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あたらしい採用に必携の書。『すごい採用』カバーデザイン解説

2022年10月、ウォンテッドリーの人事責任者・大谷昌継が執筆した書籍『すごい採用―考え方を変えれば採用はうまくいく』が出版されました。
装丁デザインは、ウォンテッドリーのロゴリニューアルなどを手がけ、長年当社のブランドを牽引してきたデザイナー・菅谷真央が担当。

今回の記事では、本書籍の企画背景とカバーデザインのコンセプトについて解説します。

これからの採用市場における“バイブル”をつくる

出版社の方からお声がけをいただき、本書籍の企画が動き始めたのは2019年頃。しかし、その後のコロナ禍によって、採用市場は一時大きく冷え込み、書籍の企画も根本から見直すことになりました。

1年以上にわたる検討の末、辿り着いた新たな方向性は、これからの採用市場に携わるすべての人に向けた“バイブル”。はじめて採用に関わる人からマネジャーの方まで、幅広い読者層の方に長く使っていただける1冊を目指すことになりました。


こうした方向性のもと決まったタイトルが『すごい採用』です。書店で展開されたときにパッと目に飛び込んでくるインパクトとわかりやすさを重視しました。

また、サブタイトルの『考え方を変えれば採用はうまくいく』は、「採用市場にパラダイムシフトを起こす」「業界のニュースタンダードをつくる」というウォンテッドリーの思想に接続しており、本書を通じてパラダイムシフトが起きたときの感動を「すごい」という形容詞で表現しました。

「売れるだけ」でなく、「愛される」本を目指して

採用の未来を象徴する本として、一過性のブームとして売れるものではなく、長く愛されるものをつくりたい。そうした考えのもとデザインしたブックカバーは、マーケティングのためのテキストを帯に集約し、シンプルで堂々とした印象に。

ウォンテッドリーのコーポレートカラーである水色を使用した案もありましたが、「ウォンテッドリーが出しているから」ではなく、「いい本だから」手に取ってほしいと、カバーデザインやキャッチコピーからはウォンテッドリーらしさをあえて完全に排除し、ビジネス書として広く受け入れられるデザインに仕上げました。

カバーデザインのボツ案

また、用紙は十分な耐久性を持ち、絹目のような上質さのあるミニッツGAを使用。英字部分には銀インクを採用し、更にインクの擦れ防止の為グロスニスを塗っています。長く使っていただくためにディティールにもこだわっています。

書店等にてお見かけの際は、ぜひお手にとってご覧ください。

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