しみにしています!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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