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「シゴトでココロオドルひとをふやす」をミッションに掲げているウォンテッドリー株式会社では、就職活動に取りくむ学生が、より早い段階から“ココロオドルキャリア”を考えるきっかけを提供するプロジェクト「Campus W,」を展開しています。
本記事では「Campus W,」出張編として、宮城県東松島市にある鳴瀬未来中学校の生徒さんたちと、会社や学校生活など、日常をもっとワクワクさせるためには何が大事なのか?を一緒に考えたイベントの様子をお届けします。
宮城県にある東松島市立 鳴瀬未来中学校は、東日本大震災で甚大な津波被害を受けた地域に2013年に設立された中学校です。東松島市や石巻市を中心に活躍する職業人の方々から、中学2年生がその職業について話を聞く会『ジョブ・カフェ』という活動も積極的に行っており、早い段階での進路・キャリア選択を考えさせる機会を展開しています。今回の授業では2年生の2クラス、約50名とオンラインでお会いしました。
・村上 実弥美 / カスタマーサポート
千葉県出身。千葉の商業高校から、東京情報大学へ進学し、大学生時代は3年間オリエンタルランド(ディスニーシー)にてキャストのアルバイトを経験。グローバル人材向けの求人サイト運営会社に新卒で就職した後、2021年にWantedlyへ転職。
・五十嵐萌子
「Campus W,」 の企画担当。神奈川県にある中高一貫校の女子校から、法政大学キャリアデザイン学部に進学。マスコミ系の就活を経てインターネット広告などを扱うベンチャー企業へ入社。2019年にWantedlyへ転職。「新・RPGジョブ診断」の開発・企画を行う。
Wantedlyは、企業の条件面や外側の情報のみではなく、掲げているミッション・ビジョンに共感し、マッチングを促すサービスとして多くの方に利用いただいています。
そんなWantedlyを運営している私たちだからこそ、中学生たちにも「自分のミッションを掲げることの大切さ」を知ってほしいと、今回の授業ではミッションとビジョンについてを学べる内容にフォーカスしました。
まず、目の前の目標・使命になるものがミッション、将来的な壮大な夢のようなものがビジョンという違いについてトークセッションを開催。ミッションやビジョンといった単語は聞いたことはあるけれど、ちゃんとした意味の違いを初めて知ったという生徒さんや、片方だけ知っていたという生徒さんにとって新たな発見があったようです。
続いて、中学生が楽しみながら授業に参加できるよう、世界で有名な大手自動車メーカや、大手コンビニエンスストアのミッションを、社名やロゴを隠した状態で紹介。分かった人は手を挙げ、どこの会社のミッションか当てるクイズを実施しました!
ミッションの中に書いてあるキーワードをヒントに、生徒さんたちは次々と正解を連発。こうして、自分の知っている企業や身近なサービス、製品を作った企業の思いやビジョンに触れ、仕事や会社に興味をもつ生徒さんが少しでも増えたら良いなと思います。
企業のミッションやビジョンに触れたところで、次に1人1台ノートパソコンを駆使して「新・RPGジョブ診断」を受診するというワークショップを実施しました。
診断結果には、全20種類のキャラクターに合ったそれぞれのミッションが表示されます。それらのミッションを元に、今度は自分の掲げたいミッションやビジョンを考えてみようというメッセージをお伝えすべく、ゲーム感覚で楽しめるワークショップを開催しました。「俺、勇者だった〜!」「○○ちゃんは何だった〜?」というような声もたくさん聞こえてきており、隣の席のお友達と見せあったりして非常にワイワイしながら楽しんでいただけたようです。
ちなみに、今回オンライン授業を行った社会人2名の診断結果とミッションはこちら!
村上さんは「クリエイティブな活動で会社や商品の認知度を向上させる」ミッションに共通点があるとのことでした。現在、Wantedlyのカスタマーサポートとして、Wantedlyに掲載されている募集やストーリーのクリエイティブチェックを行っている村上さん。企業の見せ方や表現方法に関するアドバイスなども行っており、まさに踊り子の強みやミッションが当てはまっています。
五十嵐の場合は、「Campus W,」 のイベントや採用広報活動など、こちらも妖精のもつ強みを活かしつつ、「多くの人と出会い、多種多様な人脈を作る」というミッションを掲げながら活動をしていることを紹介させていただきました。
そして、ミッションやビジョンがまだ定まっていない場合、ヒントは学生生活のあらゆる場面に落ちているかもしれないので、色々なことに挑戦したり、努力することが大切だというメッセージで締めくくりました。
学生時代、幼少期から大好きだったディズニーシーでキャストのアルバイトを経験したという村上さんは、「自分にも出来るかも?と思って挑戦したら夢を叶えることができた。やる前からどうせ無理だと諦めず、ぜひ色々なことに挑戦してみてほしい」と中学生にエールを贈りました。
今回の授業を受けたそれぞれの生徒さんが、これからの学校生活で自分なりのミッション・ビジョンを掲げ、自分の目標に向かって勉強や部活で羽ばたいてくれたら…と願います。
今回のオンライン授業が終わり、生徒さんにアンケートを行ったところ、89.6%の方が「仕事に良いイメージが持てた・ワクワクした」と回答してくれました。
中には、Wantedlyが目指す「シゴトでココロオドルひとをふやす」というミッションに非常に共感してくれたのか、ウォンテッドリーに入社したい!といったリクエストもあってとても嬉しい気持ちになりました。
▼今日の授業で、仕事や働くことに対してのイメージは変わりましたか?
学校生活では学ぶ機会が多くはない、ミッションや働くことという概念について、多くの学生さんが何かを感じてくれたようです。感想も、一部ご紹介します。
・Aさん
私は将来のことについてまだしっかり考えられなくて、自分の強みや弱みがわからなかったけど今日の診断を受けて少し将来のことについて考えられたと思います。楽しかったです。
・Bさん
やっぱり今は将来についてあまりイメージが沸かず、今後大丈夫なのかと不安になる部分もありますが、色々な経験をして頑張っていきたいと思います!
・Cさん
会社ごとにいろんな目標があることがわかりました。そして自分でも目標をもって、努力することの大切さを学びました。
・Dさん
「まずはやってみよう」という話が印象に残っています。諦めなければ必ず夢は実現するということが伝わって将来が楽しみになりました。
・Eさん
辛い仕事ではなく、ワクワクするような仕事を目指しているというところが印象に残っています。自分もワクワクするような仕事につきたいなと思いました。
木村 浩之 教務主任(担当教科:技術・家庭科)
現在、私たちの中学校では技術の授業で「ものづくり」について学ぶ機会があるのですが、ものづくりの授業というと、作って終わりのイメージがあるかと思います。しかし私は、ものづくりには、消費者の生活をより豊かにしたいという設計者や製作者の思い=「ものづくりのミッション」や「ものづくりのビジョン」があると感じています。
そこで今回はその見えない思いがあることを子供たちに伝えるべく、Wantedlyさんと協同で「仕事」の視点からミッションやビジョンについてお話をしていただきました。人生にも仕事にもミッションやビジョンがあり、達成するために楽しみながら邁進していくことを子供たちは感じていたようです。技術科の学びを入口に、人生のキャリアを考えるための時間となりました。ありがとうございました。
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Wantedlyはこれからも「シゴトでココロオドルひとをふやす」というミッションの実現に向け、大学生や中高生、小学生の「キャリア教育」分野にも積極的に関わっていけたらと考えています。全国の小・中・高等学校の先生や関係者の皆さんからのご応募、お待ちしております。
・小学校で「新・RPGジョブ診断」をつかったキャリア教育授業を開催しました|Campus W, 出張編レポ vol.1