こんにちは。TOWNの長澤です。
今回は、採用広報に関する最新のトピックをお届けします。
TOWNでは、もともと人事主導で採用広報を展開していましたが、新たな取り組みとしてエンジニアリングをテーマにしたテックブログの積極発信を行っていくことにしました。
名付けて、テックブログ大作戦。
ネーミングはベタかもしれませんが、採用広報の中でも重要な位置を占めるコンテンツとして展開します。各事業部のエンジニアメンバーにご協力いただき、下記の通り記事の発信もすでにスタートしています。
- 品質を保ちながら週2回のデプロイを可能にした、レビューの負担を減らすブランチ戦略
- 1日でSaaSの開発環境を構築! Docker x CakePHPによる環境構築の舞台裏
- 休日に唐突のサイトダウン、DNSが原因かどうかはLambdaで自動チェックしよう
テックブログ大作戦とは
TOWNは、もともとエンジニアが集まって始めた会社です。創業した2004年から現在に至るまで、多様な開発実績を積み上げてきました。過去には受託開発から自社サービス開発への事業転換も経験し、現在は4つのSaaSプロダクトを展開していますが、この4つのプロダクトもこれまでの開発経験で培われた技術によって成り立っています。
ただ、自社の技術はしっかりと蓄積されているという自負はありながら、それを広く社内外の人に対して伝えていくということについては、これまであまり実践できていませんでした。
もちろん、技術の発信を行うカルチャー自体はきちんとあります。テック系のオウンドメディアもすでに一つ運営しているのですが、こちらのメディアは開発実務における技術的な解題解決の助けになるようなコンテンツが中心です。TOWNのバリューに基づいて言えば、エンジニアにとって「おかげで助かった!を増やす」ためのメディアとして活用しているのです。
採用広報という視点で、自社の技術をもっとうまく伝えることができないだろうか。そう考えて「テックブログ大作戦」と銘打ち、エンジニアリングを中心にした広報活動を行うことにしたというわけです。
技術が日常的に用いられていることを伝えたい
TOWNで仕事をしていると、社内のいたるところでエンジニアリングが活用されているのを目にします。
例えば、プロダクトの開発環境については求職者の方からもよく質問されるトピックですが、4つのプロダクトごとに全く異なる開発環境で作られています。社内全体で見ると非常に多様な技術が使われていることになりますが、これも技術の蓄積があるからこそできることだと思います。
また、普段の仕事の進め方においても、手作業の効率化や数値の見える化をするための社内システムを作ったり、利用している外部のサービスやツールを自社の環境に合わせてチューンアップして運用したり、なんてことは日常的に行われています。私はエンジニア経験のない人間ということもあり、そんなこともできるのかと驚くこともしばしば。自社の仕事環境をアップデートするためにも技術が積極的に活用されています。
こんなふうにエンジニアリングが日常的に活用されているということが、テックブログを通じて伝わるようにしたいと考えています。
ハート×ロジックな会社づくりとは
そして、もうひとつ大事にしたいのが、「TOWNは技術で何かを作り出すだけでなく、技術をきちんと活用できる集団である」と伝わるようにすることです。
いくら優れたプロダクトやシステムを作り出したとしても、それを活用できなければ意味がありません。例えば、ユーザーに向けたプロダクト開発においては、ユーザーから熱望されるような優れたプロダクトを作り出すことだけでなく、プロダクトの強みや技術特性まで理解した上でユーザーに対して適切な利用方法を促していくことにまで目を向ける必要がありますよね。
作り手であるエンジニアだけでなく、セールス、マーケティングからカスタマーサクセス、またコーポレートまであらゆる職種のメンバーが技術を適切に活用できる。TOWNはそのようなメンバーが集まっている会社だという自負がありますし、これからも常にそうありたいと考えています。
技術(ロジック)だけでなく、技術を活かせる人(ハート)がいる。
「ハート×ロジックな会社づくり」というサブタイトルには、このような意味が込められています。
エンジニアリングという視点でTOWNに興味を持っていただき、できれば仲間になってくれる人を増やしたい。テックブログ大作戦でそれを実現したいと考えています。