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【25年卒業インターン生による連載企画 Unifaインターン奮闘記(全3回)】卒業生3人目 / 新卒第一期生 多田逸作『家族の幸せをカタチに』

こんにちは!ユニファ採用&広報チームです!

2025年に卒業するインターン生による連載企画(全3回)として、ユニファのインターンで学んだことや今後への思いについてインターン生自身に語ってもらいます!

第三弾として、今年度最後を飾るのは事業企画のインターンを経て、4月より当社の新卒第一号となる多田逸作さんに、これまでの経験や今後への思いついて語っていただきました!

はじめまして、ユニファ事業企画部でインターンをしている大学4年生の多田逸作と申します。

この春、大学を卒業しユニファへ新卒第一号として入社します。この記事では、私が約1年半にわたりユニファでのインターンを通じて学んだことを振り返り、これからインターンを検討している方や入社を考えている方々に、少しでもユニファの魅力をお伝えできればと思います。

ユニファインターンを始めたきっかけとインターンでの業務

-ユニファのインターンを始めたきっかけ

大学への進学を機に上京し、起業家精神を体得することを目指して武蔵野大学アントレプレナーシップ学部に入学しました。この学部では必修科目としてインターンシップが組み込まれていることや、幼少期から高校まで行っていたサッカーに変わる”熱中できること”を見つけたいという思いから1年次から複数の企業で中・長期のインターンシップを経験しました。

そんな中、様々なインターンシップやアルバイトに携わる中で、「こども・家族」という領域に興味を持つようになりました。

その背景には、私自身の幼少期の経験があります。病気で約半年間の入院をし、3年以上の闘病生活を送ったことで、家族や周りで支えてくれた方々の存在のありがたさを身をもって深く実感しました。また、大学に入り、保育士や保育学生の友人から苦労の話を何度も耳にするうちに、自身の幼少期の恵まれた環境の裏側には多くの人々の支えと大変な苦労があったのだと気付かされました。

「何か自分にもできることがあるのではないか」そのような思いから複数の保育施設で見学・保育体験をしました。保育の現場を目にし、保育士の子どもと接する業務だけでなく、その周りにある監査にまつわる業務や子どもの成長のために独自でされている取り組みなど多くの苦労とその先にある子どもたちの成長を願う思いを知ることができました。

こうした気付きをきっかけに、自分の経験を活かして、こどもや家族の力になれるような事業に携わりたいという想いが次第に明確になっていきました。

そんな中、ユニファのパーパス「家族の幸せを生み出すあたらしい社会インフラを世界中で創り出す」という言葉に出会い、その瞬間、直感的に「この会社で働いてみたい」と強く惹かれ、迷うことなくインターンに応募しました。

-インターンでの業務と学び

ユニファに入社後、私は事業推進部に配属され、ユニファインターンの先輩であり本連載の第一弾を担当した内藤さんと共に、多岐に渡るプロジェクトに果敢に取り組みました。

具体的な業務を振り返ると

  • 午睡センサーの改善プロジェクト
    • センサーの性能向上だけでなく、利用環境やユーザーからのフィードバックをもとにしたシステム全体の見直しに挑戦
  • ハードウェア製品のサプライチェーンにまつわるプロジェクト
    • 出荷フローの修正や機材発注件数の精度を高めるための試算作業
    • それに加え、業務プロセス全体を俯瞰して効率化を図る取り組みの一端を担う
  • 他社との業務連携プロジェクト
    • ご利用いただいている各施設様へのヒアリングを通して現場のニーズを直接吸い上げ、その情報を基に、重要意思決定に関わる提案資料の作成を担当
    • プロジェクト関係者への詳細な説明を実施するなど、幅広い業務領域に挑戦

これら多様なプロジェクトに取り組む中で、私が学んだものは「事象を点ではなく線で見ること」と「仮説を持ち、常に検証を続けることの重要性」です。

-「事象を点ではなく線で見ること」

インターン当初は、目の前にある問題を解決するために短期的な視点に偏っていたため、タスクの背景や依頼された意図、さらにその成果物がどのように組織全体や将来的な業務に活用されるのかという視点を十分に持つことができませんでした。しかし、社内基幹システムに関するプロジェクトや他社とのプロジェクトに携わる中で、過去・現在・未来を一つの流れとして捉える「線で結ぶ視点」がいかに重要かを痛感しました。そうした視点を持てるようになったことで、アウトプットに対するアプローチが根本から変わりました。

単なる作業の積み重ねではなく、営業の現場やオペレーションフロー、社内システムや経理処理といったさまざまなシーンにおいて、自分の関わる業務が組織全体の中でどんな意味を持ち、どのようにつながっていくのかを意識できるようになったと思います。

-「仮説を持ち、常に検証を続けることの重要性」

各業務に取り組む際には、目的意識を持ち、仮説立案・検証・振り返りのサイクルを徹底することの重要性を強く実感しました。

例えば、当社ハードウェア製品のサプライチェーンにおける業務フロー改善プロジェクトでは、重要拠点となる倉庫をハブとしたハードウェアの入出庫や拠点間移動に関する業務を対象に、「出荷コストの削減」を目的として、「特定工程を簡略化できるのではないか」といった仮説を立て、実際に現場でのヒアリングや業務体験を行いました。すると、現場では一定期間ごとに入れ替わるサポートスタッフも活用しているため、業務フローを実務者に正確に伝えるための教育や引き継ぎに大きなコストがかかっていることが分かりました。こうした背景から、単にフローを簡素化・削減するだけでなく、誰が見ても分かりやすく、実務で活用されやすいフロー全体をより丁寧に表現した手順書の作成が結果的に出荷業務にまつわるコスト削減に繋がるため必要であると認識しました。

こうした経験を重ねる中で、目的に対して、仮説を持って業務に取り組み、その検証を行うこと、そして仮説検証のサイクルを常に回し続けることの重要性を学びました。目先の業務についての学びを最大化するだけでなく、振り返りを通じて、学びの抽象化を行い、今後の仮説の精度や仮説に伴う検証の質の向上を図ることができるよう学びを日々の業務に活かしていきたいと考えています。

-上司との対話で得た、自分を超えるヒント

定期的な上長との1on1ミーティングを通じて、「不完全な自分を認め、向き合うことの重要性」についても深い学びを得ました。

幼少期から勉強やスポーツで比較的成果を上げるなどの成功体験によって、完璧を目指すあまりに自己肯定感が下がり、意見や提案を控える傾向があると気づかされました。上長との対話を重ねる中で、まず自分の不完全な部分を受け入れることが成長への第一歩だというアドバイスを受け、その考え方を徐々に受け入れるようになりました。今では自分の弱点を正直に認識し、それを克服するために努力をする姿勢が身についてきたと自負しています。

こうした上長との1on1では、業務に対するフィードバックに留まらず、タイムマネジメントや仕事に対するマインドセット、個人的な人生計画に至るまで多岐にわたるアドバイスをいただいています。これらの学びは、私の業務だけでなく、今後のキャリア形成や自己成長にとって非常に価値のあるものです。貴重なアドバイスを生かすべく、まずは一つひとつの業務を丁寧に積み重ねていくことを通じて、私自身が成長し、パーパスの実現のために価値を創出できる存在になれるよう努めていきたいと考えています。

インターン生同士で学び合う、高め合う

ユニファのインターンで得られる学びは、業務からだけではありません。ユニファでは、約10人のインターン生が各チームで活躍しており、交流の機会も豊富にあります。「インターン生共有会」というインターン生同士が業務や学びを共有し合う場を作ったり、週次の振り返り投稿を通じて、インターン生同士で学びを共有する場を設けています。

一方で、組織にフィットする仕組みに修正がうまくできず、開催や投稿の頻度が減っていくという難しさにも直面しました。仕組みを「つくる」ことと同じくらい、「続ける・根づかせる」ことの難しさを実感した経験でした。

こうした試行錯誤を通して、仲間と共に学び合える場を自ら創り出し、仕組みの改善余地に気づけた経験は、私にとって大きな学びとなりました。ユニファには主体的な挑戦を応援する文化があり、私自身もこの春から新卒社員としてその一員となります。インターン時代に始めた取り組みをさらに発展させ、今後も仲間と共に挑戦と学びが循環する組織文化の構築に寄与できるよう努めていきます。

様々な角度から見える保育業界、そこで見えたやりがいとこれから

多岐に渡る経験を通じて、保育業界を多角的に見ることができました。こども、保護者、保育士、保育施設の施設長、行政機関、協業パートナー企業、同業他社、そしてユニファといったさまざまな視点に触れました。どの視点にも共通しているのは、”こども”がより幸せな時間を過ごせるようにすること、そしてその先にある”家族”の幸せを実現することです。これらが私の人生をかけて取り組みたいと思う景色でした。

その中でも、ユニファは、新卒第1期生として社内文化の醸成に携われる貴重な機会があるだけでなく、スピードドリブンな風土が挑戦の余白を生み出す環境でした。パーパスに共感した多彩な仲間たちとともに、各々の経験を活かしながら社会変革に向けたチャレンジが日常的に行われているこの成長環境に、私は魅力を感じています。

ユニファに入社後は、半年に一度開催されるユニファの社員・チームに贈られるユニファアワード(社員表彰)を2年以内に受賞することを目標に、全力で取り組みます。

そのために、社会、お客様、組織、自分といった複数の視点を常に想像し物事を考え続ける人でありたいと思います。お客様一人ひとりの大切な声に耳を傾け、その思いを形にするのは勿論ですが、ユニファという組織の想いと、自分自身の想いをリンクさせられるようなユニファライフを歩めればと考えています。

より多くのこどもが社会(周りの大人や興味のある対象物)との接点を持ち、こどもの幸せ、家族の幸せを作り出していける土台作りをしていきます。

「家族の幸せを生み出すあたらしい社会インフラを世界中で創り出す」ために、常に高い目標を掲げ、目標に向かって挑み続けるような人でありたいと思います。



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