【採用インタビュー】「思考」のその先へ。ビッグプロジェクトを動かす若きリーダーが語る、真の「アウトプット」への覚醒
「自分ならできる」という根拠のない自信が、確信へと変わる瞬間はいつ訪れるのか。
多くの若手ハイレイヤーが「さらなる挑戦」を求めてキャリアを模索するなか、株式会社ストラテジーアンドパートナー(S&P)には、その問いに対する残酷なまでの正解があります。それは、華やかな戦略立案でも、スマートな論理構築でもありません。
今回は、20代中盤にしてAIと教育の融合領域で事業の柱を担うS.Sさんにインタビューを敢行。「思考の罠」に陥っていた未熟な時代から、いかにして視座を引き上げ、一事業を牽引するプロフェッショナルへと変貌を遂げたのか。その軌跡を辿ります。
1. 「自分はできる」という錯覚。プロの現場で突きつけられた「基準値」の差
── S.Sさんは、前職や参画当初から、ご自身の能力にかなり自信があったそうですね。
「正直に言えば、自信に溢れていました。20代前半でいくつかの実績を積み、論理的に物事を整理する力や構造的に課題を捉える力は、同世代の中でも優れているという自負があったんです。周囲からも『優秀だね』と評価されることが多く、自分はどこに行っても即戦力として通用し、すぐに中心人物になれると思い込んでいました」
── その自信は、S&Pの環境でどう変化しましたか?
「木っ端微塵に打ち砕かれましたね(笑)。最初は『自分なりに質の高い仕事』をしているつもりでした。でも、いざレビューを受けると、全く通用しない。論理は通っていても、それがビジネスとしてどう実を結ぶのか、誰の行動をどう変えるのかという『生きた視点』が完全に欠落していたんです。まさに『できるつもり』になっていただけ。プロとしての本当の基準値には、指一本触れられていない状態でした」
2. 「思考」は手段でしかない。アウトプットの質を分かつ「自分ごと化」の壁
── 具体的に、どのようなジレンマを抱えていたのでしょうか。
「『思考は深めているはずなのに、最終的なアウトプットの質が劇的に上がらない』という悩みです。フレームワークを使い、綺麗な資料を作り、筋の通ったプレゼンはできる。しかし、それが事業を動かし、クライアントを心から納得させる力を持たなかった。
ある時、代表から厳しく指摘されたんです。『君の思考はただの“整理”だ。そこに、事業を背負う当事者としての魂が宿っていない』と。その時、鼻をへし折られたと同時に、自分の甘さに気づきました。思考すること自体が目的化しており、その先にある『結果に対する全責任』から無意識に逃げていたんです」
── 「思考」と「価値あるアウトプット」の間にある決定的な差は何だったのでしょう?
「一言で言えば、『自分ごと化』の深度です。その施策が失敗したとき、自分の血が流れるほどの痛みを感じるまで考え抜いているか。20代中盤という、守りに入ろうと思えば入れてしまう年齢だからこそ、その『執着心』の差がアウトプットの質を決定的に分かつ。単なる知能指数ではなく、圧倒的な当事者意識が必要なのだと痛感しました」
3. 視座の転換。教育×AI事業を「会社の柱」へと押し上げる責任
── 現在は「教育×AI」という、会社の未来を左右する事業を任されていますね。
「はい。単なる一プロジェクトの担当ではなく、この事業をS&Pの次なる『柱』へと昇華させるミッションに挑んでいます。以前は自分の担当範囲の『点』でしか物事を見ていませんでしたが、今は教育業界の構造的課題と、AIによる変革という『面』、そして数年後の収益という『時間軸』で捉えるようになりました。
20代中盤でこれほど大きな意思決定に関わり、自分の判断一つがどれだけの教育的価値を生み、どれだけのP/L(損益計算書 ※1)にインパクトを与えるかを常に意識する。この責任ある立場(※2)が、私の視座を強制的に引き上げてくれました。目先の正論よりも、『今、事業として選ぶべき最善の一手』を構造的に導き出せるようになったと感じています」
(※1)Profit and Loss statement。企業の収益と費用の状態を表す書類。 (※2)事業責任者や特定のKPIに対する決定権を指す。
4. 挑むべきは、自分の限界。S&Pという名の「加速装置」
── S.Sさんから見て、S&Pはどのような環境ですか?
「ここは、単に『経験を活かす場所』ではありません。個人の限界を常に押し広げ、視座を強制的にアップデートし続ける『加速装置』のような環境です。20代中盤という、キャリアの分岐点にいる人間にとって、これほどシビアで、かつエキサイティングな場所は他にないと思います」
── 最後に、この記事を読んでいる同世代のハイレイヤー層へメッセージをお願いします。
「もし今の環境で『自分は十分にやれている』と感じているなら、それはまだ本当の壁にぶつかっていないだけかもしれません。思考の遊戯で満足せず、自分のアウトプットで社会の仕組みを、教育の未来を本気で変えたい。そんな飢えを感じている人と、この挑戦の先にある景色を見たいと思っています。
ここでは、過去の経歴よりも『今、ここで何を作るか』が全てです。高い視座を持って自らを更新し続ける覚悟があるなら、ぜひ僕たちの扉を叩いてください」