こんにちは!スピードリンクジャパンです!
SLJには最先端の生成AIを活用してアプリ開発を行っている「ラボ活動」という取り組みがあります!
「実際何をしているの?」「なぜ会社でやっているの?」「どんな風にAIを使っているの?」といった疑問を解き明かすべく、今回はラボを主宰する富田さんと、開発を行うメンバー(石川さん、野村さん、安松さん)の4人に対談形式で語っていただきました!
生成AI時代の開発のリアルと、ラボ活動にかける熱い想いが詰まっています。ぜひ最後までご覧ください!
👤 対談参加メンバー紹介
ラボって何をやっているの?活動の「本当の目的」とは
ーーさっそくですが、ラボ活動では普段具体的にどんなことをされているのか教えてください。
野村: 生成AIを活用しながら業務課題などを解決するアプリを作っています。今は個人開発という形で、要件定義から画面設計、プログラミング、テストまで一通り一人で回しています。
ーーちなみに、なぜSLJではこの「ラボ活動」を行っているのでしょうか?
富田: この活動は、2023年のChatGPTが出始めた頃(約3年前)から始まっています。あの時、生成AIが登場して世界中で爆発的に使われ始めて、「これまでの世の中の当たり前が変わる」と確信した。検索も作業の効率も一変して、僕たちの仕事のあり方もどんどん変わっていくだろうと。 だから出始めた段階から、会社としては「このAIをどう使えるようになるか」を当たり前にすることが、これからの時代を生きていく上で必須スキルになると考えたんです。いかに早くキャッチアップして使えるようになるか。それが、これから世界で生きていく上で非常に重要なポイントだと思ってやってきています。
ーー世の中の激変にいち早く対応するための取り組みだったんですね。
富田: そうです。たった2〜3年でClaude CodeやCodex、GitHub Copilotが出てきて、昔のChatGPTが拙く見えるほど劇的に進化しているでしょ?このスピード感で時代が変わるなら、来年・再来年なんて今の想像を簡単に超えてくるはず。 だからこそラボの目的の1つ目は、「LINEを使える」のと同じくらいの感覚で、AIを開発でも仕事でも当たり前に使いこなせる人材を増やしていく(標準化する)ことなんです。
どんな環境でAIを使ってる?AIにおけるリアルな工夫
ーー開発している皆さんは、実際にどんなAIを使って、どうやって開発を進めているんですか?
石川: 私は主に「GitHub Copilot」と「Claude Code」を使っています。AIはモデルごとに得意・不得意などの特徴があるので、用途に合わせて使い分けるようにしています。プロンプト(指示文)を投げた後は、生成されたコードを自分自身で読み直すことを意識していますね。
野村: 僕は壁打ち相手として「ChatGPT」「Gemini」「Codex」を使っています。意識しているのは、AIの回答を絶対鵜呑みにせず、常に疑問を持つこと。前提や背景、自分なりの仮説を出した上で頼むようにしています。
安松: 僕は「自分の頭の中にあるイメージをどれだけ正確に言語化できるか」を意識しています。AIを思い通りに動かすために細かく指示を出しますし、英語じゃないと上手く作れない時はプロンプトを英語に変換して書いたり、抜け漏れがない指示書自体をAIに作らせたりもしています!
今までどんなアプリを作ってきたの?一番の「壁」とは
ーーこれまでラボではどんなアプリを作ってきたんですか?
石川: 毎週違うものを作ろうとしていて、全体で100個作る勢いで動いています(笑)。野村さんは「労務管理システムの自動入力ツール」や「恵比寿の飲み屋探しアプリ」を作ったりしていましたね。開発期間は1つあたり3〜5日くらいで、「OCRを使った経費管理ツール」なども作りました。
ーー開発のプロセス(要件定義・設計・開発・テスト)の中で、どこが一番頭を悩ませたり時間がかかったりしますか?
石川: ダントツで「要件定義(何を作るか・どう解決するか決めること)」ですね!AIを使えば作るスピードは圧倒的に早いので、だからこそ「要件次第で成果物がまったく変わってしまう」という難しさを実感しています。
野村: 僕も要件定義が一番難しいと感じています。自分の知識不足を感じる部分でもありますね。
富田: まさにそこにラボの2つ目の目的があります。今やAIを使えば誰でもアプリが作れる時代。だからこそ「ちゃんと売れるようにする」「使ってもらえるようにする」「誰かの困りごとや課題を解決する」という視点が不可欠になる。 自由になんでも作れる時代だからこそ、一番最初の種(問題意識)はAIじゃなくて人間が指示を出さなきゃいけない。「人が困っていることは何か」「ユーザー目線で使いやすいか」という一番最初の整理や設計(要件定義)こそが、人間が思考しなきゃいけない本質なんです。システムって機能がいっぱいあっても、使いにくかったら意味がないから。
普段の空気感と、これからの野望
ーー普段はどういう雰囲気やノリで集まって開発しているんですか?
石川: 集まる場は「ひたすら作業をする場」というよりは、「各自の進捗共有や意見交換をする場」ですね!作業自体は個人で進めますが、集まった時はノウハウを共有し合っています。
ーー最後に、皆さんがこれから作ってみたいものや野望があれば教えてください!
石川: 私は「会社の利益に直結するプロダクト」をどんどん作りたいです!今作っている「SESマッチングツール(人材と案件のマッチング工数を減らすツール)」は、実際に営業チームにも使ってもらっています。こうして現場で役立つツールをさらに増やしていきたいです。
野村: 僕は会社の利益になるアプリを作れる「人」を増やしていけるような、仕組みや環境を作っていきたいですね。
安松: 僕は新卒メンバーが今後挑戦する「JSTQB(テスト資格)」の勉強用に、テスト問題を少し難しくした実践的な学習アプリが作れたら面白そうだなと考えています!
富田: みんな頼もしいね!ラボ活動をやる以上は、AIを使って社内や世の中に利益をもたらすサービスを、「一週間で1個作る」くらいの爆速サイクルで回していきたい。AIを使って高品質なものを短期間で作れるようになれば、もっと面白い仕事が来るし、みんなに大きな経験が与えられて、結果的に給料としても還元できる。 AIの世界は毎日アップデートされるから、それを当たり前にキャッチアップして日常にインストールしていく、そんな場所にしていきたいと思っています。
~編集後記~
今回の対談を通じて最も印象的だったのは、SLJのラボ活動が単に「最新AIを触る実験場」ではなく、「AIを当たり前に使いこなした上で、人間の力で課題を見つけ、ビジネスとして価値を生み出す実践的な場」であるということでした。
富田さんの語る「AI標準化」と「本質的な課題解決」という明確なビジョン、そして現場でAIを相棒に試行錯誤を重ねるメンバーの姿勢は、まさにこれからの時代を生き抜く強いエンジニア像そのものです。