こんにちは!広報・マーケティング担当の折口です。
本日はモビリティソリューション事業部マネジャーの橋口さんにお話を伺いました!事業部マネジャーとしても若手エンジニアたちの頼れるお姉さんとしても大活躍中の橋口さん。その魅力と原点に迫ります!!
今日はよろしくお願いします!今日も素敵な髪の色ですね!
いえーい!
▲髪色めっちゃ綺麗!!
いいなぁ、私も染めてみようかな。
染めましょう染めましょう!私、すべての色をやったんじゃないかな?って思います。最近派手な頭の人がソニックスにも増えてきましたが、1番最初は私です。
はい。そうだろうなって思ってました。
入社3ヶ月くらいで突然インナー染めて、2年目くらいで全部染めて、そこからずっとですね。
橋口さんは事業部マネジャーとしてお客様とお会いすることも多い立場だと思いますが、特に問題はないですか?
全然ですね、むしろお客様とお話しするとき、「髪色めっちゃ変えました?」「はい、今回はこんな感じの色で〜」みたいな話で盛り上がったり。お客様にとってもツッコむいい要素になっているんじゃないかと思います。
さすが橋口さん!
未経験からのエンジニア入社
では早速インタビューしていきたいと思います!
橋口さんは、ソニックスに新卒エンジニアとして入社されたんですよね。入社前はどのようなことをやられていたんでしょうか?
入社前は大学院にいたんですけど、軟体動物を解剖して脳みその部分を取り出して…
え、待って待って。
あ、軟体動物ってなめくじなんですけど、なめくじの脳みそに当たる神経節という部分を取り出して…
なめくじの脳みそ。
はい、なめくじの脳みそ。
その神経節をさばいて、取り出して、電極とかを当てて色々測定していました。
▲「なめくじの脳みそ。」
あの、すごいですね、神経科学とかそういった分野になるんでしょうか?
あ〜、近いですね。私がいたところは生物物理という分野で、生物のデータを物理的な観点でいろいろ研究してみようというところでした。
私がやっていたのは「嗅覚が及ぼす神経節への影響」みたいなことで、なめくじに嫌な匂いを嗅がせて脳の動きがどうなるのかを見てモデル化しよう、といったことをやっていました。
なめくじって嗅覚あるんですね。
あります。光はちょっと感じるくらいで。
じゃあ目は見えないんだ。
ほぼほぼ見えないですね。
なるほどー!ってことは、なめくじの嗅覚と神経節の部分を一緒に取り出して・・・って、いや、この話、深掘りしてしまいそうになる(笑) また別の機会に詳しく教えてください!
では、もともと橋口さんはプログラミングをやられてたわけじゃないんですね?
全然やってないですね。未経験で来ました!
どのような経緯でソニックスに入社されたんでしょうか?
大学の事務室の方がいくつか「ここを受けてみない?」って提示してくれた何社かのうちの1つがソニックスでした。
プログラミングは未経験だったんですがパソコン触るのは昔からやっていて。それこそ2、3歳の頃からずっと触っているのでエンジニア職にもそんな抵抗はなくて。
2、3歳!そんな小さい頃から、パソコンで何をやっていたんですか?
ひたすらゲームですね。Windows95とかの時代だったので、ソリティアとかマインスイーパとか。そういうので遊んでいました。
では、未経験で入社されてからプログラミングを勉強されたんですね。苦労などはありましたか?
いや、意外とめちゃくちゃ性に合ってたみたいで。もともと物を作るのとかもすごい好きですし、パソコンに向かってずっとパチパチやっているのは全然苦じゃなくて。自分にすごくハマった感じでした。
▲「ひたすら楽しくやってました。」
何事もやってから考えるがモットー
やってみたらエンジニアがめちゃくちゃ性に合っていたんですね!
現在橋口さんはモビリティソリューション事業部のマネジャーをされていますが、どのようなお仕事なのか教えていただけますか?
モビリティソリューション事業部はモビリティ、つまり移動に関わる案件を受け持っている部署です。タクシーやカーナビ関係など、案件は様々ですね。
事業部マネジャーはお客様とのやりとりが中心で、開発に入る前の契約周りだったり、毎月の報告会の取りまとめであったり、何かお客様から案件のお話をいただいたときに社内のリソースをどのように確保するかの調整だったりが主な仕事です!
エンジニアとして入社されて、モビリティソリューション事業部のマネジャーになるまでにはどのような経緯があったんでしょうか。
入社後は基本的にはずっと開発をやっていて、そのなかで開発リーダーなどはやっていたんですけど、急に代表の吉澤さんから事業部マネジャーやってみない?って言われて。まぁ、やったことないしやってみようかな、と。
軽い(笑)
やらずにちょっとそれは…って言っちゃうのもつまんないので、何事もやってから考えようかなと思って。私のモットーのうちの1つです。
不安とかはなかったんですか?
不安はありました。もともと人と喋るのがうまい方ではないし、事業部マネジャーはお客さんの前でいろいろ喋んなきゃいけないので、そこそこプレッシャーはありました。でも、やらないと慣れないしな…みたいな。本当、もう軽い気持ちでオッケーしました。
実際に事業部マネジャーになってみていかがでしたか?
めちゃくちゃ大変だわコレ…と思いました。(笑)
お客様への話し方や見せ方という点においてはものすごく勉強になりましたね。開発リーダーとしてみていた景色とはまた全然違って。開発は楽しいんですけど、ビジネスとしてはやはりお金を回していかなきゃいけないのでその辺が目線としては1番違ってくる。楽しいことばっかりじゃないよね、みたいな。
ただ、サービスがリリースするまでは本当に大変なんですけど、実際リリースされた時は1番楽しい瞬間です。世に出ていろんな人たちが使ってくれてるのを見た時は、やっぱりめちゃくちゃ嬉しいです。
▲大変なこともあるけど完成した時の達成感はすごい!
プログラミングと違って生き物は大変!
未経験からエンジニア、そしてマネジャーになられて、今のご活躍を見ていてめちゃくちゃすごいなって思います。やったことのない仕事にも尻込みせずにガンガン挑戦し続けた結果なんでしょうか?
そこはあると思いますね。でも、本当に単純にものを作ることが好きっていう部分がかなり強いと思います。
感覚としては、これまでずっと自分の好きなことをやってきたな、という感じですか?
開発側については結構好きなことをずっとやってきた感じですね。大変なこともたくさんありましたが、今の方がよっぽど大変な感じはあるかな。人へのストレスみたいな部分も含めて。
冒頭に話したとおり、私はもともと大学院で生物を研究していました。そのとき感じたんですが、生き物って本当に思い通り行かないんですよ。実験前にいろいろ想定しても全然その通りにはいかない。マジで生き物大変だな!!って思ってました。
そこから開発に入ってずっとプログラミングをやってきましたが、プログラミングは自分が書いたとおりにしか動かないんです。この、誰も悪くない!私しか悪くない!みたいな感じ(笑)
もう、憎むところが誰もいない。そこに関してはストレスなく楽しくやれてました。やっぱ開発が好きなんですね。
▲開発大好き!!!な橋口さん
根っからのプログラマーですね!じゃあ、今はまた生物と向き合っていた頃をちょっと思い出してる感じですか?
そうですね。人と向き合うのって簡単ではないので、お客様とのコミュニケーションひとつとっても、ちゃんと伝えなきゃなって常々思っています。
さっきも直前までお客さんと打ち合わせだったんですけど、なるべく伝わりやすい話し方をしようと努めています。例えば、相手によって専門用語をなるべく使わないように話したり、そういう部分は意識してやっていますね。
あとは文章としてきちんと残すとか、そういったことも大切にしています。
原点はものづくりへの情熱
「ものづくりが好き」というキーワードが何度か出ましたが、橋口さんは学生時代にやっていた部活が美術部と演劇部だそうですね。
そうなんです。本当に作るのが好きで、演劇部も大小道具を担当していて三越のライオン作ったりしました。
なんで?どういう劇?
そういう劇だったんです。これがその写真です。発泡スチロールを削った後に紙粘土で表面を成形しました。
▲座ってるのは高校時代の橋口さん
実寸大!?高校の演劇でこんなもの作っちゃうんですね。
ほかにも、人面ピーマンとか、イルカの置物とか・・・。最近だと猫の雪像作ったりもしました。美術部だった頃は油絵描いたりもしてましたけど、何か形あるものを作るのがほんと好きでしたね。
クオリティと方向性がすごい。 今は何か作られたりしてないんですか?
なんかやりたいですけど、時間がなくてなかなかやれていないんですよ。絶対楽しいだろうなとは思います。
もし何か作ったら、社内に置いといてほしいです。(良いアイデアが浮かびそう。) 最後に、橋口さんがこれからソニックスでどんな人と一緒に働きたいか教えてください!
エンジニアとして入社される場合は、やっぱり開発に興味を持てる人がいいです。私はプログラミングが何もわからない状態で入りましたが、PCを触るのが好きで、何かものを作ることに強い興味がある人なら合っていると思いますし、そういう人と一緒に働きたいです。
特に新卒で入社する場合は、自分がちゃんとご飯を食べていくための1番最初のきっかけになるので、なるべく自分にとってつまんないことをしてほしくない。ぜひその人にとって「楽しくずっと続けられること」を選んでほしいです。
ものづくりへの興味や意欲が橋口さんの原点であり、エンジニアの醍醐味でもあることがよく分かりました!
興味深い話がたくさん出てきて深掘りする時間がないのが残念でしたが、またぜひお話を聞かせてください!ありがとうございました!
最後までお読みいただきありがとうございました!株式会社ソニックスは、あなたのエントリーをお待ちしております!