こんにちは!SQUEEZE広報チームです!
SQUEEZEで働くメンバーのことを紹介するインタビュー企画【SQUEEZE Voice】
今回は執行役員 経営企画室長・安養寺(あんようじ)のインタビューをお送りします。
2024年9月に入社したばかりとは思えない、その熱量と高い志あふれるインタビューとなりました。
ぜひご覧ください!
安養寺 鉄彦 (Tetsuhiko Anyoji)
埼玉県出身 2024年入社
■ マイブーム: ずっとブームなんですが読書
■ 今一番行きたい旅行先: 東南アジアを巡りたい
■ 一言!: 生きてるだけで丸もうけ(座右の銘です)
スタートアップから上場企業まで、キャリアを重ねた先に見えた、自分の実現したいこと
ーまずは、今までの経歴を教えてください!
新卒でスタートアップに飛び込んだのがキャリアの始まりです。私の年代ではまだ珍しく、周囲から心配されたのを覚えています。
一年目、二年目と順風満帆かに思われた三年目にリーマンショックが訪れました。業界内でも次々と倒産していき、どんな会社でも倒産の可能性がある、恐ろしい状況でした。
ビジネスが逆回転し環境が一気に悪化するなか、金融機関や利害関係者との調整、資金シミュレーションに明け暮れました。私のミス一つで会社に大きな損失を与えてしまうかもしれない。怖くもあり、数字の扱い方を強制的に学ばされる、いい成長の場でもありました。
今振り返ってみると、このときに「会社=自分」という当事者意識が生まれたように思えます。自分がいい仕事をすれば、お金が滑らかに回り、会社全体が事業に集中できる。貢献を実感できる最高の場でした。
その後、大不況を無事乗り越え、ひと段落ついたこともあり転職を決意し、株式会社ポケラボ(モバイルゲーム・スタートアップ)に経営管理部長として入社しました。
しばらくして買収されるかたちで、グリー株式会社(インターネット・プライム上場)の所属となり、財務とIRのマネージャーを務めました。
引き続き、コーポレート部門中心のキャリアではありましたが、この頃から、M&Aや資本業務提携、ジョイントベンチャー設立など、ビジネス寄りのプロジェクトを仕切ることも多くなっていきました。
特にM&Aは、財務に留まらず、事業、人事、法務、税務、市場環境等、複雑多岐にわたる論点を整理し、自分たちにとって最適な買収条件を導き出していく。相手先と交渉して成立させる。守備範囲の広さを強みにしている私にとって打ってつけの業務でした。
上場企業ならではの経験を色々とさせてもらった後、ContractS株式会社(契約DXシステム・スタートアップ)に入社します。
徐々に自分のやりたいことが明確になっていき、契約領域のインフラをつくることで関わる人たちのポテンシャルを解き放つ、そんなことを実現したいと考えるようになりました。
ContractS株式会社は契約DXシステムという、まさに私がやりたいことにぴったりな会社でした。また、今までの経験から、M&Aや資本業務提携など、複雑な契約に関わってきたこともあり、自分ごととして感じられる領域であることも自分に合っていました。
ここからは激動で、入社一年後には事業責任者、さらに一年後には創業者からバトンを引き継ぎ社長を務めました。
事業責任者も社長も初めての経験で苦労の連続でしたが、とにかく素晴らしい仲間に恵まれ、最終的には会社が次のステージに向かう礎を築くことができました。
SQUEEZEと重なった、「3つの大事にしたいこと」短期間で入社を決断したワケ
ーなぜSQUEEZEへの入社を決めたのでしょうか?
前の会社で次の経営陣にバトンを渡したタイミングで、少し休むのか、転職をするのか、あるいは起業をしようかと色々考えていたときに、元同僚でありSQUEEZE取締役である丸野さんと、久々にご飯に行ったのがきっかけでした。
うちも検討してみてと誘われたこともあり、業界のことを調べたり、SQUEEZEのみんなと話をしていくなかで、どんどん魅かれていきました。
自分のやりたいことと重なるか、一緒に働く仲間、ワクワクできるか、が会社選びで大事にしていることなのですが、驚いたことにすべてが揃っていました。
一つ目の自分のやりたいこととの重なりについてです。インフラをつくることで人や社会が生き生きと本来の輝きを放つ、それが私がやりたいことなのですが、SQUEEZEがやっていること、やろうとしていることと完全に重なっていました。
SQUEEZEはホテルDXというインフラを通じて、人や地域、不動産本来の力を解き放ち、日本の素晴らしい地域や文化の維持発展に貢献しています。
日本の観光産業は大きく成長し、訪日する外国人の数も増え続ける一方、人口が減り、人がいないから維持できない、人が足りないから誰かが過度に頑張らないといけない、そんなアンバランスな状態が今まさに進んでいっています。
SQUEEZEの活動が広がっていくことで、この状態を変えられる、日本の素晴らしい地域文化が維持され、さらには発展していく。自分の中でまさにやりたいことだと、何かスイッチが一気に入りました。
mission「価値の詰まった社会を創る」、vision「空間と時間の可能性を広げるプラットフォームになる」は表現は違えど、自分のやりたいことそのものでした。
二つ目の一緒に働く仲間についてです。社長の真一さんとしっかり話をさせてもらったのが大きかったです。ビジネスを成功させるエネルギーがあることはもちろんですが、なぜビジネスをしているのかがそれ以上に私にとって大事なポイントです。
真一さんは人一倍ストイックに働く一方、熱い思いを持ってクライアントと同じ目線で仕事をする人です。
描いている未来、街やホテルができていくまでの過程を話す姿が強く印象に残っています。その姿、言葉の端々から、真っすぐで嘘がなく、純粋にクライアントや関係する人々の成功を実現させたいと思っているし、SQUEEZEの価値を信じぬいていることが伝わってきました。
また、世の中を変えてやると先人たちの積み上げてきた歴史を否定するスタートアップもありますが、SQUEEZEは先人たちへのリスペクトに溢れていました。互いのベクトルがずれていれば、必ず同じ船に乗れなくなるタイミングがやってくるものですが、真一さんとなら大丈夫だ、自然とそう思えました。
もう一つ、信頼が高まったポイントがあります。SQUEEZEは民泊新法や新型コロナウィルスの感染拡大など、何度か困難な状況を経験しています。
当時の話を聞くなかで、その姿勢に心を打たれました。困難な状況で、逃げる人、逃げない人がいますが、真一さんは逃げないだけでなく一歩踏み込む人でした。この人となら、高い壁も乗り越えていける、そう思いました。
三つ目のワクワクできるかについてです。いくつもワクワクポイントがあって話しきれないのですが、一番は制約がないことです。
何かを実現しようとしたときにSQUEEZEは制約を設けません。例えば、SQUEEZEの運営するホテルは受付業務をビデオ通話というかたちで、カンボジアを中心とした海外のメンバーが担っています。
受付業務をビデオ通話というかたちにする、担うメンバーをグローバルで分散させる、という二つの点で従来の考え方を変えています。
制約がないことで、いいものを生み出せますし、今まで知らない新しい領域に触れることができます。制約があったり、それによってやることが固定化されたりは自分の苦手なスタイル。SQUEEZEはそういったことがまったくなく、楽しんで仕事をできそうだと感じました。
自分にぴったりな会社だったのと、嘘がなく誠実に向き合ってもらったので、話をし始めてからすぐに入社を決めましたね。
正直、次のチャレンジの場はなかなか決まらないだろうなと思っていたので、SQUEEZEに出会えて、入社させてもらえたことは本当にありがたかったですね。
「健全に成長角度を上げる」伸びしろしかないこの環境を、存分に楽しむ
ー実際に入社してみてどうでしたか?これからやりたいことも教えてください
いい意味で一番ギャップが大きかったのは勢いやスピード感ですかね。ホテルは企画から開業まで数年かかりますし、動くお金も大きい。特に私たちは大手企業さんと多く協業させていただいていますし、必然的に動きは慎重になるだろうと想像していました。
しかし、実際は全然そんなことなく、ハイスピードでした。ホテルの企画が次々と並行して動いていきますし、ホテル運営も高速でPDCAが回っていく。運営で得られたナレッジは企画にどんどん活かされていきます。
みんな好きなんでしょうね。ナレッジが得られたら早く試したくなっちゃうんだと思います。
ホテル客室でクリーニング業務を体感中
もう一つは会社の雰囲気ですね。みんな親切でフレンドリーです。入社した直後からみんな積極的に声をかけてくれますし、私の図々しい性格もあるとは思いますが、入社1週間後には既に居心地がよくなっていました。
こうした雰囲気のなかから新しいアイデアは生まれていくし、ますますSQUEEZEのポテンシャルを感じられましたね。
これからやりたいことというか、やり始めていることとしては、一言でいえば健全に成長角度を上げる、ということです。
日本の人不足は深刻で、このままではせっかくの素晴らしい地域や文化が維持できなくなってしまいます。だからこそ、私たちはスピードを上げてこの流れを変えにいく必要があります。
スピードを上げようとしたとき、スケールに合わせた健全性は必須。
私は一社目で大不況が起きたときの逆回転を、二社目で急成長時の歪みを、三社目で急成長後のリカバリーの難しさを、四社目で健全に成長するための仕組みづくりをやってきました。
健全な仕組みなしには必ず成長は止まり、最悪の場合、関係者からの信頼を失うような事故が起きます。
これは単にコーポレート部門を強化すればいいという話ではなく、ビジネスプロセスのなかに健全さを維持する工夫を散りばめていかなくてはなりません。逆にこうしていくことで、手戻り少なく、業務の質とスピードを上げることができます。
また、戦略との適合性や案件次第な部分もありますが、アライアンスなど、成長角度を上げる仕掛けも、今までの経験を活かし進めていきたいです。
この業界には価値を積み上げ続けてきた素晴らしい企業がたくさんあるので、クラウド化やグローバルでの業務分散といった私たちならではの強みを活かして、ぜひ一緒に新しい価値を生み出したいです。
日本の観光産業を、日本の素晴らしい地域や文化を維持成長させるために私たちができることを愚直に柔軟にやっていきたいです。
ー最後に、この業界やSQUEEZEに興味を持っている人にメッセージをお願いします!
この業界やSQUEEZEに興味を持っていない人にもぜひ伝えたいのですが、話聞いたら、結構な確率で好きになってくれると思います。
やってることが(おそらく読んでくださっている方の想像以上に)幅広いので、重なるポイントも何かしらあると思います。
ぜひ一度お話させてください!
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