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Team Energyの飲食系事業2社の社長が語る座談会!「グループ内コラボの可能性とTeam Energyで飲食系事業を行うメリットとは?」

「人は誰でも社長になれる」という想いのもと、年齢・性別・スキル問わず、社長をめざす人たちの会社設立と事業成長を支援する会社・株式会社Team Energy。

Team Energyには多種多様な事業の会社がありますが、今回はその中でも飲食系事業を行う2社、株式会社Grandbois(グランボア)・メシヤノミカタ株式会社の2社の代表取締役が対談。

Team Energyのグループ会社としては初の本格コラボで展開するパン商品や、飲食業の現在・未来などについて、座談会形式で語ってもらいました。

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[執筆・取材・校正]株式会社ストーリーテラーズ 平澤 歩

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ーTeam Energyの中でも、飲食系事業を行う2社の代表取締役のお二人。まずは事業紹介をお願いします。

佐々木 裕実さん(以下、佐々木)「株式会社Grandbois 代表取締役の佐々木 裕実(ささき ひろみ)です。高級食パン専門店の運営やパンの新商品の開発、他社とのコラボレーション商品の開発・製造を行っています。」

島田 裕之さん(以下、島田)「メシヤノミカタ株式会社 代表取締役の島田 裕之(しまだ ひろゆき)です。2024年2月に会社を設立し、同年5月に事業を本格スタートさせたばかりです。現在は豚まんや中華惣菜の工場の運営のほか、フランチャイズ事業の展開準備中です。

現在、従業員は私1人なので、0→1(全くの新規事業の立ち上げ)の事業展開は資金やリスクの面から難しい状況。1人でも力を発揮できる1→10、10→100(既存の事業基盤を活かしつつ、事業を成長させていく戦略)の事業展開をしていきたいと考えています。

そこで、当社はすでにある企業をM&Aしたり、フランチャイズ化したりしていく予定です。新型コロナの打撃を受けて事業規模を縮小したり、社内に後継者がいないという課題を抱えていたりする企業も少なからずあり、私にとっては事業拡大できるチャンスだと捉えています。

佐々木「同じ飲食系の事業でも、当社は0→1の事業を行っています。

当社にはパン職人がたくさんいて、それぞれの職人のパンにかける想いを生かして商品を作るためにも、0→1の事業形態をとっています。

島田「Grandboisにはたくさんパン職人さんや社員さんがいるから、0→1の事業を行った方が自由に事業展開ができるし、会社も大きく成長していけると思います。

0→1の事業、とても楽しそうですよね(笑)。」

佐々木「そうですね、生みの苦しみはありますけどね(笑)。でも、考え抜いて今までにない商品を生み出したときの喜びはとてつもなく大きいので、今は『生みの楽しみ』だと思っています。」

ー現在、2社ではTeam Energyのグループ会社間では初のコラボ事業として、ネコの形のクリームパン「ネコノミカタ」を製造・販売しています。コラボに至った経緯や、販売した手ごたえについて教えてください。

島田「私の事業に協力してくれているコンセプターの方に相談したところ、ネコの形のパンを作り、販売しようという企画が立ち上がりました。

でも、私たちには自分でパンを作る技術がないので、佐々木さんに強引にお願いして、パン作りを手伝ってもらうことにしたんです(笑)。」

佐々木「Team Energyのグループ会社で、このようなコラボ事業はおそらく初めてですね!

当社もちょうど、新商品の開発に力を入れたり、熟練のパン職人が新たに入社したりしたタイミングで、『この技術を活かした新たなパンを製造したい』と考えていたところだったんです。

そのタイミングで島田さんから声をかけていただいたので、『ぜひ挑戦したい!』と思い、一緒に事業を行わせていただくことにしました。

Team Energyに当社以外の飲食系の会社が立ち上がったのも初めてでしたし、島田さんは長年、飲食系事業の第一線を走ってきたプロなので、私にとってもよい勉強の機会になると思いました

島田「『ネコノミカタ』には、カスタードクリーム入りの白ネコパン、チョコクリーム入りの黒ネコパン、ほうじ茶クリーム入りの三毛ネコパンの3種類があります。

第一弾として横浜駅の駅ビルでポップアップショップ販売を行いましたが、今後はECサイトで販売を予定しており、今まさに準備中です。

ポップアップショップでの販売は大好評で、子供からおじさままで様々なお客様が笑顔で嬉しそうに購入していってくださいました。」

佐々木「そういった声を聞くと、本当に感激します!

お客様が喜んでくださる、商品を気に入ってくださるという嬉しい反応が私たちの一番のやりがいであり、パン職人たちのモチベーションにつながります。

生の声をフランクに共有できるのも、グループ内コラボの強みですね。」

ーこのようなコラボや情報交換がしやすいのもTeam Energyで飲食系事業を行うメリットだと思いますが、他にもメリットだと感じる点はありますか。

島田「安心して資金調達やM&Aを行うことができるところですね。

個人で事業を行うと、銀行からなかなか資金調達ができず、新しく店をオープンしたいときに、よいタイミングを逃してしまうことがあります。また、M&Aを行う場合も、個人の会社だと信用度が低いため、審査に通りにくいです。

Team Energyのグループ会社だと、社会的信用があるのでスムーズに資金調達を行うことができますし、M&Aを行う際も審査が格段に通りやすくなります。

Team Energyのグループ会社として会社を経営すると、社長として自分に裁量がありながらも、経営に必要なサポートを受けられるのがメリットですね。

佐々木「そういった資金や経営の面でのメリットももちろんありますが、出会うことのできる人やチャンスの数が多いというのも大きなメリットだと感じます。

長年経営者として活躍してきたTeam Energyの創業者や社長の幅広いつながりからの紹介で、新たな出会いの機会をいただき、ビジネスにつながるチャンスがあります。

特にありがたいのは、全国各地のつながりのある方を紹介してもらえることです。

当社は全国にパン工場や食パンの店舗があり、その地域で採れる食材を使用したパンなど、地域の活性化につながるような商品を販売しています。

そういった中で、もし個人で事業を行っていれば出会うことができなかったであろう全国各地の方の紹介をもらい、地域活性化事業を全力で応援してもらえる、とてもありがたい環境です。」

ーTeam Energyで飲食系事業を行うメリットが伝わってきました。ただ、今後人口減少がどんどん進み、ますます競争が激化すると考えられる飲食業界。そんな中で、どのような会社が生き残っていけると思いますか。

佐々木「最近の食品は、味も質も様々、そしてSNSの普及によって、ビジュアルの創意工夫に力が入っている商品も多いです。

そのように、食品への固定観念が変化している昨今ですが、唯一昔から変わらないものは、『生産者や作り手の想い』だと思います。

私たちの会社は、情熱と真心を込めて食材や商品を生み出している生産者や作り手の皆さんを応援する存在でありたい。特に、日本全国の様々な地域で頑張っている生産者の方々を支える会社になりたいという思いがあります。

この考え方を大切にし、他社と差別化を図っていきたいと考えています。」

島田「近年はAIが急激に発達して、『人間の仕事がAIに奪われる』と危惧されていますが、AIは食材も食事も作れない。そして、人間はAIから栄養を摂取することはできません。

そういった意味では、どんなにAIが発達しても、飲食に関連する事業は絶対になくならないはずです。

むしろ食品の生産については、もう少し自動化しようにも難しく、人の手がかなりかかる事業です。また一定の品質で、大量生産を行うという戦略では、私たちのような中小企業に勝ち目はありません。

そこで、食品の生産にかかわる人材をどのように育てるのかが飲食系事業で生き残るカギだと思います。

そして、生産者の想いや付加価値が感じられ、生産者の顔が見える、そういった安心感のある商品をお客様に届けるのが、飲食系事業で生き残ることができる道ではないでしょうか。

ーこれからの飲食系事業には、生産者の想いを伝えることや付加価値をつけることが重要なんですね。最後に、これからTeam Energyで飲食系の事業を立ち上げたいという方にメッセージをお願いします!

佐々木「食べることが好きであることは大前提として、『食品に込めた想いをお客様に届けたい、そして食を通してお客様に喜んでもらいたい』という気持ちが根底に必要です。

食を通して成し遂げたいことがあり、やる気と強い想いのある方にぜひTeam Energyに来ていただきたいと思います!

そして、Team Energyに参画されたら、ぜひ私たち飲食系事業チームでコラボレーションして、新しい価値を生み出しましょう!」

島田「『ネコノミカタ』の販売時に、お客様の喜ぶ顔を何度も見て、お客様から直接『ありがとう!』と言っていただけた。この時、あらためて、食の提供を通じてお客様に喜んでいただくことの素晴らしさとやりがいを実感しました。

人をもてなすことが好き、人の喜ぶ顔を見るのが好きな方にぜひチャレンジしてほしいです!」


今回の座談会で、Team Energyで飲食系事業を行う大きな可能性が見えてきました。
また、社長どうし、事業について熱く語りつつも、和気あいあいとした雰囲気なのが伝わってきました。

Team Energyには飲食系事業の会社だけでなく、人材採用・美容・グラフィック・地域創生など、多種多様な会社があり、今回の2社のように、お互いの事業を掛け合わせてシナジーを生み出すことができる環境です。

こんなTeam Energyの場での起業に興味を持ってくださった方、ぜひ私たちと一緒に世の中に新しい価値を届けませんか?


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