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「既存建築物からの宿泊施設へのコンバージョン」今後の時流をお話ししました

COMPATH執行役員の高宮が「既存建築物から宿泊施設へのコンバージョン」(主催:日本ナレッジセンター)に登壇。不動産・デベロッパーなどの業界関係者向けのこちらのセミナーには、6年連続で登壇させていただいています。


UDSがこれまで手がけてきたコンバージョン事例

これまでの事例を1〜3の分類に分けて紹介していきます。

  1. 遊休不動産を活用した宿泊施設(教育施設→宿泊施設)
  2. 遊休不動産を活用した宿泊施設(オフィス→宿泊施設)
  3. 地域を巻き込んだ企画、設計、運営により高まる付加価値

<ON THE MARKS>
普通はホテルに入るとすぐにチェックインカウンターがありますが、ON THE MARKSではあえて入り口にDJブースを設けています。


レストランを通り抜けるとその奥にチェックインカウンターが。まちの人もご利用いただけるレストランを通り抜けることで、その土地の賑わいに触れることができる造りです。


運営が高めるホテルの付加価値

運営で高める付加価値について、詳しく紹介していきます。

<ホテル カンラ 京都>
2018年3月に客室を使い工芸の未来を考える見本市・展示販売会「KOUGEI NOW」を開催。それまでのホテルの常識を超えた取り組みで、2300名以上が来場。宿泊以外で地域や外来の人を呼び込むイベントとなりました。




今年も3月7〜9日に開催しました。

<ホテル アンテルーム 京都>
365日アートフェア」をコンセプトにするホテル アンテルーム 京都ではギャラリーでの展示や音楽イベントを定期的に開催するほか、100種類のウィスキーを中心にバーを展開。泊まっている人はもちろん、周辺の人も訪れ、新しいコミュニケーションが生まれる場として価値をつくっています。


今後の展望、ホテル競争の次の一手

過熱化するホテル競争。オリンピックに向けて、次々と新しいホテルが誕生しています。オリンピックを迎えた後、次の一手はどのような手があるのかを語ります。


<LEAGUE銀座>
旅館を「サービスオフィス」へコンバージョンした事例。
コンパクト旅館としての営業からニーズがなくなり空いてしまった建物を、UDSが企画。単純なオフィスではなく、形状を生かしてサービスオフィス+ビジネスラウンジという働き方の複合施設として生まれ変わりました。





場の提供だけでなく、サービスを提供するサービスオフィスとしてコンバージョン。
『ホテルから何にコンバージョンできるか』を新築の時に想定して建物をつくっていくことも今後大事になってくるのではないでしょうか。そのほうが業態が変わっても長く使われる建物になりますよね、ということを今後提案していきたいと思います。」

企画、設計、運営の様々なアプローチで、年月が経っても色褪せない建物の価値、むしろ価値をより高めていけるような取り組みを今後も各地で仕掛けていきます。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

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