高橋 あずさのプロフィール - Wantedly
仕事は工夫次第でもっと楽しくなる。 様々な業務経験をさせていただいたので、一言で表すのは難しいのですが、仕事をする上で大切にしていることは「会社が何を求めているか」です。その目的に沿って全体最適は何か?を考え、行動するように心掛けています。 ...
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大手企業の総合職からキャリアをスタートした後、10名規模のベンチャー企業を経て、現在はウォンテッドリーで「事業に伴走する法務」として活躍する高橋あずささんにお話を伺いました。
自らを「不器用だった」と振り返る高橋さんが、どのようにして法務という「天職」に巡り合ったのか。
その裏側には、理想の自分と現実のギャップに悩みながらも、目の前の仕事に自分なりの「意味」を見出し続けてきた、ひたむきな軌跡がありました。
――新卒で大企業に入社されたとのことですが、当時はどんな想いで働いていたのですか?
当時は総合職が主流の時代で、何でも万能にこなせる先輩たちに憧れていました。でも、正直に言うとずっと葛藤があって。勉強は合格ラインが明確で努力が結果に直結しますが、仕事はそうじゃない。自分に適した仕事ってなんだろうって、常に自問自答していましたね。
――具体的には、どういった部分に「葛藤」があったのでしょう?
私は元々「なんでそうなるんだろう」って疑問を持つタイプなんです。だから、意図の読めない仕事を「とりあえずやって」と言われるのがすごく苦手で……。当時の上司には「まずやってから意見を言え」ってよく怒られていました。きっと扱いにくい部下だったと思います笑。
――意志がはっきりしていたのですね。そこから10名以下の会社へ転職されたのは、かなりの環境変化ですよね。
そうですね。500人規模の会社だと全体像が見えなくてヤキモキしていたので、一気通貫で全部自分で担当したかったんです。実際、入ってみたら「前例がないならまずやってみよう!」という世界。トライ&エラーで改善していく姿勢が、自分の意見を形にしたい私にはすごく合っていました。
――その少人数のフェーズから、一気に50人規模まで増える急成長期を経験されたとか。相当ハードだったのでは?
もう、必要であれば何でもやりましたね。でも、その過渡期を経験できたおかげで、法務や情報システムという仕事に出会えたんです。「根拠を確認したい」「仮説を立てて動きたい」という自分のスタイルが、これほどマッチする仕事があるんだ!って、ようやく自分の適性を見つけられた感覚でした。
――今は法務として活躍されていますが、あえて「法務」を選んだ決定的な理由は何だったのですか?
正直、情報システムも楽しかったです。これからの時代にITスキルは不可欠なので、そういった意味でも良い経験になったなと。でも、自分の適性や強みを考えた時に、これまでの多様な実務経験を一番生かせるのが法務だと思ったんです。
――「多様な実務経験」が生かせる、というのは?
私は様々な業務を経験してきた経験があるので、法務の専門家として歩んできた方とは別の価値が提供できるはず、と思ったんです。今まで習得するのに必死だった数々の業務経験を無駄にしたくない。そう考えた時「すべてを生かせる法務が最高じゃないか!」って、点と線がつながった感覚がありました。
――なるほど。具体的に、過去の経験が今の業務にどう生きていると感じますか?
例えば契約書を確認する時ですかね。契約条文をチェックするだけではなく「この取引、実際に現場で実行する時はここが大変だったな」と、双方の業務を妄想しながら懸念点を考えるようにしています。これは、実務を自分でやったことがあるからこそできることだと思っています。
――それは心強いです!現場からするとすごくありがたいですね。
営業の方はスピードを求めていますし、開発の方は機能の実現を考えています。彼らとは違う脳を使いながらも、同じ方向を向いて伴走できること。そこに自分の介在価値があるんじゃないかって思いながら、日々向き合っています。
あとスケジュール管理にもこれまでの業務経験が役立っていると感じています。決められた研修等は絶対に倒さない。あらかじめイレギュラーを予期して前倒し対応する。ここは徹底しています笑。
――高橋さんは今後、どのような姿を目指していきたいですか?
時代は専門職重視になっていますが、私は総合職出身として、これまでのキャリアを歩んできました。だからこそ、その多様な経験を糧にして「高橋だから提供できる価値」を法務という軸で最大化していきたいと考えています。より多くの人に貢献できる専門家になりたいですね。
――キャリアに悩んでいる読者の方へ、高橋さんならどんなアドバイスを送りますか?
キャリアの選択は途中で変わってもいいと思うんです。ただ、どんなに単純に見える業務でも「自分なりに意味や価値を見出す」ことだけは忘れないでほしいです。目的意識を持って取り組めば、そこでの経験は必ず後から繋がって、選択肢を広げてくれますから。
――「意味を見出す」ことが、未来の自分を助けてくれるんですね。
そうですね。何事も挑戦ですが、自分なりの意味は持ってほしい。そうやって積み上げたものは、いつか自分だけの武器になります。私たちと一緒に、前を見据えて伴走してくれる仲間が増えたら嬉しいですね!