仕事内容・プロジェクト内容(担当領域、使用技術など)
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企業のDXを、要件定義から支える。
一次請け×自社完結の開発現場。
私たちヴィジョナリーバンガードでは、業務システムからモバイルアプリ、Webサービスまで、企業のDXを支援する幅広い受託開発を手がけています。案件はすべて一次請けで、要件定義から設計・実装、保守運用まで、クライアントと並走する形でプロジェクトを進めています。
担当するプロジェクト例
■ ウィンタースポーツ向けGPSアプリ「yukiyama」
累計70万DL超のスマートフォンアプリ。スキー場での滑走履歴や仲間との位置共有、SNS機能などを備えたサービスです。Swift(iOS)とKotlin(Android)を用いたスマートフォンアプリ開発に加え、Laravel(PHP)とMySQLを基盤としたAPI開発・管理画面の実装、AWS上でのインフラ構築・運用も担当しています。開発環境はDockerやVirtualBoxを利用し、GitHubでバージョン管理を行う体制です。
■ 建材メーカー向け 業務DX支援システム
大手建材メーカーの「業務効率化」と「営業支援」を目的とした、BtoB向け業務DXシステムを構築しました。 複数の部門が関わるサンプル品の発注フローや膨大な商品マスタの管理、施工現場の情報共有など、建材メーカーならではの複雑な業務要件に対応するため、現場ヒアリングを重ねて要件を丁寧に抽出。業務の可視化と標準化を前提に、業務設計からアプリケーション開発までを一貫して手がけました。
開発言語は PHP(Laravel)とVue.js を採用。フロントエンドでは、ユーザーの操作性を重視し、表示の遷移や入力操作をスムーズに行えるよう工夫しています。UI設計では、ノンエンジニアでも直感的に操作できるよう、実際の業務フローに基づいたワイヤーフレームを作成し、画面構成や入力導線を丁寧に整理しました。
さらに、クライアント社内の業務改革チームと密に連携しながら、「属人化の解消」「操作ミスの防止」「リアルタイムな情報共有」の3点にフォーカスした管理画面を構築。発注履歴、配送管理、報告データなどをすべてクラウド上で一元管理することで、社内オペレーションの大幅な効率化を実現しました。
バックエンドでは、複雑な条件分岐を含むAPI連携や日次バッチ処理、帳票の自動生成なども実装。インフラには AWS(EC2, RDS, S3など) を活用し、構築から運用保守までを自社内で完結。高い可用性と拡張性を保ちながら、パフォーマンスチューニングやセキュリティ対応も継続的に行っています。
このプロジェクトでは、単なる業務システム開発にとどまらず、「現場の行動と意思決定を支える情報設計」が求められました。 結果として、現場からは「DX化による業務効率の向上と、営業支援機能による売上改善が実現できた」との声を多数いただき、開発チームとしても非常にやりがいのあるプロジェクトとなりました。
主な使用技術・開発環境
・フロントエンド:JavaScript(vue.js / Nuxt.js / jQuery) / Typescript / HTML / CSS
・バックエンド:PHP(Laravel / CakePHP / Symfony)
・データベース:MySQL(Aurora)
・インフラ:AWS(ALB, EC2, ECS, RDS, S3…)
・リポジトリ管理:GitHub
・CI/CD:GitHub Action / Code Deploy
・開発環境:Docker / Terraform
・チケット管理:backlog
・コミュニケーション:Slack
プロジェクトに応じて技術選定を柔軟に行っていますが、PHP(Laravel )+ AWS構成が中心です。
開発スタイルとチーム体制
主に、案件ごとにPM/PLを置き、5名程度のチームで開発を行います。要件定義やワイヤーフレーム作成はPMとデザイナーが連携しながら進め、設計〜実装フェーズではエンジニア主導で判断と提案を行います。各メンバーが「実装だけ」や「設計だけ」で終わるのではなく、上流から下流まで幅広く関われる裁量が特徴です。
5名規模のチームでは、エンジニアが3名程度になることが多いですが、案件の難易度や納期に応じてチーム構成を柔軟に変更しています。
例えば、リードエンジニアに経験の浅いメンバーを組み合わせて育成を図るケースもあれば、技術力の高いエンジニアを集中的にアサインし、一気にスピード重視で開発を進める体制をとることもあります。プロジェクトの性質に応じて最適なチームを組成できるのは、自社内で一貫して開発を担う当社ならではの強みです。
PMは、チームメンバーへのタスクの割り振りや進捗管理を担い、開発全体の舵取りを行います。開発指示や要望の伝達には、詳細な設計書を作成するよりも社内ミーティングを中心とした口頭・テキストでの情報共有を重視しており、アジャイルに近いスタイルでスピード感をもって開発を進めています。
そのため、特に経験の浅いエンジニアにとっては、一人でタスクを丸投げされることなく、
周囲に相談できる先輩エンジニアがいる安心感の中で、定期的な情報共有を通じて着実に業務を進めることができます。
弊社では、マニュアルや座学でのスキル習得よりも、実際のプロジェクトに参加しながら、設計力・実装力・課題発見力を実践的に身につけていくことを大切にしています。リアルな現場での経験を通じて、エンジニアとしての地力を育てていける環境です。
こんな方と働きたい
- 自社視点で提案しながら、クライアントと伴走してプロダクトを育てたい方
- エンジニアとして実装力を磨きつつ、設計・要件定義にも踏み込みたい方
- 新しい技術に前向きで、学習・共有が好きな方
- ただ作るだけでなく、誰のために何を解決するのかを考えられる方
プロジェクト単位ではなく、「人と向き合いながら、価値あるものをつくる」ことを大切にしている私たちの現場に、少しでも共感していただけたら、ぜひ気軽にお話ししましょう。