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CEO板倉にウーオの「これまで」と「これから」を語ってもらいました

こんにちは!HRチームの森田です!
もうGWから1ヶ月経つんですね!早すぎる・・そして梅雨の気配・・

ウーオにまつわるあれこれを色々書いていくぞと意気込んでいた矢先、「待てよ?当社の創業者であり代表である板倉さんの思いをnote上で取り上げてないな?!」と気付き、急遽トップインタビューを敢行💪

私自身も知らなかったウーオヒストリーがたくさん聞けたので、今日はそんなこれまでのウーオと、これからの先のウーオが目指していく姿についてお伝えできればと思います。

ストーリー登場は今回が初めてですね!今日はよろしくお願いします!

よろしくお願いします。この機会に、思い描いている構想やその経緯についてお話しできればと思います。


ウーオの事業構想をお話しいただく前に、ウーオで働くことに興味のある方も多くいらっしゃると思うので・・
採用面において、ウーオが大切にしていることって何でしょうか?

おお!早速人事関係の質問がきましたね笑
スキルセットはもちろんですが、それと同等にマインド面も重視したいですね。常にポジティブで、その状況に自分が置かれた時にどう行動するかを考えられる、とにかく自分事として捉えて動ける人と働きたいですね。
うまくいかない原因を何かのせいにしないことも大切ですね。スタートアップという環境下ですし、是が非でもやっていこうとする姿勢を求めています。


まさにバリュー「百折不撓」「全員当事者」「まずは小さな1ケース」を体現できる方ということですね。
各チーム、プロフェッショナルかつ個性強めのメンバーが揃っており、とても心強さを感じます!

そうですね。本当に良いメンバーが集まっているなと感じます。
2016年に広島で起業した当初は、周囲から人材面・ファイナンス面についてかなり心配されました。地方で起業してまもなく6年経ちますが、ここまで良いチームができてきたことは、本当に素晴らしいことだと思います。
2022年に入ってからは、4名の新メンバーがジョイン・CI刷新・取引先急拡大と大きな動きが続いており、水産流通に変革を起こしていく「これから先」を具体的に見通せるようになりました。
また、事業成長に伴い、起業当初の主観的かなとも思っていた仮説を実現できるという手応えも感じています。


板倉さんは漁師町の出身で、産地側からみた水産流通の課題を解決しようと起業されましたが、どのような仮説を立ててウーオを創業されたのですか?

「産地起点で水産業界の流通構造を変えていきたい」という想いから、一方通行ではなく双方向の取引ができるマーケットプレイスを作ることで、流通の最適化が行えるのではないかと思い起業しました。

水産流通はかなり販路が固定化されており、魚が余っているところ・足りていないところが日々各所で発生しています。それを解決するプロダクトを作りたいと考えました。
マーケットプレイスでの出品・購入により、新たな売り手と買い手のマッチングが促進されます。今まで価格がつかなかった魚や、地元で消費されていた魚も全国で売買されることで、相互に利益が生まれていくのではないかという仮説を立てました。

起業直後はカンファレンスに何度も登壇してベンチャーキャピタルとの接点を構築していき、資金調達を実施しました。

その後、2017年には今の「UUUO」の前身となるようなプロトタイプを友人と作り、何社かにヒアリングを行いましたね。
その中で、マーケットプレイスの構築をどんどん進めていくよりも、自分たちがまずプレイヤーとなって仕入や卸に関わる方が、早く仮説検証ができることに気付き、2018年に鳥取に出荷拠点「UUUO Base」を構えました。

仲買業者として買参権(セリに参加する権利)を取得した際も、何も実績を証明するものがない中、漁協や他の仲買業者さんへ出荷拠点を開設した想いや目的を丁寧に伝えることで、徐々に接点が広がっていきました。
周囲からアドバイスやお力添えをいただきながら、とにかくがむしゃらに動いていましたね。

め、目まぐるしいですね・・!ここからマーケットプレイスを構築していったのが、2019年,2020年だったということですね。

はい。マーケットプレイスにどんな機能があれば流通が活発になるのか、利用される方々のニーズをしっかり押さえていったのが2019年ですね。

現場目線での課題の解像度を上げるため、開発責任者であるCPOの土谷さんと、セリから出荷までのオペレーションを数ヶ月にわたって一緒に行うなどし、「どのような仕組みであればアプリ上で活発に売買が行われるか」を徹底的に探って、機能面に落とし込んでいったんです。

セールス面では、取引先として新たにスーパーマーケットの開拓を開始し、販路拡大を行いました。荷受や仲卸への流通を拡大していく中で、スーパーマーケットと直接やりとりを行うメリットがあることも分かってきたんです。ここも大きなターニングポイントだったのではないかと思いますね。

当時はまだ、アナログなやりとりで流通に関わっていました。
例えば漁獲情報は現在のようなアプリケーション発信ではなく、LINE@での配信でしたね。
ここから「複数の漁港の漁獲情報を集めて比較しながら確認することができると、買い手は何を仕入れると良いかを判断できる」ことが分かったので、複数漁港の漁獲配信を始めたという経緯もあります。

ここで事業の主軸が固まり、今のウーオがあるということですね。(現在では産地事業者80社、消費地事業者120社との取引実績)
課題に対し、原因を特定して、現場視点ですばやく解決していけること、デジタルに落とし込んでいけることがウーオの強みですよね。

まさにそうですね。「この業務をデジタルに置き換えるとこうなるよね」をひとつのプロダクトに集約していき、アプリ「UUUO」が出来上がったという感覚です。
僕らは、当事者として、まずアナログで小さく検証するということを行ってきました。
プレイヤーとして水産流通に関わったことで知見・経験を得られただけでなく、最短でプロダクトを検証でき、さらに同業者という立ち位置で、レガシーな構造の水産業界にも深く入り込んでいくことができました。
そういった意味で、鳥取の出荷拠点の存在意義は大きかったです。

2021年から2022年にかけては、大きく花を咲かせるための苗が育ち始めているという認識です。
流通の最適化を実現するためさらに成長を加速させることは必要ですが、利用者の方々がメリットを享受できるプロダクトになってきていると感じています。


実は、今年の3月に「UUUO Base」の退役という、当社にとって大きな節目を迎える出来事がありました。地元である鳥取の水産業を再生したいという想いから起業した経緯もあったため、悩み考え抜いた末の決断です。

現場目線でのプロダクト開発が大きく進み、現在の「UUUO」を作り上げることが出来たのは、出荷拠点での経験があってこそです。
産地に拠点を構えて、いち魚屋としてやってきたからこそ、業界における知見の収集や、情報の非対称性や限定された流通構造といった課題を発見することができました。

一方で、事業をさらにスケールさせて水産業界の抱える課題を解決するためには、拠点を一本化し、メンバーがより一丸となってデジタル上のマーケットプレイス開発とユーザーの拡大を進めていくことが重要だと考えました。今後を見据えて、新たな一歩を踏み出しはじめたところです。


大きな転換点を迎え、私も身の引き締まる思いです。
最後に、これから何を実現していきたいかを教えてください!

一言で言うと、「需給の最適化」を実現したいですね。まずは「どの魚種がどれだけ必要とされているか」「その魚種がどれだけ水揚げされているか」「どれだけ流通しているのか」を取引データから把握していきたいです。
そして今後は魚価の相場感も踏まえて整合性をとりながら、流通の最適化をはかっていきたいと考えています。
そのためにはデータの蓄積がより大切になってくるので、引き続きパートナー企業の拡大には注力します。

あと、いわゆるエンドに近いところの需要データを取得することができると、需給のマッチングは大きく進むと考えています。
水産流通におけるバリューチェーンを一本化することができれば、さらに需給の最適化へ繋がると考えているので、ポイントを押さえながら、事業をスケールさせていきたいですね。


板倉さん、ありがとうございました!

引き続きウーオでは、採用を強化中です!
これまでの経験を活かし、ご活躍いただけるメンバーを探しています。

採用情報はこちら!

メンバーのMeetyも続々開設中!ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう✨
板倉さんのMeetyはこちら!


6月からは同期メンバーのインタビューも続々と上げていきますよ💪
それではまた次回〜!

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