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こんにちは!2023年3月より、SUPER STUDIOの中途採用担当として入社した大野と申します。
今回は、2023年2月に策定されたSUPER STUDIOの「人事ポリシー」ついて、人事戦略室室長の吉田にインタビューを行いました。
人事ポリシーとは、ビジョンやミッションを実現することを目的に、組織や人に対する企業組織の取組みのあり方や方向性を指し示したものとなります。
その中で今回は、
「何故このタイミングで人事ポリシーを策定したのか?」
「人事ポリシーを策定していく中で見えてきたものとは?」
「人事ポリシーにどんな想いが込められているのか?」
など、人事ポリシーの策定に至った背景や裏話、今後の展望まで聞いてみました。
SUPER STUDIOではどんな人が活躍しているのか、どんな人が評価されているのかなど、SUPER STUDIOのカルチャーが気になる方は是非お読み下さい!
SUPER STUDIOの人事ポリシーについて
【情熱と思いやりを持つ人へ向き合うことを惜しまない】
100人いれば100通りの価値観があり、全員が納得する施策などありません。
だからといって強行突破していては個々のパフォーマンスは最大化されないと考えています。
情熱と思いやりを持つ人と向き合い、互いの考えに対して理解を深めることを惜しみません。
【挑戦の機会を提供】
ストレッチした目標の達成、新プロジェクトへの参画、昇進…挑戦の大きさや種類は人によってそれぞれ。
安心・安全に働ける労働環境を整えた上で、互いをリスペクトし合える仲間と共に挑戦していける機会を提供します。
【正しく成果に報いる】
みんな平等に足並みを揃えて…などはもってのほか。挑戦する人を大いに応援します。
年齢や性別も関係なく、正しく成果に報います。
ー 今回、人事ポリシーの策定に至った背景を教えていただけますか?
吉田:私は2019年に入社して以来セールスグループに所属していましたが、2023年1月から人事戦略室の室長に着任しました。室長着任後、最初に取り組み始めたのが人事ポリシーの策定です。
私が着任する以前は別の方が人事組織を管轄していたため、まずは人事における様々な情報や課題・タスクを一気に引き継ぐことから始まりました。
そこで、解決しなくてはならない多くの人事課題の中から、何を優先して取り組んでいくべきなのかと考えていた時に、会社としてのミッション・バリューだけではなく、「人事として社員にどんな約束をするのか」という、人事として進むべき方向性やあるべき姿を明確にするための指針を持っておきたいと思うようになりました。
ー 「人事ポリシー」という軸があることで社員の納得感を醸成しやすくなったり、対外的にもSUPER STUDIOのカルチャーを伝えていきやすくなりますよね。
吉田:そうですね。人事戦略室には採用・労務・人事企画という3つのユニットが存在します。人事ポリシーがあることで、それぞれが違うポジションで別々の業務をしていたとしても、お互いが共通認識を持ちながら働けます。
これまでは社内外問わず人事以外の人から見た時に、どんなことをやっているのかが伝わりづらいという側面もありました。これからは採用面で対外的な露出を増やしていきたいと考えているのですが、そういった発信をしていくにあたってはSUPER STUDIOが人事面で何を大切にしているのか、どのような想いで社員に向き合っているのかといったスタンスの明示が必要です。人事ポリシーを明確にすることによって情報の質を高め、SUPER STUDIOのカルチャーを分かりやすく、詳細に発信していけるようにしたいです。
ー 今回策定した人事ポリシーには、どのような想いが込められているんですか?
吉田:まずは弊社の取締役の4名にヒアリングをしていくところから始まったのですが、「どういう人と働きたいのか」、「どういう人が認められるべき会社なのか」、「ターゲットとなる人にとって最高の会社環境とは何か」ということを定義していきました。
斬新なポリシーを作っていくということではなく、経営陣の社員に対する想いや、SUPER STUDIOが歩んできた歴史の中でぶれずに大切にしてきたことなど、“SUPER STUDIOらしさ”をしっかり言語化していこうという想いがベースにありました。
ー SUPER STUDIOらしさというのは、例えばどんなことですか?
吉田:そうですね。例えば、人を大事にするということは創業当初からずっと大切に育まれてきたSUPER STUDIOのカルチャーだと思います。
経営陣も学生時代の繋がりや取引先など、様々な縁で4人が出会って創業しており、基本的には「何をやるかより誰とやるか」という考えの下で経営を続けてきています。
現在、SUPER STUDIO社員の4〜5割程がリファラルでの入社となっており、自然と人柄を重視した採用ができています。そのため、人を大事にするというのは言葉だけではなく、カルチャーとしてしっかり根付いています。
また、気の合う仲間が集まっているだけではなく、社員同士が情熱を持って本気で仕事に対して向き合いながらも、お互いの考えを理解して尊重し合うことで保たれている、そんな関係性であると考えています。お互いに変に気を遣ったり、足の引っ張り合いをすることなく、思い切って仕事に没頭できる環境です。
ーその他にSUPER STUDIOが大切にしていることはありますか?
吉田:全員が均一に評価されるという環境ではなく、成果を出した人が正しく評価され・報われる環境であるということをとても大切にしています。
年次・役職・年齢などは関係なく、自分自身が設定した目標に対してどこまでコミットできているのか、またチームの目標達成や会社の成長にどれくらい貢献出来ているのか、これらの観点を評価に組み込んでいます。そのため、成果を出せばスピーディーに年収を上げていくことも可能です。抜擢も盛んなため転職してきた人が入社数ヶ月でリーダーやマネージャーに就いているというケースもあります。
その他、経営層との距離感が近いため、現場の立ち位置でもフラットな意見交換ができたりと、決してトップダウンではない、透明性のある健全な組織構築にも繋がっていますね。
ーこれまでのSUPER STUDIOらしさをベースに考えていたとのことですが、逆に新たな発見や人事ポリシーを策定する中で感じたメリットなどはありますか?
吉田:正直、制定したばかりなので、新しい発見というのはこれから見えてくるのかなと期待しているところなのですが、人事ポリシーを設定したことによって、SUPER STUDIOの人事として本当に大切にしたい想いを言語化できたというのは大きなメリットだと思います。今後はより攻めの姿勢で人事施策を実行していきたいと考えていますので、さまざまな判断の軸になると感じています。
ーとは言え、想いを言語化していくという作業はけっこう大変だったんじゃないですか?
吉田:そうですね。どんな要素を盛り込んでいきたいのか、ということはスムーズに決まりましたが、それをメッセージに落とし込んでいく作業は大変でしたね。
文章にするべきなのか、キャッチーなフレーズにするべきなのかというのもあまり決めきれていなかったので、外部の方にもアドバイスをいただきながら固めていきました。最終的には、記事や社内報などで、普段経営陣が発信していることを見に行き、散りばめられているキーワードをまとめて今の文章を作り上げました。
ただ、ポリシーの表現の仕方に関しては今後の会社フェーズによって変化・適応させていくべきだと考えています。今回策定したものは現段階でベストなものとしてかたちにしているので、将来的には文章ではなくてキャッチーなフレーズで大々的に発信していく可能性もあると思っています。
ーこれからは人事ポリシーを社内外に浸透させていくことが求められますが、感じている課題はありますか?
吉田:今回「人事ポリシー」として一つの指針を示しましたが、こうした社内での取り組みを外に向けて発信できているかという点に関してはまだまだ課題があると思っています。会社のカルチャーや強み、組織として向かっていく先など、社外の方にももっと分かりやすく発信していけるようなコンテンツを用意していきたいです。
最後に(候補者へのメッセージ)
吉田:現在のSUPER STUDIOは即戦力となるメンバーも次々と参画してくださっており、猛スピードで拡大している刺激的なフェーズにあります。個人プレイではなくチームワークを大切にしながら、成果が重要視される環境で頑張っていきたいという方にはピッタリの環境かと思います。