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こんにちは!26卒内定者インターンの平塚です!
現在ツクルバでは、事業拡大に伴い採用を強化しています。今回は新設部署であるカウカモ工務店事業部について、そして同事業部にある施工管理チームにスポットを当てた記事です。
まずはインタビューに入る前に、カウカモ工務店事業部についてご紹介していきます。
カウカモ工務店事業部とは?
カウカモ工務店事業部は、中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「カウカモ」をご利用いただくお客様の “一点もの” の住まいづくりに伴走し、理想の暮らしを実現するリノベーションを設計から施工まで一貫して手掛けています。
本事業部のミッションは、リノベーションの内製化を通じて、お客様一人ひとりの多様なニーズに、より高いレベルで寄り添う対応力とサービス価値を飛躍的に高めること。
そして、これまで外部に委託していた工事を自社でも担うことで、事業のバリューチェーンを拡張し、新たな収益機会を創出することです。
お客様への提供価値向上と事業成長への貢献、この両輪を力強く回していくことが、ツクルバ全体のビジョン達成に繋がると信じています。
カウカモ工務店事業部の新設理由
これまでカウカモでは、お客様の物件探しからリノベーションのラフプランの提案までを担い、設計・施工は提携工務店にお願いしてきました。
しかし、カウカモでの取引増加に伴い、リノベーション工事件数も増加しているため、より多くのお客様の要望に応えるには、設計と施工を自社でも対応できる体制が必要だと考えました。また、リノベーション工事という重要な工程を事業の柱に加えることでバリューチェーンを拡張し、収益性を高められる点も、新設の大きな理由です。
今後の展望
まず設計から施工まで一貫してお客様の理想を形にする現在の体制を盤石にし、サービスを安定供給できる基盤を固めます。その上でチームを拡充し、将来的にはより多くのお客様のリノベーションのご要望にも応えられる体制を構築していきます。さらに、単なる施工機能に留まらず、内製化で得た知見やお客様の声を活かした独自のリノベーション商品の開発も視野に入れています。
お客様にとって唯一無二の価値を提供し続けることで、リノベーション業界を牽引する存在を目指します。
カウカモ工務店事業部がどのような部署かさらにイメージを膨らませていただくため、インタビューも実施しました!是非お読みください!
インタビュイー:
※写真左から
井上 陸(@riku)・千葉 浩輔(@chibasuke)
新卒で住友不動産株式会社に入社。マンションリフォームの施工管理者として、現場管理から資材発注、全工程のディレクションまで幅広く担当する。2025年3月、ツクルバにジョイン。
インタビュアー:平塚 もえ(@moepi)
Pacific Universityと関西外国語大学でマーケティングを中心に学び、ダブルディグリーを取得。2025年8月から内定者インターンとして中途採用チームに所属。
ツクルバでは役職や部署を越えて、Slackネーム(ニックネーム)で気軽に呼び合う文化があります。今回はそんなカルチャーをありのままにお届けするため、インタビューもSlackネームで進行させていただきます。
リノベーションの施工管理業務とは
moepi:まず最初に、お二人が担っている施工管理業務の大まかな流れから伺ってもよろしいですか?
riku:はい!まずは、カウカモ工務店事業部に所属する営業担当がお客様とリノベーションに関する打ち合わせを行います。リノベーションプランが確定したら、私たち施工管理チームが現場に伺い、現地調査を行います。
現地調査では、工事箇所を採寸、建物の構造や劣化状況、配管の位置などを詳細に確認し、お客様が希望されるリノベーションが実現可能かの判断をします。
その後、営業担当が見積もりを作成し、工事に着手します。その際、私たち施工管理側も、見積もりの確認や金額の調整などを行います。
工事に着手する際には、工事の現場監督として、工程表の作成・マンションの工事の申請・材料や業者さんの手配などを行います。
工事中は、必要に応じて現地で立ち会い、各職人さんに指示を出したり、社内のメンバーへ進捗の報告をしています。
moepi:なるほど!施工管理で働く方から実際にお話を聞くのは初めてなので、とても興味深いです!1人あたりどれくらいの現場を担当されるのですか?
riku:時と場合にもよりますが、1現場あたり平均すると週に2回ほど、時間としては2時間くらいは現場にいますね!
chibasuke:そうですね。それを同時期に並行して8現場くらいは担当しています。
riku:10現場を並行できるのが目標って感じだよね〜。
chibasuke:そうですね!
moepi:10現場は私のような素人からすると多そうだなという印象ですが、実際はどうでしょうか?
riku:確かに、10現場と聞くと、多いと思う方もいるかもしれないですね。でも、大規模な工事だけじゃなくて、窓に内窓をつけるだけみたいな小さいリノベーションもやってて。そういうのだと、現場に1回行くだけで終わることもあるんですよ。
moepi:1回だけ!案件によって工期も変わってくるんですね。
ツクルバの施工管理ならではのポイント
moepi:お二人とも前職は大手不動産会社の施工管理で働いていたとのことですが、前職と何か違う点はありましたか?
riku:大きな違いは「料金設定の有無」だと思います。前職では、施工管理で取り扱う金額は最初から確定していて、その範囲内で施工側がやりくりするような形でした。また、営業と施工管理がそれぞれ別に予算を持っていて、商社への支払いは営業、職人さんへの支払いは施工管理が担う、という分業制だったんです。その分、どうしても営業と施工管理の間で対立が生まれやすい環境でした。
一方でツクルバでは、予算面は施工管理のみで管理をするため、対立が生まれにくく、施工管理としての役割に集中できる環境が整っていると感じています。
また、前職では、将来のキャリアがある程度決まっていて、長く続けていても成長の幅が限られていると感じていました。また、業務は既製品を使ったバリアフリー案件などが中心で、「同じことの繰り返し」という印象が強く、新しいことにチャレンジする感覚が少なかったんです。お客様の年齢層も50〜60代が多く、どうしても似たような案件が続いていました。
ツクルバでは、カウカモ工務店事業部の部署自体が立ち上がったばかりということもあり、単に与えられた仕事をこなすのではなく、立ち上げメンバーとして、「一から仕組みをつくる」ことが楽しいです。
さらに、お客様は比較的若い世代が多く、「おしゃれなリノベーション」や「自分らしい暮らしを実現するリノベーション」に携わることができます。僕自身そうした住まいづくりに興味があったので、とてもやりがいを感じています。
業務の幅に関して言うと、ツクルバでは、施工管理の枠を超えて営業的な部分にも関わることができ、仕事の裁量や領域が広がったのも大きな違いです。お客様と接する機会が増え、工事に至るまでの一連の流れを間近で見られるようになったことで、より「お客様に近い存在」として仕事に向き合えるようになりました!
moepi:同じ施工管理でも会社によって違いがあるのは、興味深いですね!前職からリノベ-ションの施工管理を続けてきて、どんなところに良さや面白さを感じますか?逆に、大変だと思う部分はありますか?
chibasuke:まずリノベ-ションは、既存のマンションの中で作業するので、日陰で作業できるのが特徴ですね。嬉しいです。
riku:はははそれはそうだ(笑)
chibasuke:あとは、先ほどrikuも言った通り、監督としてリノベ-ションの予算の管理もある程度任されています。つまり権限が大きい分、自分の考えが現場に反映される環境のため責任やプレッシャーは大きいですが、その分お客様の希望を踏まえた自身の試行錯誤の結果を届けられますし、やりがいもすごくあります。
riku:リノベは日陰で作業できる(笑)以外にも、それぞれのマンションが様々な特徴を持っているという点もおもしろいです。マンションのそもそもの作りが全く違うからこそ、それぞれに合った創作が必要で、慣れるまでは大変ですね。
chibasuke:あとは、大工さんと話していて、新築は同じことの繰り返しだと聞くこともよくあるので、日々新しい環境に携われるリノベ-ションは、チャレンジだからこそやりがいに繋がるのでは、と思いますね。
moepi:ありがとうございます!では、施工管理に限らず、立ち上げ部署だからこそ、大変・チャレンジングだと感じることはありますか?
riku:そうですね。ルールが決まっていない部分も多いので、トライアンドエラーを繰り返しながら仕事のルール作りも行う点ですかね。イメージです。みんなでより良い方法を考えながら進めていくことで、自分たち自身も良い。いいチームになっていくのが楽しいですね。
moepi:新設部署らしさがありますね!
カウカモ工務店事業部の雰囲気について
moepi:是非チームについても伺わせてください。カウカモ工務店事業部の雰囲気はどのような感じですか?
riku:そうですね。事業部全体でまだ10名程度の小さな組織で、上下関係は感じにくくフラットな関係で意見交換がしやすいですね!
moepi:そうなんですね!ちなみにお二人はどのような関係なんですか?
riku:前職では先輩後輩という立場でしたけど、今はフラットですね。chibasukeは敬語で話していますが、全然年功序列みたいな関係ではないです。
chibasuke:敬語はクセなのでやめられないだけですね(笑)rikuさんは先輩としてすごく尊敬していますし、人柄的に安心感があって。一緒に仕事をしていて本当に「安定してるな」って思います(笑)
riku:……本当かよ!(笑)でもまあ確かに、建築業界って上下関係が強く出ることも多いじゃないですか。そういう雰囲気はツクルバにはまったくなくて。会社全体でもフラットで、すごく働きやすいです。
moepi:二人の掛け合いからも素敵な雰囲気が伝わってきました(笑)
施工管理チームにマッチする方とは
moepi:次に、どんな方が施工管理チームで活躍できそうだと思いますか?
riku:正直に言うと、ルールがしっかり決まっている環境で安心して働きたい人には、あまり向かないかもしれません。ツクルバの施工管理チームは、まだ立ち上げフェーズなので、仕組みを一緒につくって「自分もチームも大きくしていきたい!」と思える人の方が合うと思います。
あとはお客様と直接お話しする機会が多いので、やっぱりコミュニケーション力は大事ですね。
chibasuke:僕は「なにか一つ武器を持っている人」がいいなと思います。例えば、図面が描けるとか、技術的な強みがあると心強いです。
そして、人当たりの良さも大事ですね。一緒に働く上で安心感がある人だと、お客様にとってもチームにとってもプラスになると思います!
moepi:なるほど!では、お二人はどんなメンバーと一緒に働きたいと思いますか?
riku:積極的に意見を出してくれる人が入ってくれると嬉しいですね。
あと、今の施工管理チームは少し落ち着いた雰囲気なので、チームに明るさをもたらしてくれるような存在がいてくれたらすごく嬉しいです!
女性比率が高いツクルバの中では特殊なのですが、カウカモ工務店事業部は今はまだ女性が一人だけなので、施工管理チームでも「女性も自分らしく楽しんで働ける」事例をつくっていきたいと思っています。
服装も自由なので、堅苦しくなく自分らしいスタイルで働けるのも魅力だと思います。
moepi:ありがとうございます!最後に、この記事を読んでいる方へ一言お願いします!
riku:ツクルバの施工管理は立ち上げフェーズだからこそ、一からみんなでつくりあげていける楽しさがあります。新しいチームを一緒につくっていける方とぜひお会いしたいです!
chibasuke:ぜひ、一緒にチャレンジしていきましょう!お待ちしています。