このシリーズでは、株式会社シナジーの社員や役員にインタビューを行い、
「シナジーってどんな人がいるの?」「ぶっちゃけどんな仕事してるの?」「シナジーに決めた理由は?」
などなど赤裸々に話してもらっていますので、シナジーの雰囲気や歩み、社風などを知っていただければ幸いです。
今回は育児休業(育休)を取得した小濱部長にお話を聞きました!
―育休はいつから、どれくらいの期間取得しましたか?
小濱:私は子どもが生まれて3週間後から1週間、そしてその翌月の月末月初に育児休業を取得しました。
―2回に分けて取得されたんですね!その期間を選んだのはなぜですか?
小濱: 僕の仕事の都合上、月末月初のほうがスケジュールが組みやすいことと、奥さんが実家から帰ってくるタイミングが重なることが決め手でした。
―そもそも育休を取得しようと思ったきっかけは何だったんですか?
小濱: 妻が初産で子育てが初めてで、わからないことも多いため、ふたりで協力して育児ができるようにと思って育児休業を取得しました。
―家族思いで素晴らしいです(笑)言い出しにくいなとは思いませんでしたか?
小濱: 全く思いませんでした!逆に私が育休を取得することで、他の社員が育休を取りやすくなると思ったので、気になりませんでしたね。
むしろ今年の5月に当社はイクボス宣言をしていましたし、最初に産後パパ育休を取るなら僕だなと(笑)
―休んでいる間の仕事はどうされたのですか?
小濱:事前に分かっている仕事は他の社員に依頼したり、スケジュール調整をしたりして対応しました。
もし部下では判断できないことや僕の判断が必要な事態になったら、連絡をするように伝えていました。
―実際に育休を取っている間はどうでしたか?
小濱:育児は本当に大変でした!特に寝かしつけに苦労しました…赤ちゃんの世話をすることが、こんなに大変とは思いませんでした。
もし育児を取っていなければ、妻がひとりでこんなにも大変な思いをしていたのかと思うと…育休を取っていて本当によかったと思いました。
ベッドに寝かせた瞬間にグズって泣き始めるのもしょっちゅうで……夜中はずっと子守唄を歌っていました。
―育休中の生活はどんな感じでしたか?
小濱:完全に家事と育児が生活の中心になりました。育休に入る前は、空いた時間に気になっていた本を読めるかなとか思っていましたが、甘かったですね(笑)
主に料理や洗濯、子どもの寝かしつけをしたり、ミルクをあげたりしました。
―育休中の出来事で特に印象に残ったことは何でした?
小濱:さっきも少しお話しましたが、寝かしつけが印象的でした。
本当に寝てくれなくて、寝てもすぐ起きちゃうし…色々と試行錯誤しましたね。今では時間はかかっても、楽な寝かしつけ方を見つけることができたので、少し気が楽になりました。
―育休を取得してよかったことは何ですか?
小濱:子どもが小さいうちに、今後の育児や子どもの将来について妻としっかり話す時間が取れたことです。
どんな子に育ってほしいとか、そのために親として何をしてやれるかなど、子どもが寝ている時間に話し合いました。
また育児の苦労も一時的にでも体験したことで、身が引き締まる思いがしましたし、育児・家事をもっとしないといけないと実感しました。
―育休を取得する前に仕事に対する心配はなかったですか?
小濱: 部下を含め、職場のみんなが協力的だったので特に心配はありませんでした。
何かあったとしても、どうにかしてくれるメンバーですから。
―実際に育休を取得して感じた、仕事面の課題はありましたか?
小濱:コロナ禍を経て、ある程度の仕事は在宅でもできる状態を作っていたので、困ることはありませんでした。
ですが対面で話していれば伝わっていたニュアンスが、メッセージ(文章)だけでは伝わらないなと実感しました。
―育休を取りやすい環境にするために、変えていきたいことはありますか?
小濱:可能な限り仕事の属人化を避けて、誰であっても育休を取りやすい仕組みを整えていきたいですね。
―最後に、育休を取ろうか悩んでいる方へのエールをお願いします!
小濱:育休を取ることで子どもの成長を間近で見ることができ、親としての責任感や愛情がより一層強まるだけでなく、自分ひとりでは何もできないことを痛感することができました。
また育休を取ると決めたことで、自分がいなくても回る組織づくりの優先順位があがり、そこに向けて実行することができました。
ですので、いま迷っている方は堂々と「育休を取りたい」と言いましょう!きっとあなたが勇気を出して行動することで、会社は良い方向に変わっていくと思います。
―ありがとうございました!