こんにちわ!人事中島です。
今日は当社の看板犬 兼 アニマルセラピー担当のカフィさんの紹介です!アニマルセラピーがどれだけ人間に効果があるのか?盲導犬出身ってことはお散歩は上手なのか?やっぱり飼育は難しいのか?
そんなカフィさんの生活やヒストリーを紹介したいと思います。
名前:カフィ
年齢:今年で7歳
犬種:ラブラドールレトリーバー(メガサイズ)
体重:47キロ(犬種平均体重35キロ前後)
趣味:寝る、食べる、遊ぶ、イタズラ、食べる、お散歩、食べる
苦手なもの:小型犬(サイズが違うので遊び方がわからない)、食べれないもの
特技:食べる、聞こえないフリ
経歴:2年間盲導犬の訓練生でした。その後、キャリアチェンジ犬として愛犬業も勤めながら社員や来客者を5年近く癒しているよ(たまに寝てる)
そもそも盲導犬って?
盲導犬・・・目の見えない方や見えにくい方の安全な歩行をサポートするために特別な訓練を受けた犬です。ハーネス(胴輪)を装着し、障害物を避けたり、段差や角を教えたりすることで、ユーザーが安全かつ快適に目的地へたどり着けるよう誘導します。
カフィは盲導犬の訓練生でした。
盲導犬になるのはそう簡単ではありません。しっかりと訓練をし、目の見えない方をサポートをする。人間だってかなり気を遣うのにそれを犬が行うとなると相当な訓練が必要になります。盲導犬になれないワンちゃんは7割近くになるそう。そのくらい、盲導犬になるのは難しい。
カフィはそんな訓練を経て、キャリアチェンジ犬として、藤田会長に引き取られ、我が社にやってきました。
(来たばかりのカフィ)
カフィは最初から人が大好き!(特に女性)いつもニコニコで、会社にあるもの全てに好奇心いっぱいに興味を示し、気になったものは全て口の中に入れてしまう。そんなユニークたっぷりの愛くるしいラブラドールです。会社にやってきた当日からカフィは社員の注目の的!
元々訓練生だからなのか、最初は少し遠慮気味にも見えたカフィ。遊びに誘うのもちょっと控えめで、お散歩中も本当は興味のある道も見つめるだけで行こうとはしませんでした。
最初の1ヶ月間だけは、ちょっと人見知りなカフィでした。
最初の1ヶ月間だけは。
あとはもう自由を勝ち取ったかのように、好き放題会社中を遊び周り、ゴミ箱を漁り、書類を食べてはみんなに追いかけられる毎日。スリル満点の生活にカフィはきっと楽しくて仕方がなかったでしょう。
お腹を出すとカフィのビックサイズの甘えにちょっとした小笑いすら起きる現象が起きます。
みんなからおやつを貰い、「かわいい」と撫で回される毎日。床に落ちた誰かの昼食はカフィによって華麗に消されてしまい、3秒ルールなど通用はしません。
(机の下で人間の昼食を狙うカフィ)
もちろん、散歩中は行きたくない場所は歩きません。
お散歩中、色々な人がカフィを見て「おっきい〜」「撫でてもいいですか?」と学生から大人までお声がけしてくれるので、カフィは巷ではちょっとした人気者!お散歩中にたまに会う秋田犬やブルドックに挨拶なんかもしちゃったり。
そんな毎日でしたが・・・・
カフィの食いしん坊がついに仇に・・・
カフィは大型犬用の巨大ロープ(結構大きいやつ)を飲み込み、腸に引っかかってしまい、夜中に救急病院へ運ばれ、切開をする大手術。入院することに。
まさか食べると想像もできなかったサイズのロープを飲み込んだカフィは、すっかりしょんぼり。
腸閉塞で溜まってしまった腹水がなかなか抜けず、命の危険もあった中、なんとか持ち直したカフィ!
なかなかご飯も食べられず、すっかり体重が5キロも減ってしまい、久々に出社してもなんだか元気のなかったカフィの姿に、社員全員が心配してカフィを囲んで撫でる毎日。
だけど、徐々にカフィは元気を取り戻し、食欲も2週間足らずですっかり戻りました!
今でもたまに壁の装飾を食べようとしたりしますが、それでも負けじと社員たちでなんとかカフィの胃を守る日々。
カフィは盲導犬にはなれなかったけど、社員たちの感情を一番癒してくれる唯一無二の存在です。
いつもきてくれる佐川の配達のお兄さんも毎回カフィを撫でてくれ、お散歩中に外で会うと必ずカフィに声をかけてくれます!
(誕生日カフィ)
(仕事で落ち込んでいる私に気にせず遊びを仕掛けてくるカフィ)
(勢い余って腕に噛み付いてしまったカフィ)
(カフィと友達!誰が一番お座りが上手か選手権)
カフィは自由気ままで、食いしん坊で、とっても優しい男の子です。
盲導犬になるために頑張ってきたし、我慢もいっぱいしてきました。
かっこいい盲導犬の先輩たちのようにはなれなかったかもしれないけど、カフィは別の角度で色々な人を精神的に支えてくれています。
カフィはありのままで、そっとずっとそばにいてくれるでしょう。