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エンジニアが語るバカンの魅力

こんにちは!株式会社バカンのもっちです。

今回はバカンにいるエンジニアの生の声を座談会形式でお届けします。

バカンには事業本部ごとにSW/HWエンジニアがおり、今回はDX事業本部のソフトウェア開発チームでマネージャーをしている横山さん(よっちゃん)とシニアエンジニアの川崎さん(ケニーさん)にお話いただきました。エンジニア目線のバカンの魅力について、非エンジニアのもっちが本音に切り込んで聞いてみました。
バカンにはあだ名文化があり、今回はよっちゃんとケニーさんという形で表記してまいります。

◼︎横山慶(よっちゃん) トップ画像左

茨城県出身。横浜国立大学教育科学部卒業。 大学時代の専攻はフロイト哲学と社会学。ウェブサイトを作りたいと思い、独学でプログラミングを開始。そのままWebベンチャーにエンジニアとして就職。 2021年11月にVACANへ入社。人と環境に優しいプログラミングが得意。

◼︎川崎賢弥(ケニーさん) トップ画像右 

兵庫県出身。大阪大学情報科学専攻科を修了後、地元の現金処理機メーカーに入社。クラウド環境を活用した新規事業の立ち上げプロジェクトに参画し、主にWebフロントエンドの開発に携わる。ある時たまたま見かけたバカンの試行実験が縁で、2020年1月よりフロントエンドエンジニアとしてバカンに参画。基本はゲーマー。

“『やり方を縛ることはできるけど、個人の裁量ややりたいようにやってもらえる環境を大切にしたい』”

(もっち)
エンジニア目線で見るバカンの魅力ということで、早速ですが、本音に切り込んだ質問いきたいと思います。バカンにはコレがあるから入社を決めた!という入社時の理由と、今もバカンに残ってエンジニアをしている理由を教えて下さい。

(ケニーさん)
前職時代にたまたまJR駅構内の店舗の空き状況をセンサーで計測してサイネージで可視化するPoCをしているところを見て、面白い検証をしている会社があるんだなと記憶に残っていました。その後、転職を考えたタイミングでスカウトが来た時に、あのときの会社だと直ぐにわかり、選考に進むことを決めました。

選考で印象に残っているのは、当時僕は関西に住んでいて、初めてのオンライン面接だったのですが、画面には7,8名のエンジニアがずらっと横に並んでいて面食らったのを覚えています。各々自由に話しているし自然体な感じがして、面接の堅いイメージにはないギャップに魅力を感じました。後から聞いた話ですが、当時は面接のフローもちゃんと決まってない中で「採用面接するぞ!」ってなったときにエンジニアみんな参加しようとなったらしく(笑)。今はフローも決まって、そんな大人数で面接することはなくなりましたね。

今もバカンに残っている理由は記事向きな内容ではないですが、積極的に転職をしたくなる理由はないからです(笑)。これだけ聞くとめちゃくちゃ聞こえが悪いですが、今の環境がいいなと思う部分もちゃんとあります。

例えば仕事の進め方で言うと、どのツールを使って、どの技術選定をして、設計をして…といったところにかなり自由度があります。もちろん会社としての方針や、開発に関わるチームと合意を取る必要はありますが、立場が上の人から「これを今から言う通りに作れ」、みたいなことがないのはかなり働きやすいです。

前職では頑張って作ったものが1年経っても2年経ってもなかなかリリースに至らない事もあって、未来に不安を感じていました。バカンでも当然会社が成長できるかという不安はありますが、どんどん新しいものを世に出してチャレンジしていこう!という風潮があるので今のところ会社が『もう無理、解散!』と言わない限り離れるつもりはないです。

(もっち)
有難うございます。よっちゃんはどうですか?

(よっちゃん)
入社時に魅力を感じたポイントは『面白そうな自社プロダクト』『エンジニアリングのレベルが高そう』『勢いありそう 』の3点です。

当時から恵比寿ガーデンプレイスにAirKnockが導入されていて、人の優しさにフォーカスしたプロダクトがとても面白いと思いました。
前職のエンジニアはどちらかというとジェネラリストが多く、スペシャリストがあまりいませんでした。選考は田巻さん(現執行役員)、ケニーさんとの面接でしたが、質問の内容から考え方が見えたり、ただ作るのではなく何を考えて作るのかを伝えてくれた時に、技術的な深みや自分に無かった伸び代を感じました。面接自体はカジュアルの中にほどよい緊張感があったのと、二人の関係性を見た時に、頑張って勉強したら面接時に感じた伸び代を自分のものにできそうな環境だと思いました。
合わせてコーポレートサイトを確認した時、実績の中に自治体の名前が入っているのを見て、ちゃんとしている企業だと思ったのと同時に自治体への導入のリリースの数や更新頻度が高く、勢いもある会社なんだと思いました。

今もバカンに残っている理由は常に新しいチャレンジが待っている環境で飽きないからですね。課題は様々あり、アプローチ方法などの裁量が個人やチームに任されています。基本的にプロセスを細かく指示されることはなく、アドバイスを求めれば協力的に関わってくれる仲間もいます。もちろんスピードも大切だけどいいものを作ることが推奨され、クオリティーありきのエンジニアリングができるので「ユーザーへの価値提供」を妥協することはありません。これはバカンに入って自分の中で一番大きく変わったマインドセットかもしれないです。「自分がユーザーへ胸を張って価値提供できるものを作れているか」に対して妥協したくないと思うようになりました。。

(ケニーさん)
以前、田巻さんがエンジニアに対するスタンスを『やり方を縛ることはできるけど、個人の裁量ややりたいようにやってもらえる環境を大切にしたい』と宣言していて、現状のバカンのエンジニア環境は、それが体現されていると思います。



"バカンの魅力は?バカンで活躍できるエンジニアとは?"

(もっち)
裁量があるのはいいですよね。バカンのエンジニアは皆『いいものを作りたい』という想いに溢れていて、丁寧なコードを書いているというイメージがあります。
ではここで、非エンジニアのもっちではわからないエンジニアが会社を選ぶ基準についてchatGPTに1〜6番まで出してもらいました。1〜6番の中でお二人が感じるバカンの魅力は何番が該当すると思いますか?

ChatGPTに聞いたエンジニアが魅力に感じる会社の条件

>1.技術スタック・プロジェクト内容
 ・最新技術を使っているか、自分が成長できる技術的なチャレンジがあるかどうか。
 ・プロジェクトのスケールや社会的インパクト、技術的難易度。
>2.成長機会とキャリアパス
 ・技術者としてのスキル向上やキャリアの成長機会があるかどうか。
 ・会社が提供する研修制度やサポート体制、社内のキャリアパスが魅力的かどうか。
>3.企業文化とチームの雰囲気
 ・企業の文化や、他のエンジニアや同僚とのコラボレーションの質、コミュニケーションスタイルが
  自分に合っているかは、働きやすさに大きく影響します。例えば、オープンな文化やアジャイルな
  働き方を重視するエンジニアも多いです。
>4.ワークライフバランス
 ・仕事とプライベートのバランスがとれるかどうか、リモートワークの可否や、フレックス制度などの
  柔軟な働き方ができるかも重要です。特に近年、エンジニアの間ではこの要素が大きな決め手に
  なっています。
>5.報酬と福利厚生
 ・給与水準やストックオプション、ボーナスなどの金銭的な待遇だけでなく、健康保険や育児支援、
  教育補助などの福利厚生も重要な要素です。
>6.会社のビジョン・ミッション
 ・会社が掲げるミッションやビジョンに共感できるかも、エンジニアにとって大きな決め手になります。
  自分の仕事が社会にどのように貢献できるか、会社の方向性に賛同できるかを考慮する人もいます。

(よっちゃん)
左から当てはまる順に6  > 4 > 2 です。

6. 会社のビジョン・ミッションについては、転職活動していた当時「ビジョナリー・カンパニーZERO」という本を読んだ時に、印象に残っている内容で「偉大な企業になれるかどうかの一番重要な指標は、バスの重要な座席にふさわしい人材が埋まっている割合だ」という話があり、事業のミッション・ビジョン(目的地)に共感した人を乗せる(採用する)と書かれていました。いい機会だし、そういう会社で僕も働いてみたいと思い、転職活動の軸として考えていました。バカンにはミッション・バリュー・カラーがあり、特にバリュー※1はめっちゃ好きです(笑)。この3つのことを考えたときに、それを体現した取締役の顔が浮かぶくらい、VACANの大切にしている考え方や文化を表していると思います。この3つに共感してもらえるのであれば合うと思います。

※1 バカンのバリューはPride&Respect、Trust&Lead、Delight&Integrityの3つ。バリューに関する記事はこちらから。(【代表インタビュー】「いま空いているか1秒でわかる 優しい世界」を目指して

4. ワークライフバランスは、バカンの働き方は人によって向き不向きがあると感じているという話です。言葉にすると『孤独になろうとする人は、とことん孤独になれちゃう』。

(ケニーさん)
これめっちゃわかります。

(もっち)
そうなんですか?これ全然わからないです(笑)。

(ケニーさん)
積極的にコミュニケーション取らない人は孤独になれるってことですよね?

(よっちゃん)
そうですね。働き方はフルフレックスで良くも悪くも強制参加のイベントは無いし、出社も強制ではないし、特にエンジニアはチャットベースで仕事を進められてしまうんですよね。僕自身も入社当時は環境に慣れていなかったため、正直寂しかったです。前職がフル出社で対面での働き方しか知らなかったので、入った当初はバカンの働き方が結構ドライに見えました。今は定期的に出社しつつ、定期的に開催されるオフラインのイベントにも出席するようになったので、当時のような寂しさを感じることは無くなりました。僕が体験したことでもあるので、新たに入社してくれるエンジニアにはそういったことが無いように気をつけてます。

2. 成長機会やキャリアに関しては、エンジニアは勉強するかどうかが大事だと思うので、自分次第だと思っています。エンジニア間には部署の壁は無いため、得意な人に聞きたい時に聞ける環境です。業務遂行に必要なものを能動的に学習できる人やアカデミックに学びたいと思っている人もいるため、成長機会を、自身の課題や成長ポイントを理解し、行動できる人は必ず成長できると思います。

(もっち)
ではケニーさんにも是非聞いてみましょう。

(ケニーさん)
僕が思ってる基準を出してみて、よっちゃんとどれぐらい違うかを確認したいんですけど、1.2が重視しているところ、その次に4.5、その後3です。結果的に1.2>4.5>3。

(もっち)
ケニーさんがバカン選んでいた時の話は、3じゃなかったですか?(笑)

(ケニーさん)
前提として、当時やってた技術スタックとバカンで利用しているものが似てました。MEANスタック(MongoDB / Express / Angular / Node.js)と呼ばれるJavaScriptを軸にした技術スタックにTypeScriptを導入した環境で開発を行っていましたが、バカンではVueやNode.jsにTypeScriptを導入した環境がメインだと聞いたので、今までのスキルをそのまま使えそうなイメージを持てたのが一番大きかったです。

先程も触れましたが前職では3年程エンジニアとして仕事をしている間に、世間にサービスリリースをするという経験ができませんでした。だから作ったものを世間にリリースしてフィードバックもらって改善する…というサイクルを経験してみたいという気持ちがありました。バカンがサービスを提供しているサイネージを見た時に『おもろいサービスだな〜サンプル集めをしているんだな〜』という印象があり、モノ作って→出してみて→フィードバックもらって→改善して→使ってもらって…というサイクルをたくさん回せそうだと思いました。

実際入社してみて、新しいモノを作ってリリースするまでと、リリースしたプロダクトを運用したりフィードバックをもらって改善して成長させていくフェーズでは求められるスキルが異なっているなってことに気付かされました。ここは僕自身の経験の幅が広がったので、大きく成長できた点だと思います。

"一緒に働きたい人ってどんな人?"

(もっち)
非常に参考になりました!お二人は同じチームで社内で幅広く活躍されていますが、違いがあることでバカンに感じている魅力も違っていて、エンジニアがバカンを選ぶ理由にもいくつかパターンがあることがわかりました。
では最後に、お二人がどんな方と働きたいか教えて下さい!

(ケニーさん)
難しい質問ですね…強いて言うなら、「調べ物を嫌がらない人」ですかね。業務の性質上、調査・ドキュメントを読む・不具合報告があるかどうか探す等、調べ物をする機会がとても多いので、そういう行為を嫌がらない人だと一緒に仕事しててスムーズに行くことが多いだろうなと思いました。

(もっち)
かなり具体的な行動レベルでありましたね。

(ケニーさん)
あとは、「積極的に一次情報に当たりに行く人」です。もしくは「調べ物した結果の妥当性を考えられる人」。調べ物を積極的にするタイプだったとしても、どっかの個人が書いた「やってみた」ブログをそのまま鵜呑みにされても、環境が違って適用できないとか、一時的なワークアラウンドであって根本的には解決してない…みたいな部分があるので、一次情報を当たりに行ったり、自分で検証してみたりするタイプの人とだと一緒に働きやすいだろうなと思います。

(もっち)
よっちゃんにもお聞きしたいです!

(よっちゃん)
VACANのミッション/バリューに少しでも共感してくれる人です。
チームとして動く以上、趣味や嗜好は違っても同じ目的をに対して協力する必要があると思います。
(仕事において)人との間に壁を作らない人、人のことを信頼できることはチームとして働く時に大切だと思っていますし、バリューの中にもTrust&Leadとあるように必要なことだと思います。
具体的には、「チームを盛り上げてくれる人」「チームとして働くのが好きな人」「面倒見がいい人」です。

あとは、「自分の物差しを持ってる人」です。『上司が言ってるから』ではなく、自分の経験や思考で意見を言えないと、作ったものに対して責任を取るのは自分だと思えないと思います。エンジニアは正解がないことがほとんどなので、お互いにプライドを持っていいものを作っていければと思います。

(もっち)
お二人共、本日はお忙しい中お時間いただきまして有難うございました!!

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