うちの次男は山梨の高校(寮)に入学した。
わが家には子供がたくさん居るにもかかわらず
一抹の寂しさを感じてしまうのは親だからなんだろうか。
長男が先に家を出てるから
わが家では唯一のゲーム友達だったしね。
次男が入寮する際に
俺は初めてその高校にお邪魔させてもらった。
目次
- 寮生活
- 勝ち癖・負け癖
- どのコミュニティに属するか
- PS
■寮生活
30年前、高校生になる俺が初めて台湾から日本に帰国して
次男と同じように寮のある高校に入学したことを思い返した。
俺が入った高校は、偏差値が激烈に低い。
入試の時に名前だけ書いてそのまま眠りについた奴が
入学式に俺の隣に並んでいたほどだ!!
マジで、めちゃくちゃだ。
当時は都立だったということもあって
どちらかというと親が手に付けられない子や
俺みたいに住むところが必要な、いわゆる島っ子が来る学校だった。
入学した時は200人の同期が
卒業時には100人になるほど、みな退学していく。
喧嘩とか、盗みとか、シンナー、タバコとかで・・・
こんな感じの人たちと
ど田舎で男子校の全寮制。
それはもはや「魁!男塾」だ。
こんな修羅の国に青春時代をささげたもんだから
それが子沢山の原動力になったのかもしれない。(笑)
自分のそんな高校時代を思い返しながら
次男の入寮を手伝う。
在学生で手伝ってくれる子、通り過ぎる子。
次男の先輩たちは皆、礼儀正しくさわやかだ。
何よりも、目がキラキラしてるように見えた。
それを見て俺は思った。
同じ寮でも、同じ偏差値が低くても
まるで俺の高校とは違う。
時代背景の違いを多少加味したとしても
それでも人種があまりにも違い過ぎる。
一体なにが違うのか?
次男の入った高校はインターハイで優勝する部活がある
いわゆるスポーツ強豪校だった。
地域や県など、スポーツで活躍する子たちが集まってきている。
全国大会に出場する、あるいは優勝するためにこの高校へ来ているんだ。
高い目標を掲げてその夢に向かっている。
やることがはっきりしている人達の集まりなのは言うまでもない。
だから、キラキラしているんだ。
■勝ち癖・負け癖
語弊を恐れずに言ってしまえば、俺の高校との最大の差は
負け癖の集まり と 勝ち癖の集まり の違いだ。
負け癖の集まりにいると
どうしても自分も出来ない気持ちになってしまうもんだ。
「やっても意味ないよ」
「うまく行く訳がないよ」
「あいつ・こいつが悪いからだよ」
「やってられないよ」
諦め、他責、言い訳、愚痴、僻み・・・これらが正義になる。
やるのか、やらないか、出来るかできないか以前に
挑戦することがカッコ悪いみたいな正義がまかり通っちゃう。
こんなノミの話がある。
ノミのジャンプ力は自分の背丈の200倍は飛ぶと言われている。
そのノミたちをコップに入れたとしても
ほとんどがジャンプして逃げてしまう。
そこで、コップに蓋をしてしばらく放置する。
蓋を取ると、あら不思議。
あれだけ高く飛べたノミが
どうジャンプしてもコップの高さを超えられなくなっている。
コップから出しても コップ以上の高さには飛べない。
筋力が落ちたわけではなく、
上蓋に当たった痛みを体で覚えているからだ。
うまく行かないと思い込んでいる。
だから、飛べないんだ。
しかし出来ないと思い込んで飛べなくなったノミたちを
再び飛べるようにさせる方法がある。
それは、高く飛べるノミのグループに戻すんだ。
すると、また元通り高く飛べるようになる。
どのコミュニティに属するか
高校の話から急にノミの逸話を言われても困るかもしれないけど、
俺はこの話を通して何を伝えたいのかというと
自分が成長したいのであれば
属するコミュニティをちゃんと選べってことだ!!
コミュニティは何も会社単位のことだけじゃない。
人付き合いのある、すべてにおいてだ。
「今はまだ若手で実力がない。」
「若手じゃないけど成果を出せていない。」
そんなできない自分をまだ認められないかもしれない。
だから、不平不満を言えるコミュニティ
もしくは代弁して愚痴ってくれる
そんな共感してくれるコミュニティに居た方が心が楽かもしれない。
だけどよく考えて。
そのコミュニティはすでに蓋をされてるノミのコップだぞ。
ほんとに高く飛ぼうとしてる目標がある人たちは
他人の不平不満を言う暇はないからね。
不満を言うとしても、それをどう改善するのか
その問題提起として言うだけだからね。
成長したいんであれば、属するコミュニティを考える。
付き合う人間たちを考える。
これは大事なことだ。
そのうえで、成長にはいろんな痛みが伴うもんだということも
合わせてわかってほしい。
何も痛くない成長などはないからね。
経験が少ないうちからその痛みを避け続けると、
気が付いたときにはただのイタイ人になっちゃうよ。
その時は手遅れだね。
PS
ダメなコミュニティにいてもうまく成長することもあるし
良いコミュニティにいても腐ることは確かにある。
これら確率論なのかもしれない。
ただ、最終的には自分を信じる心の強さをどう獲得するのかだ。