スタディプラスは「学ぶ喜びをすべての人へ」をミッションに掲げ、学習管理アプリ「Studyplus」・若年層向けマーケティングソリューション「Studyplus Ads」・教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」の提供を通して、学習者やその環境が抱える本質的な課題解決に取り組んでいます。
今回の記事では、2023年4月にスタディプラスに新卒入社し、2024年11月にはFlutterKaigiに登壇したプロダクト部クライアントグループに所属するエンジニア後藤のインタビューをご紹介します。
後藤 孝輔 (ごとう こうすけ)プロダクト部クライアントグループエンジニア 2023年4月にスタディプラスへ新卒入社。「Studyplus」の開発に携わる。
目次 「Studyplus」の提供価値への共感が入社理由 自分の意思を尊重し、サポートしてもらえる環境を実感 毎日集まる「Studyplus」ユーザーの声がやりがいに FlutterKaigi登壇を通じて得られたこと 先輩と共に“学習者を第一に”考えることを守り続けたい 終わりに 一緒に働く仲間を探しています エンジニアチームが活躍中です 学習者中心の事業を展開しています 「Studyplus」の提供価値への共感が入社理由 ー 2023年4月に新卒入社した後藤さんですが、まずスタディプラスに入社した理由から教えてください。
後藤:理由が二つあって、一つはプロダクトが提供する価値に共感したことです。高校生の頃まではあまり勉強をしていなかったんですが、大学生になって自由な時間が増えてから 自分で主体的に学ぶようになって、勉強が好きになりました 。そうすると、 人生が楽しくなってきた 感覚がありました。 「Studyplus」は主体的な学びをサポートするプロダクト になっているので、自分の体験から「すごくいいプロダクトだな」って感じたのが理由の一つです。 もう一つは、エンジニアとして働く環境に魅力を感じたことです。選考の時に「Studyplus」アプリをFlutterにリプレイスするプロジェクトが丁度始まったことを聞いていたのと、 エンジニアメンバーがカンファレンスに積極的に登壇 していることを知りました。 色々な技術にエンジニアとして触れることができる し、ここで働くことで良い経験ができそうだなと感じていました。
ー スタディプラスへの入社を決めてから、入社後に至る流れを教えてください。
後藤:入社前は内定者インターンとして半年ほど働いて、正式に入社した直後の最初の1〜2カ月は新卒研修という流れでした。その期間は、Flutterでアプリを開発する研修や、開発に関わる基本を学ぶ研修を受けていました。 研修が終わってからは、すぐに 「Studyplus」のAndroidアプリをFlutterにリプレイスするプロジェクト に入って、 「大学資料請求」というアプリの一機能を担当しました。
自分の意思を尊重し、サポートしてもらえる環境を実感 ー 「大学資料請求」の機能は、後藤さんが裁量を持ちながら進めたんですか?
後藤:そうですね。基本的にまずは自分で手を動かして、途中で詰まったら先輩のエンジニアに聞いたり、AndroidアプリとiOSアプリで仕様の差分を見つけたときはディレクターさんに「ここ差分ありますけど、どうしましょうか?」とヒアリングしたりしながら、実装するような進め方をしていました。
ー 「Studyplus」は、2023年12月にWeb版・2024年11月にAndroidアプリをFlutterにリプレイスして、現在はiOSアプリのリプレイスに向けて動いていると思います。後藤さんは仕事にどのように関わっていますか?
後藤:切り出された仕事を渡されることもあれば、 自分でやりたいことに手を挙げる こともあります。「Studyplus」のWEB版でナビゲーションの開発を担当したのですが、それは自分で手を挙げました。Flutterで何をどこまでできるかがわからない中で、調べたりデザイナーさんに相談したりしながら、最終的に形にできたのはすごく思い出深いです。 「新卒だから」という理由でやらせてもらえないことはなくて、「やりたい」って意思表示すると周りの先輩は全力でサポート してくれます。最後は本人次第にはなると思うんですけど、やりきったらすごく褒めてもらえるし、「また挑戦しよう」という気持ちになります。
ー なぜその仕事に手を挙げたんですか?
後藤:「Studyplus」の中でも重要な部分だったというのと、 「難しそうだな」と感じた のが大きな理由です。 道筋が見えていないことに考えながらチャレンジすることが仕事のモチベーション に繋がりますし、やりがいを感じます。
毎日集まる「Studyplus」ユーザーの声がやりがいに ー 後藤さんから見て、スタディプラスのエンジニアとして働く魅力ってどこにあると思いますか?
後藤:直近でAndroidアプリをリニューアルしてリリースした際に、良くも悪くもすごくいろんな意見をいただきました。一つひとつに目を通していくんですが、「Studyplus」はすごく愛されているプロダクトだと感じます。意見や感想を送っていただけるユーザーのためにも、もっとアプリを使いやすくしたいと思いますし、 実際の声をたくさん聞けるのでやりがいにも繋がる と思います。 あとは、先ほどお話しした裁量の大きさも魅力だと思います。
ー ユーザーからの反響を感じることができるのは大きなことですよね。
後藤:そうですね。入社前に想像していた以上に、 ユーザーとの距離の近さをすごく感じています 。 App StoreやGoogle Playのレビューやアプリ内のお問い合わせに目を通したり、Xでエゴサーチしたりするんですが、ほぼ毎日何かしらのコメントを見ることができるのは、当たり前ではないと思います。
ー エンジニアチームの文化として、良いなと思う部分は何かありますか?
後藤:先輩方と仕事していてすごく感じるのは、 ユーザーファーストの文化が浸透 してることです。 ユーザーにとって利益があるかを第一に考えていますし、不利益なことは何としてでも止める という姿勢を強く感じます。仕様を検討する段階でもエンジニアの先輩が意見をガンガン言っていく感じは、とても勉強になりますし見習いたいです。
FlutterKaigi登壇を通じて得られたこと ー 11月に後藤さんは初めて「FlutterKaigi」という外部カンファレンスに登壇されました。
後藤:所属しているクライアントグループ(「Studyplus」の開発を主に担当するグループ)に登壇経験者が多かったこともあり、 1年目からカンファレンスのプロポーザルに挑戦 する機会をいただいていました。1年目はダメだったんですが、今年はWeb版とAndroidアプリでのFlutterリプレイスを経験して貯まった知見をアピールして、採択いただけました。
ー 具体的なプレゼン内容を教えてください。
後藤:Flutterのモバイルアプリを、ウェブやデスクトップのプラットフォームで使えるように対応する際に気を付けたいポイントをテーマにお話しました。「Studyplus」のFlutterリプレイスはAndroidアプリを7割ほど進めた段階で、急きょWeb版を先にリリースすることになったんですが、その結果として色々な問題に直面したのでその辺りをシェアしました。
ー プレゼンの準備はどのように進められましたか?
後藤: 資料を作る前の内容整理の段階から、先輩にたくさん相談 させてもらっていました。資料に落とし込む段階でもかなり悩みまして、自分が間違った方向に行ってしまったこともあったんですが、軌道修正してもらいながら何とか進めた感じでした。5、6回ほど発表の練習もやったんですが、それにも先輩方に付き合ってもらって、どんどん内容を磨いていきました。
ー 発表してみてどうでしたか?
後藤:発表自体はあんまり鮮明には覚えていないですが、聞いてくれてる人の反応があって、受けが良い部分もあったのが印象に残っています。 自分で見返してみて、「もう少し話す練習をしておけば良かったな」とか、反省すべき点はたくさんあったんですけど、次に生かしていきたいなと思っています。 発表もそうですけど、 発表に至るまでの過程が、自分にとってとても価値のある経験 になったと感じています。
先輩と共に“学習者を第一に”考えることを守り続けたい ー 今後、後藤さんがエンジニアとして働いていく上でチャレンジしたいことはありますか?
後藤:今回の登壇を通じて、 アウトプットの機会を増やしていきたい なと思いました。FlutterKaigiのような大きなカンファレンスで登壇するようなことには今後もチャレンジしていきたいです。
担当業務的には、ユーザーの方からの機能要望にも目を通していてるんですが、対応したくても開発できていないものも結構あって。そういうものを エンジニア側でも拾いながら、主体的に新機能の提案することもどんどんやっていきたいな と思います。
カンファレスもそうですし、日常的に取り組む開発もそうですが、 一つひとついろんな経験を積み重ねていって、サービスやエンジニアの組織に対して還元できるようなエンジニアになりたい なと思います。
ー 最後に、後藤さんがスタディプラスのエンジニアとして働いていく上で、大切にしたいことを教えてください。
後藤:やっぱり先輩の言動から感じることですが、 ユーザーにとってのメリットを第一に考えるということは守り続けたいですし、ユーザーにとって不利益なことは絶対にしたくない ですね。スタディプラスは会社として「学習者中心」ということを掲げていますが 、学習者であるユーザーのことを考えることは、忘れないようにしたい です。
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