応募ボタンを押すまで3ヶ月。迷っていた私が、今クライアントワークを楽しめている理由
こんにちは!ニット採用担当の福嶋です!
本日は、HELP YOUで活躍するスタッフの一人が勇気を出して応募してからこれまでのエピソードをご紹介させていただきます。
画面の中の「応募する」というボタンを、何度クリックしかけては、そっとブラウザを閉じたことでしょう。
「数年のブランクがある私に、務まるだろうか」
「そもそも、未経験のオンライン業務で選考に通るはずがない」
「もし採用されても、周りのスピードについていけなかったらどうしよう」
3ヶ月前。HELP YOUの募集ページを開くたびに、私の頭の中は不安でいっぱいでした。
でも、今の私は、週に3日、自宅のパソコンの前でクライアントワークを楽しんでいます。この記事では、石橋を叩きすぎて渡れなかった私が、どうやってその一歩を踏み出し、HELP YOUで働き始めることができたのか。そして、なぜ今「あの時、勇気を出して良かった」と心から思えるのか。その理由のすべてを、正直にお話ししたいと思います。
応募前の私:3ヶ月間の葛藤
私がHELP YOUを知ったのは、在宅ワーク専門の求人サイトでした。前職を離れて5年。子育ても少し落ち着き、「もう一度、自分のスキルを社会で活かしたい」と考えていた私にとって、「完全在宅」「柔軟な働き方」という言葉は、まさに理想そのものでした。
HELP YOUのオウンドメディア「くらしと仕事」を読み漁り、イキイキと働くメンバーの記事を見るたびに、「私もこんな風に働きたい」と憧れは募るばかり。
それなのに、どうしても応募ボタンが押せないのです。理由は、数え上げればきりがありませんでした。
- 5年という長いブランク: ビジネスの勘は鈍りきっているに違いない。
- オンラインでのコミュニケーションへの不安: チャットツールはあまり使ったことがないし、相手の顔が見えない中で信頼関係なんて築けるのだろうか。
- 曖昧な選考基準: どんな人が求められているのか分からず、自分をどうアピールすればいいか見当もつかない。
- 研修への心配: たとえ採用されても、覚えることが多すぎてパンクしてしまうのではないか。
そんな私の背中を押してくれたのは、夫の「やってみないと、何も始まらないんじゃない?」という一言と、「くらしと仕事」にあった、ある先輩スタッフの記事でした。そこには、私と同じように不安を抱えながらも、一歩ずつ前に進んでいったリアルな体験談が綴られていたのです。「悩んでいるのは、私だけじゃないんだ」そう思えた時、ほんの少しだけ勇気が湧いてきました。
【STEP1】応募〜課題選考
ある夜、私はついに意を決して「応募する」ボタンをクリックしました。心臓がドキドキして、まるで清水の舞台から飛び降りるような気持ちでした。
応募フォームへの入力後、次に待っていたのはオンラインでの「ビジネススキルチェック」でした。これまでの経験を問う選択問題と、ビジネスシーンを想定した記述問題。画面を前に少し緊張しましたが、「今の自分にできることを、誠実に伝えよう」と割り切り、一つひとつの設問に丁寧に向き合いました。
数日後、メールで課題選考通過の連絡が届いた時は、思わず「えっ!」と声が出ました。驚きと同時に、「私の想いを、少しでも受け取ってもらえたのかもしれない」という喜びが込み上げてきたのを覚えています。
【Tips】 応募時に私が心がけたのは、「できないこと」ではなく「できること」に焦点を当てることでした。たとえ小さな経験でも、「この経験から、こんな風に貢献できると思います」と具体的に伝えることが、次への扉を開いてくれたのだと思います。
【STEP2】面接
面接はオンラインで行われました。初めてのオンライン面接に、私はガチガチに緊張していました。
面接官の方に聞かれたのは、これまでのスキルや希望する働き方に加え、社会人経験の中での具体的なエピソードでした。「仕事で困難を乗り越えた経験はありますか?」「チームで働く上で大切にしていたことは何ですか?」といった質問を通じて、スキルだけでなく、私の人となりや仕事への向き合い方を深く知ろうとしてくれているのが伝わってきました。
それは、私を試すような「面接」というより、私の可能性を一緒に探してくれる「面談」のような雰囲気でした。私がブランクへの不安を正直に話すと、「大丈夫ですよ、HELP YOUにはサポート体制が整っていますから」と優しく微笑んでくれたことで、すっと肩の力が抜けました。
【Tips】 面接で一番大切だと感じたのは、正直に、そして前向きに話すことです。スキルや経験に自信がなくても、「学びたい」「貢献したい」という意欲を、自分自身の言葉で、具体的なエピソードを交えて伝えることが、何よりも評価してもらえたポイントだったように思います。
【STEP3】内定〜研修準備
面接から約1週間後、内定の通知がメールで届きました。何度もメールを読み返し、じわじわと実感が湧いてくると、嬉しさで胸がいっぱいになりました。
ここからは、契約手続きやツールの準備が始まります。まずは利用規約を確認してメンバー登録を済ませ、PCのセキュリティチェックや、業務で使うChatworkなどのコミュニケーションツールをセットアップしていきます。
初めて見るツールもあり少し戸惑いましたが、自分で調べたりマニュアルを見ながら進めれば問題なく完了できました。研修開始までの間、ドキドキと期待が入り混じった気持ちで準備を進めました。
【Tips】 この期間に、タイピング練習や、Googleドキュメント、スプレッドシートの基本的な使い方を動画サイトなどで予習しておいたのは、後々とても役立ちました。少しでもツールの画面に見慣れておくと、研修後にスムーズに案件を始められると思います。
【STEP4】研修期間:不安が安心に変わった場所
いよいよ始まった、オンライン研修。HELP YOUでの研修は、基本的には用意された資料や動画コンテンツを見て進める自学習形式です。HELP YOUの理念から各種ツールの実践的な使い方、クライアントワークの心構えまで、内容は多岐にわたります。
正直、最初は一人で黙々と進めることに少し不安を感じました。「この解釈で合っているかな?」「分からないことが出てきたらどうしよう…」と。
しかし、そんな不安はすぐに解消されました。まず、研修開始直後に育成チームとのオンライン面談があり、今後の進め方や不安な点を直接相談できたことで、安心してスタートを切ることができました。
そして何より心強かったのが、スタートから3ヶ月間の期間限定で参加できるChatworkの「サポート部屋」の存在です。ここで質問を投げかけると、先輩スタッフがすぐに回答してくれます。また、自分と同時期にスタートした「同期」のような仲間たちが、同じように質問したり、悩んだりしている様子を見ることで、「一人じゃないんだ」と何度も励まされました。
さらに、任意参加のオンライン「ウェルカムパーティ」では、画面越しではありますが、初めて同期や社員の方々と顔を合わせて話すことができ、一気に仲間意識が芽生えました。研修の最後には、学んだことを確認するためのフォーム形式のスキルチェックがあり、自分の理解度を客観的に把握できたことも、大きな自信に繋がりました。
【Tips】 自学習研修を乗り切るコツは、少しでも疑問に思ったら、すぐにサポート部屋で質問することです。一人で抱え込まず、用意されたサポート体制を最大限に活用することが、成長への一番の近道です。
【STEP5】初めての案件獲得へ!
研修を終え、いよいよ実践デビュー。HELP YOUでは、社内の掲示板に様々なディレクターから案件の募集がかけられます。その中から、自分のスキルや希望に合うものを見つけ、自ら「やりたいです!」と挙手(応募)するのが基本スタイルです。
私は、前職の経験が活かせそうな「資料作成サポート」の案件を見つけました。「私に、できるだろうか…」。またしても不安が頭をもたげましたが、「ここで動かなければ、何も始まらない」と自分を奮い立たせました。
応募の際には、「5年のブランクはありますが、前職では〇〇といった資料を年間100件以上作成していました。この経験を活かして、丁寧かつ迅速な対応でお役に立てると考えています」と、具体的な実績と意欲をアピールしました。
後日、「ぜひ、お願いします」とアサイン決定の連絡が来た時は、ガッツポーズが出ました。受け身で待つのではなく、自らの意思と行動で掴み取った、初めての仕事でした。
【STEP6】初業務〜最初の納品
私が初めて担当したのは、クライアントのインタビュー音声を元に、プレゼン資料の構成案を作成する作業でした。チームのディレクターの指示に従い、黙々と作業を進めます。
途中で判断に迷うことがありましたが、その都度チームのチャットで相談。「こういう時は、こうすると良いですよ」と先輩がすぐにアドバイスをくれました。一人で抱え込まずに済む環境に、何度も救われました。
そして、納品の日。何度も何度も見直しをして、震える指で納品ボタンをクリックしました。しばらくして、ディレクターからクライアントの反応が共有されました。
「『非常に分かりやすくまとめていただき、助かりました。ありがとうございます』とのことです!素晴らしい初仕事でしたね!」
そのメッセージを見た瞬間、思わず涙がこぼれそうになりました。私の仕事が、誰かの役に立った。ブランクがあっても、特別なスキルがなくても、誠実に取り組むことで、誰かに喜んでもらえる。この小さな成功体験が、「私、ここでやっていけるかもしれない」という、大きな自信の芽生えに繋がりました。
応募から半年、今の私
あれから半年。今では2社のクライアントを担当し、資料作成だけでなく、SNSの投稿文作成など、少しずつ業務の幅を広げています。
もちろん、今でも新しい業務に取り組む前は不安になります。でも、私には相談できるチームメンバーがいます。そして、「まずはやってみよう」と思える前向きな気持ちがあります。
最初の不安が嘘のように、今は「どうすればもっと貢献できるか」を考えるのが楽しくて仕方ありません。家庭との両立も、自分のペースで調整できるので無理なく実現できています。3ヶ月もの間、応募ボタンの前で固まっていた、あの時の自分を心から褒めてあげたいです。
今、応募を迷っているあなたへ
この記事を読んでくれているあなたは、きっと3ヶ月前の私と同じように、たくさんの不安を抱えているのだと思います。その気持ち、痛いほどよく分かります。
でも、どうか忘れないでください。あなたが今感じている不安は、この仕事に真剣に向き合おうとしている、何よりの証拠です。
HELP YOUの選考や研修は、誰かをふるいにかけるためのものではありません。あなたが安心してスタートを切れるように、一つひとつのステップでサポート環境も用意されています。完璧なスキルなんて、最初から誰も持っていません。学びながら、チームに助けてもらいながら、少しずつ成長していけばいいのです。
もし、3ヶ月前の自分に声をかけられるなら、こう伝えたいです。
「大丈夫。あなたのその一歩を、受け止めてくれる人たちが必ずいる。だから、勇気を出して」
あなたの「応募ボタンを押す日」を、私たちは待っています。
ご経験のシェア、いかがでしたか?
少しでも興味をお持ちいただいた方はぜひ詳細な募集要項もご覧ください!