こんにちは。
SOLIZEグループ ビジネスインキュベーション事業部 採用担当です。
今回は、ビジネスインキュベーション事業部にて、新規事業開発の責任者としてご活躍されていらっしゃる武居さんにインタビューさせていただきました✏✎✐
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採用担当(黒沼):お疲れ様です!☕︎
先日まで事業管理室の特集が続いておりましたので、今回はビジネスサイド側の代表者として武居さんにお話を色々と伺ってまいりたく、どうぞよろしくお願いいたします。
武居さん:お疲れ様です~☕︎ ぼく顔黒くないですか?
採用担当(黒沼):え?
武居さん:あ、ちゃんと調光してくれました(笑)
では、はじめましょっか。
採用担当(黒沼):ではインタビューさせていただきますね!
早速ですが、改めて自己紹介をお願いできますか?
武居さん:長野県の自然豊かな環境で育ちました。
風光明媚さだけが取り柄の田舎町で過ごした幼少期から、テレビや本の世界に強く憧れていたのを覚えています。そうした原体験からか、自分自身の世界を広げていくこと、思い描いた想像の世界を肌触りのある体験に変えていくことに、強い意識を持ち続けています。
好奇心が人一倍強い人間だと自己認知しています。
趣味はインドア・アウトドアの両方に広がっていて、キャンプや格闘技観戦、ゲームなどが好きです。
大学卒業後は、東京と香港での投資銀行業務、Fintechベンチャーの経営、メガベンチャーでの新規事業開発といった、多岐にわたるフィールドを渡り歩いてきました。
SOLIZEで新規事業を管掌する執行役員であり、後述する新会社の社長となる鈴木さんとは、投資銀行時代に知り合い、ご縁をいただいて現職に参画しています。
採用担当(黒沼):ありがとうございます。
そういえば、武居さんは私の上司、つまり人財採用室の室長でもいらっしゃいますが、ほかにも複数兼任なさっていると思います。いつもお忙しくされている印象ですが、改めて、武居さんはビジネスインキュベーション事業部(以下、BI事業部)の中でどういうお立場で、普段はどういった業務をなさっているのでしょうか?
武居さん:私は現在、SOLIZEの新規事業を専門に立ち上げるBI事業部(7月より分社化して+81株式会社となります)にて、事業開発責任者を務めています。
社内で「事業オーナー」と呼んでいる事業責任者の方々と並走し、構想段階の事業アイデアを社会へ実装していく役割を担っています。
一時的に個別の事業で役割を担うこともあり(現在は子会社の取締役も兼務しています)、新会社のブランド作り・PRや人財採用室の運営といった業務も兼務しています。
採用担当(黒沼):なるほど、相変わらずお忙しそうですね(笑)
武居さん:そうですね~(笑)ですが、特定のドメインに閉じない“横断性”が求められる日々で、その分、ダイナミックで手触り感のある仕事ができています。
採用担当(黒沼):特定のドメインに閉じない”横断性”は、確かに少数精鋭でたくさんの事業創出をサポートする私たちは誰しもが持ち合わせているべき部分でしょうし、
そのなかで、先ほど武居さんの自己紹介にもありましたが、何事も想像の世界で終わらせないということが大切ですよね。
さて、特に2024年は学童クラブの買収から始まり、真野さん、井上さんといった複数の優秀な人財がジョインし、ソフトウェアの分社など、BI事業部として激動の年だったのではないかと思いますが、武居さんにとって、2024年度どんな1年でしたか?
武居さん:2024年は、まさに私たちが次のフェーズに突入するための1年でした。
事業の立ち上げ手法としてM&Aを活用したアプローチ(学童クラブの譲受を皮切りに、教育分野への本格参入)、真野さん・井上さんといった圧倒的な当事者意識を持った仲間のジョイン、そして育ってきた事業(STELAQ)の分社化など、組織としてのスケールと解像度の両立を本格的に追求する年になりました。
私自身にとっても、事業単体での成果ではなく、「構造としての複数事業体の共存・進化」をどう設計するかを強く意識した、そんな1年でした。
これまでの“個の事業家による事業立ち上げ”から、“組織として事業群を生み出す仕組み”をいかに構築するかへと、自分の役割もスライドしてきた感覚があります。
採用担当(黒沼):ありがとうございます!
今「2024年度は、私たちBI事業部が次のフェーズに突入するための1年」と表現いただきましたが、確か2033年にBI事業部として鈴木さんと共にかかげられた目標がおありかと思います。
改めて、武居さんにとっての2033年の挑み方をぜひお聞かせください。
武居さん:私たちは2033年までに、30の事業会社と500億円の売上を目指すという明確な目標を掲げています。その中心にいるのが、+81株式会社の創業者になる鈴木さんです。彼を“現代の渋沢栄一にする”
——つまり、事業を通じて、社会的インパクトを創出し、志ある若者たちの背中を押し続ける存在として確立していくことが、私の1つの使命でもあります。
ただの企業経営者ではなく、経済と道徳を両立させる精神的支柱としての存在へ。2033年は、単なる数値達成の年ではなく、私たちが信じる社会像をどう現実化できるかを問われる“本番の年”だと捉えています。
採用担当(黒沼):鈴木さんを現代の渋沢栄一にされたいって具体的にはどういうことでしょうか?
差支えのない範囲で、もう少し詳しく教えてください。
武居さん:渋沢栄一が近代日本において、民間の力で多数の企業を創業しつつ、そのすべてに社会的意義を宿らせていたように、鈴木さんにも現代における“社会資本家”としての役割を担ってほしいと考えています。
彼の思想や姿勢は、事業の根幹に「なぜやるのか」「社会をどう変えたいのか」という哲学が宿っている点で非常に似ています。
ただ利益を生むだけでなく、志ある人財に挑戦の機会を与え、その挑戦の舞台を共に創っていく存在へと進化していく。私自身もその実現のために、制度設計や構造構築の面から支えていきたいと考えています。
採用担当(黒沼):よく理解できました。
ちなみに、今武居さんから、「鈴木さんは志ある人財に挑戦の機会を与え、その挑戦の舞台を共に創っていく存在」と表現いただきましたが、そんな鈴木さん率いる私たちBI事業部改め、+81株式会社ですが、私たちって何者とこれからうたっていくべきなのでしょうか?
武居さん:ぼくは、「事業共創の場」だと思っています。
+81グループで取り組む事業は多岐にわたり、「複合企業体/コングロマリット」としての姿を志向しています。多種多様な課題を発見し、価値を共創し、事業という形で社会にインパクトを与えることを同時多発的に行う——そんな姿を目指しているからです。
だからこそ、私たち自身が“共創のプロ集団”である必要がありますし、集っていただく事業オーナーには、起業の意思さえあれば良いというわけではなく、「なぜこの社会課題を自分が解くのか」という執着心と責任感が問われる場でなければならないと考えます。
したがって、私たち、特に黒沼さんと私は、事業オーナーの個性や人格を丸ごと受け入れた上で「パートナー(共創相手)」として迎え入れられるか、その事業オーナーがさらに自分自身の仲間と「共創」できる資質を持っているか、という観点を重視していく必要があります。
採用担当(黒沼):そうですね、複合企業体を創造するためには、たくさんの”事業オーナー”を迎え入れる必要があります。
一方で、私たちは起業家養成スクールではないので、おっしゃっていただいた通り起業の意思さえあれば誰でもウェルカムということでは確かにありません。
事業オーナーの個性や人格を丸ごと受け入れた上で「パートナー(共創相手)」として迎え入れられるのか、そんな視点を大切に、これからもたくさんの志ある人財に会ってまいりたいと思います。
さて、そんな私たちは、”事業オーナー”に対して、「なぜこの社会課題を自分が解くのか」という執着心と責任感を問い続けるわけですが、彼ら・彼女らに必要な力はズバリ何だと思われますか?
ちなみに、私は「独創的な思考(力)」だと思います。なぜかと言うと、起業をする手段は複数あるなかで、敢えてここBI事業部で、社会・産業課題を解けるような事業を創出するということは、一般的な起業家では少し足らないのかなと思っているからです。
武居さん:そうね、「独創的な思考」、本当にその通りだと思います。
僕が付け加えるとしたら、「構造化する力」ですね。これは、自分自身や他者が客観的に把握できるロジックや構造、時間軸を組み立てることができる力です。
この力が備わっていることで、独創性によって描かれた誰も見たことのない景色を、他者に伝え、巻き込み、仕組みに変えることができるようになります。
一般的な起業家精神だけでは届かない領域に挑む+81だからこそ、“独創+構造化”の両輪が必要だと考えています。この2つが揃うことで、ただのアイデアが“事業”へと昇華できるのではないかと。
社会産業課題の解決を掲げるなら、思いつくだけでも、分析できるだけでも不十分。自らの仮説に情熱を注ぎ込みながら、他者と共創できる構造へと落とし込める力こそが、ここBI事業部で求められる力だと感じています。
採用担当(黒沼):事業オーナーには“独創+構造化”の両輪が必要で、これらを持ち併せた方々のビジネスアイディアが弊社にジョインいただくことで、アイディアでとどまることなく“事業”へと昇華されていくということですね。
ちなみに、これから20~30の事業会社を抱えていく予定となっておりますが、改めて武居さんにとって“事業”とは何でしょうか。
武居さん:少し辞書的な表現になりますが、シンプルに言えば「価値を提供する仕組みがあって、その価値に対価を支払う人たちがいる」ということだと考えています。
とても基本的な原理原則ですが、これを実現するのは実際にはかなり難しいです。投資銀行時代から現在に至るまで、成熟事業やスタートアップを含めて1,000本以上の事業評価・計画策定を行ってきましたが、スケーラビリティと持続性を持つものに出会える/作り上げられるのはごくわずかです。
この難しい事業の原理原則に、事業オーナーが持つ「この世界をどう見ているか?」「どんな問いを社会に投げかけたいか?」という視点を加えた事業を、世の中に多数装着していきたい。
それが+81の野望であり、私たちの挑戦でもあります。
採用担当(黒沼):ぜひ、+81からたくさんの事業を世の中に装着、浸透させてまいりたいですね。
今回+81社の採用ブランディングとして動く中で、弊社で事業創出に挑戦することについて、「ミドルリスクで大きく起業」というコピーをつけさせていただいたのですが、改めてここBI事業部、+81社で事業立ち上げを行うメリット、また共創パートナーである事業オーナーの皆さんに与えられる環境などを改めてお聞かせください。
武居さん:+81で事業を立ち上げる最大のメリットは、「一人で始めない起業」ができることです。
ミドルリスクで大きく挑む環境が整っており、アイデア仮説段階からマーケット検証、ローンチ、グロースまで伴走していく体制があります。必要なリソースも提供することが可能です。
一方で、自由度は極めて高く、“自ら問いを立て、答えを創りにいく”主体性が求められます。適しているのは、強い執着心と責任感を持って課題に取り組める人。そして「この会社で成功したい」ではなく、「この課題を解決したいから+81を使いたい」と思える人です。
そういう方々にとって、ここは最高の環境だと思います。
採用担当(黒沼):ありがとうございます。
・“自ら問いを立て、答えを創りにいく”主体性がある方
・強い執着心と責任感を持って社会・産業課題に取り組める方
・弊社での成功を志向するのではなく、
「この社会課題を解決したいから+81のリソースを使いたい」と思えるような方
には、ぜひ弊社+81株式会社で社会・産業課題を解く事業創出に挑戦いただきたいと思います。
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最後に、新社名に込めた思いや分社化に向けた意気込みをお伺いできますか?
武居さん:分社化は「自主自律」の考え方を徹底する、私たちの方針とSOLIZEグループの方針が合致した結果です。法人格というエンティティを明確に区切り、その範囲での責任と自由を与えることが目的です。したがって、私たち、+81自身も、軌道に乗った事業は、法人として独立してもらうスタイルをとっていきます。具体的には、各事業オーナーが代表取締役社長となり、「自身の会社の成長と存続」という明確なミッションを持ってもらいます。
なお、新社名「+81」は、すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、日本の国番号からとっています。日本と世界をつなぐ役割を持ってほしいという想いと、「+81」という場を想起させる言葉として、各事業オーナーが自身のルーツとして愛着を持ってもらえればとの願いを込めて命名しました。
分社化を機に、よりスピード感を持って意思決定し、挑戦を加速させていきたいと考えています。
複数の事業がつながり合い、共鳴しながら社会課題に挑む——その実験の場として、+81はこれから本格始動していきます。
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日本と世界をつなぐ、いつでも帰ってこられる場所、+81(ハチイチ)として
全員が「この社会・産業課題を何としても解きにいくんだ」という強い執着心と責任感を胸に、よりスピード感をもって事業創出に挑戦してまいります。
私たちは、事業オーナーと、事業をともに生み出し、成長をともに歩む存在です。
✐ビジネスインキュベーション事業部のご紹介
✐新社名について
✐STELAQ分社化について
✐武居 のプロフィール