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エンジニアとしてのキャリアは、必ずしも最初から理想的な道を歩んでいるとは限りません。試行錯誤を重ねたからこそ自分にしかない強みを築く方もいます。
今回ご紹介するのは、インフラエンジニアとしてキャリアをスタートし、独学で開発スキルを身につけ、現在はタビアンでマネジメントやプロジェクト設計にも携わる梶原飛鳥さん。
転職、独立、挑戦の日々のなかで見つけた梶原さんの仕事観や未来への展望について伺いました。
▼梶原飛鳥(かじわら あすか)
ネットワークエンジニアでキャリアをスタートしたのち、開発サイドに転身。PMとして要件定義から運用保守まで一貫して幅広く担ってきた。技術力とマネジメント力を土台に、顧客やチームとの対話を大切にし、誠実な姿勢で信頼関係を築くことを重視する。課題に真摯に向き合い、粘り強くやり抜くことでプロジェクトを確実に前進させてきた。
“なんとなく”からの出発。ネットワークエンジニアからバックエンドエンジニアへ
ーーエンジニアとしてのキャリアはどのように始まったのでしょうか。
正直に言うと、最初は消去法でIT業界を選びました。就活当時は自分に何が向いているかもわからず、「とりあえず安定している業界」と考え、ネットワークエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。
最初はデータセンターに常駐し、24時間365日体制のシフト勤務をこなすような環境でしたが、次第に「本当にこれでいいのか?」と考えるようになったんです。周囲も仕方なく働いている方が多く、危機感を覚え、資格取得などを通してキャッチアップを始めました。
ーーそこから開発職への転向を考えるようになったきっかけは?
仕事を続けるなかで、「もっとかたちになるものを作りたい」と思うようになりました。ネットワークの仕事は縁の下の力持ちのような役割で、手応えが見えにくい。
一方で、プログラミングでアプリやサービスをつくる仕事は、自分の仕事が目に見える形で世の中に出ることに、魅力を感じたんです。
26歳ごろに本格的に開発の勉強を始めて、JavaやPHPなどを学びました。その後、転職してバックエンドエンジニアとしてのキャリアを積み、30歳で独立しました。
副業から本格参画。技術も視野も広がったタビアンの日々
ーー タビアンは、どのように関わり始めたのでしょうか?
独立する前の会社員時代、土日に副業としてタビアンを手伝っていたのが始まりです。当時、タビアンには専任のエンジニアがいなかったこともあり、「プロトタイプを作ってみてほしい」と声をかけてもらいました。
納期も仕様も特に決まっていなくて、「とりあえず作ってみようか」くらいの温度感で。だからこそ試行錯誤でき、自分のペースで技術を伸ばせる環境でもありましたね。
独立後にフルコミットで関わるようになり、今は業務委託ですが正社員とほぼ変わらない稼働でタビアンのプロジェクトに携わっています。
ーー 現在タビアンではどのような業務を担当しているのでしょうか。
直近では展示会向けのミニプロダクト開発や、大規模システムの構築プロジェクトに携わりました。コードを書くよりも、設計やチケット管理、進捗確認、レビューといったプロジェクトマネジメントの役割が中心です。
とくに印象的だったのは、名刺をスキャンして即時に企業情報を取得できるアプリですね。現場で「これは本当に使いたい」との声もいただき、手ごたえがありました。
ーー 業務ではAIの活用も多いと聞きましたが、どのような実感がありますか。
最近はV0やAIエージェントといったツールを活用することで、自然言語での指示だけでUIのプロトタイプが生成できるようになってきています。従来なら何時間もかかるような作業が、数分で済むケースもあり、生産性の向上を強く実感しています。
AIの登場によって、エンジニアの仕事は「どこまで自分で考えるか」が問われるようになってきたと感じていますね。
AIに頼りすぎることへの不安もゼロではありませんが、個人的には「技術力が下がる」というより、「コーディングだけできる人の仕事がなくなる」リスクのほうが高いと思っています。
むしろ、上流工程への理解や提案力など、これまで以上に人間にしかできない領域の重要性が増していると感じます。
トラブルを未然に防ぐ。Jiraに支えられたプロジェクトマネジメント
ーー タビアンに入社したことで、どのような成長がありましたか。
開発スキルももちろんですが、一番はマネジメントスキルですね。以前はチームを動かす立場ではなかったのですが、今は要件定義やWBSの作成、進捗管理まで任されています。
Jiraを活用して進行状況を可視化し、トラブルの芽を早期に見つけて対応する。管理スタイルを徹底することで、炎上を防ぐことができていると感じています。
ーー プロジェクトマネジメントで意識していることはありますか?
タスク管理にはかなりこだわっています。ステータスや担当、期限などを細かく管理することで、進捗の“見える化”を徹底。プロジェクトが炎上しないよう、早めに“やばそう”な兆候を拾って先手を打つようにしています。
「細かすぎる」と思われることもありますが、このスタイルのおかげで、大きなトラブルを未然に防げている実感はあります。管理に忠実な文化はまだチーム全体には浸透しきっていませんが、自分が率先して進めることで土台を作っていきたいですね。
挑戦を後押しする文化が、成長を加速させる
ーー タビアンの社風については、どのような印象を抱いていますか。
風通しがよく、エンジニアにとって働きやすい環境だと思います。技術に対して前向きな姿勢が会社全体に根づいていて、AIやGo言語といった新しい技術の導入にも積極的です。
とくに、代表の難波さんが常に新しいものに興味を持ち、自ら挑戦している姿勢が、自然とチーム全体に良い刺激を与えてくれています。
開発だけでなくマネジメントも任せてもらえるので、手を動かすだけでなく、仕組みを考えて動かすことに面白さを感じる方にとっても、大きく成長できる場だと思います。私自身も設計や進行管理など、コードを書く以外の部分でのスキルを磨く機会が多くありますね。
「エンジニアとして時代に取り残されないために、どこまで新しい波に乗れるか」が常に問われる。学び続ける姿勢が自然に求められる文化です。
ーー梶原さんが今後、一緒に働きたいと思うのはどのようなタイプのエンジニアですか?
ただコードを書くだけで満足せず、「どう作るか」「なぜ作るか」といった上流の視点も持ちたいと考えている方ですね。AI技術が進化した今、単純な実装作業はどんどん自動化されていきます。
一方で、要件定義やお客様との調整、タスク設計といった人間にしかできない部分の価値は、これからもっと高まっていくでしょう。
考える力やマネジメント力を伸ばしたいという意欲がある方であれば、タビアンはきっと多くの成長機会を得られる場所だと思います。
マネジメントを極めたい。タビアンで成長し続けるキャリアを目指す
ーー これからチャレンジしたいこと、描いているキャリアビジョンを教えてください。
引き続き、プロジェクトマネジメントを極めたいです。特に、Jiraをベースにした管理手法や、スプリント単位での進行管理は自分に合っていると感じているので、より精度を高めていきたいですね。
また、AIと共存するエンジニアの新しい働き方についても、常にアップデートし続けたいと思っています。
ーー タビアンに興味がある方に向けて、メッセージをお願いします。
タビアンは、変化を楽しみながら新しい技術に挑戦できる環境です。今後の市場価値が高まる分野に触れられるのはもちろん、自分の裁量でプロジェクトを進める機会も多くあります。コードを書くだけでなく、チームを動かしたいという方にもぴったりの場所です。
また、マネジメントを担えるエンジニアが少ない今のフェーズだからこそ、上流工程への意欲がある方にはチャンスが多くあります。
チームで何かを動かすことにやりがいを感じる方、そして、技術を磨きながらも人と協働する力を高めていきたい方と、一緒に働けたらうれしいですね。
***
なんとなくから始まったネットワークエンジニアから、試行錯誤と挑戦を経て、チームを導くマネージャーに変化した梶原さん。梶原さんの歩みは、キャリアに迷いながらも次の一歩を模索するエンジニアにとって、大きなヒントになるのではないでしょうか。
タビアンでは、技術を磨くだけでなく、プロジェクトを前に進める力、仕組みを整える力も評価される環境があります。
上流工程やマネジメントに興味のある方、新しい技術に挑戦したい方にとっても、自分の可能性を広げられる場所です。タビアンをもっと知りたいと思った方は、ぜひ一度カジュアル面談に来てください!