こんにちは!スターマイン株式会社(以下、STARMINE)人事総務部の宮本です。
STARMINEが掲げる目標は、労働幸福度の向上です。
その実現に向けて、私たちが最も重要だと考えているのは、人を大切にすること。しかし、「人を大切にする」と一口に言っても、その意味や実践の仕方は企業によってさまざまです。
そこで今回は、以下のテーマについて、代表・宮川の視点からお話を伺いました。
・STARMINEが実践する、人を大切にするための取り組み
・「個」の力と「チーム」の力がもたらすイノベーション
・STARMINEが目指す組織の理想像
「人を大切にする」を仕組みに。STARMINEの働く環境づくり
高い報酬を得たとき、人間関係がうまくいっているとき、自分の力を発揮できたとき…働くことに“幸せ”を感じられる瞬間は、一人ひとり違うはずです。
そんな中でも、私が重要だと考えているポイントが3つあります。
1.自分で選択肢を持てること
誰かに決められた人生よりも、自分で選んだ人生のほうが、納得できるし嬉しいですよね。働き方も同じ。STARMINEでは、フルリモート・フルフレックスを導入し、「いつ」「どこで」「どう働くか」を、個人のライフスタイルに合わせて選べるようにしています。
STARMINEでは、一人ひとりが主体的に意思決定できるよう、適切な選択肢を提供することが大切だと考えています。
2.納得感を持てること
選択肢があれば幸せ、というわけではありません。大切なのは、自分で選んだ道を正解にし、その結果に納得できること。そして、その納得感は、一緒に働く仲間との関係性や日々のコミュニケーションが大きく影響します。
だからこそ私たちは、一人ひとりの個性を尊重し、自由に意見を言える環境を整えることが不可欠だと考え、心理的安全性の高いチームづくりに力を入れています。
3.賞賛を含めた適切なフィードバックを行うこと
個人の意思を尊重し、多様な選択肢を提供して納得感のある環境を整えるだけでは、組織としてのバランスが崩れてしまう可能性があります。
そこでSTARMINEでは、組織の健全性を保つために、フィードバックの質にこだわっています。会社が成り立つためには、同僚との良好な関係性や目標の達成といった基本的な要素をしっかりと押さえることが欠かせません。
その上で選択肢を提供し、一人ひとりが納得感をもって働ける環境を整えることで、個々のモチベーション向上にもつながるはず。だからこそ、STARMINEでは組織が正しく機能するためにもフィードバックを大切にしています。
人が動けば会社が変わる。だから人を活かす環境を整えたい
会社とは、突き詰めれば人の集合体です。組織の仕組みも、事業の成果も、すべては「人」がつくるもの。だからこそ、たった一人の優秀な人材が加わることで、イノベーションが生まれ、会社が大きく前進することさえあります。
ただし、それは個の力に限った話ではありません。チームの構成や働き方を見直すことで、組織全体の生産性が一気に向上することも珍しくありません。たとえば、10人のチームであっても、フォーメーションを少し変えるだけで、成果の質やスピードが驚くほど変わることがあります。
だからこそ、「誰を仲間に迎え、どう動かしていくか」、そして「一人ひとりがどれだけ前向きに仕事に取り組めるか」は、事業成長を左右するカギになります。
組織の成長を支えるのは「声を聴く力」
100人いれば100通りの視点や価値観がある中で、その声に耳を傾けられるかどうかが、会社の成長スピードを決めると言っても過言ではありません。しかし、イノベーションが起きない会社では、多くの場合、社員の声が置き去りにされています。
また、最終的に会社のカルチャーを形づくるのも、やはり「人」です。だからまずは、周囲の企業やトレンドに引っ張られるのではなく、自社の強みを見極め、それを活かした成長戦略を描くことが、何よりも効果的です。
外部の正解に頼るのではなく、自社の中にある可能性に目を向ける。その姿勢を、私たちは組織づくりにおいて大切にしています。
メンバーと組織の成長を見据えて大切にしていること
私は、日々の業務の中で意識していることが2つあります。
1.メンバーに対して常にフラットな姿勢で接し、日々のコミュニケーションに敏感に反応すること
社内ではSlackを中心にコミュニケーションを取っていますが、私はメンバーの発言内容ややり取りのトーンにまで目を配るようにしています。
ときには、表面上は問題なさそうに見えても、ほんのわずかな違和感を覚えることがあります。そんなときは見過ごさず、適切なタイミングで必要に応じて然るべき人からのフィードバックを促すなど、早めの対応を心がけています。
2.STARMINEのメンバーが市場価値を高められる環境を作ること
チーム体制の整備は、事業部長たちが中心となって進めているので、私自身は「STARMINEで働くことで、メンバーが成長を実感できる環境をどうつくるか」に重きを置いています。
そのために、「STARMINEという人事集団が、業界全体の市場価値をどう高めていけるか」「メンバーがより活躍できるマーケットをどう広げていけるか」といった視点を常に持っています。
社員の家族にも伝わる、いきいきと働ける環境を目指したい
私は、今後STARMINEを「家族に誇れる会社」にしたいと考えています。たとえば、家族から「どんな会社で働いているの?」と尋ねられたときに、迷わず「とても素敵な会社だよ」と胸を張って答えられる。そんな場所でありたいと思っています。
ライフスタイルは人それぞれですが、子どもがいる男性社員には「お父さんの仕事ってかっこいい!」と子どもに思ってもらえる働き方を。働くお母さんには「ママは家庭も仕事も一生懸命頑張っていてすごい!」と感じてもらえる環境を提供したいんです。
また、ご両親にとっても、お子さんがどのような会社で働いているかは気になるものだと思うので、「うちの子は毎日いきいきと働いている」と安心してもらえる場所でありたいです。
実際、STARMINEのことをどれほどご家族が知っているかはわかりませんが、「最近元気がないね」「その会社、大丈夫?」と心配されるより、「本当にいい会社で働いているね」と言ってもらえるほうが、きっと社員本人にとっても幸せなはず。
だからこそ、「家族に誇れる会社」を目指して、本気で取り組んでいきたいと思っています。