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もし、ぬるま湯組織になりかけたら~経営者が語る本音 Vol.11~

こんにちは!

株式会社ソリューションの採用担当の川口美音です。

私たちは中小企業様を中心に、人間関係・コミュニケーションの課題に特化した、コンサルティングサービスを提供している会社です。

さて、まだまだ新型コロナウィルスが猛威を振るっていますね・・・

ウィズコロナで頑張りましょう!Vol.11も、前回のフィードの続きになります!

経営計画書が社員の教科書になっている~経営者が語る本音 Vol.10~ | 代表、長友威一郎の「理念がある日々」
こんにちは! 株式会社ソリューションの採用担当の川口美音です。 私たちは中小企業様を中心に、人間関係・コミュニケーションの課題に特化した、コンサルティングサービスを提供している会社です。 さて、在宅勤務中ですがVol.10も、前回のフィードの続きになります! 株式会社ソリューションでは、「」という経営者様向けのメールマガジンを配信しています。 ...
https://www.wantedly.com/companies/solution-hr/post_articles/231923

株式会社ソリューションでは、「情熱社長倶楽部」という経営者様向けのメールマガジンを配信しています。

その中のコンテンツに『代表、長友威一郎の「理念がある日々」』というコーナーがあります。

ここでは代表の長友が経営者ならではの挑戦や葛藤、そして、その経験から得られた気づきや学びを、執筆させていただいています。

経営者が語る本音のVol.11では、コンサルティングを通じて、お客様と関わる中で感じた「ぬるま湯組織」についてのお話を長友が語ります!

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ソリューションの長友です。

昨年、書籍を出版し、紀伊国屋書店さまの新宿本店にて、
出版記念セミナーを実施してから一年が経ちました。

当時、ご参加くださったみなさま、
本当にありがとうございます。

出版記念セミナーでは、過去に関わらせていただいた
懐かしい方々のご参加が多く、

久しぶりに再会することができました。

「人を育てる立場」「長友威一郎」という
キーワードで同じ場所に集い、

同じ時間を共有できたことがとても嬉しかったですし、

その方々とお話する中で、
改めてこれまでに出会った人や
積み重ねてきた歴史があってこそ今の自分がいることを感じて、

感謝の気持ちが湧き、誇りを持つことができました。


さて、最近はクライアント様と
社員様との「関わり」についてお話することが多々あります。

お話するのは、

社内で関係性や関わりを重視して、
コミュニケーションが活発になってきてはいるものの、

目標に対する成果や結果への意識が低下してきて、
イライラしたり、感情的になってしまう!

という内容です。

過去にトップダウンや売上至上主義の考え方で、

『社員の離職』や『社内環境が悪化』

したという経験があるからこそ、

組織変革をする上で、
社員との関係性やミュニケーションが大切だ

という考えは理解していただいております。

ただ、『社員の離職』や『社内環境が悪化』することを恐れ、
意識し過ぎるあまり、

経営者様ご自身が伝えたいことを
伝えられなくなってしまったり、

組織自体が、成果や結果を出すことよりも
社内のコミュニケーションが大切だと

勘違いしているように感じたり
という葛藤は必ずあります。

もちろん、仲間への心遣いや
配慮は非常に重要な要素であり、

組織内における「心理的安全性」の担保は必要ですが、

「心理的安全性」の担保は、組織の「ぬるま湯化」と
紙一重であるということも理解することが大切です。

だからこそ、組織内で関わりや関係性を
大切な価値観として浸透させていくと同時に、

チームや組織に対して、
共通の目的の再確認(理念の浸透)をすることと、

今まで与えていなかった挑戦領域の責任や

チームが一丸となるような
少し高めの目標設定をする必要があります。

組織内でより一層、報告・連絡・相談や確認を中心とした
コミュニケーションをとらなければ、
前に進まなかったり、

1人ではできず、仲間同士の協力が必要な

仕掛け(目標設定)をし、
その目的や意図を伝えて取り組んでもらうことで、

各個人や組織にいい負荷がかかります。

ちなみに弊社では、月間の目標設定を高めにしたり、

私が実現したいことを勝手に
社内プロジェクトとして発足したりもします。

もちろん、前述した通り、発足する目的や成果、
実現した時の理想の状態等はプロジェクトメンバーに伝えますが、

具体的なスケジューリングや
プロセスはプロジェクトメンバーに任せており、

私自身は必要以上にはそこへは関わりません。

また、組織内の関係性の強化においては、

「関われ」「相手の話をしっかり聴け」

と言っても、率先する人としない人の差が出ます。

だからこそ、その差を埋め、
全社員がそれぞれに関わりを持つキッカケをつくることも重要ですが、

その上で、そういったプロジェクトを
発足させることも有効です。

組織改革において、関係性や関わりを大切にし、
誰もが働きやすく意見を言いやすい
環境をつくることは重要ですが、

あくまで我々は企業でありますので、

コミュニケーションが活発になってきたのであれば、

ぜひ今まで与えていなかった挑戦領域である
責任やチームが一丸となるような
少し高めの目標設定をしてみて下さいね。

常にコミュニケーションを活性化させながらも、
メリハリのある組織を創り上げていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

長友 威一郎

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