2026年、シェアフルが新たな挑戦としてスタートさせた「広島拠点」の立ち上げ。
その大役を任されたのは、入社6年目の榎本大祐さん。
営業からリーダー、マネジメントまで経験してきた榎本さんが、次のキャリアとして選んだのは、縁もゆかりもない広島で、再び一人のプレイヤーとしてゼロから市場を開拓することでした。
「今の自分が、何もないところで本当に通用するのか、試してみたかった」
なぜ、あえて困難な道を選んだのか。広島での約半年間の葛藤と、その先に描くキャリアについて聞きました。
この半年を漢字一文字で表すなら、「濃」
ーー広島へ来て約半年。率直に振り返ってみて、いかがですか?
漢字一文字で言ったら、間違いなく「濃」ですね(笑)。僕がシェアフルに入社したのは6年前。当時も創業間もなくて変化の多い環境でした。
それでも、この半年間はさらに濃かったです。社内で広島拠点の立ち上げ話が浮上した時に、「こういう話が出ているけどどう?」と声をかけてもらって。自分から「行きます!」と志願しました。
ーーなぜ志願したんですか?
一番大きかったのは、キャリアのことです。僕はシェアフルに入ってから、営業を経験して、リーダーやアシスタントマネージャーなど、いろいろな役割を経験させてもらいました。マネジメントも経験しました。だからこそ、逆に思ったんです。
「今の自分が、何もないところで1プレイヤーとしてやったら、本当に通用するんだろうか」と。すでにチームがある環境ではなく、土地勘も人脈もない場所で、一から市場を開拓する。そこで改めて、自分自身の力を試してみたかった。
そして、もう一つあります。
僕より上の役職にいる人たちを見ていると、本当にいろいろな経験をしているんですよね。簡単にはいかなかった経験や、いわゆる「修羅場」を乗り越えてきた人たちがいる。だから何かが起きても動じないし、相談したときにも経験に裏付けられた答えが返ってくる。
僕もこれからキャリアを積んでいくなら、そういう経験を避けて通ることはできないだろうなと思いました。
広島での拠点立ち上げがそれに当たるのかは、まだ分かりません。でも、自分にとって大きな経験になることは間違いない。そう思って、この挑戦を選びました。
一番苦しかったのは、「一人で正解のないものに向き合う」こと
ーー実際に、単身 広島で営業活動してみていかがでしたか?
最初の数カ月はめちゃくちゃ孤独でした!
昨年頃からマネジメントを任されていたので、純粋なプレイヤーとして営業すること自体が久しぶりです。しかも、初めて暮らす土地で、まだシェアフルを知らない企業に対して、一から営業する新鮮さがありました。
営業手法としては、飛び込み営業が中心です。
カーシェアを借りて、1日かけて企業を回ることもあります。
広島では、そもそも「スキマバイト」という言葉自体がまだ十分に浸透していないケースもありますし、「ここならシェアフルを活用していただけるのではないか」と仮説を立てて、営業リストも自分で作成し実際に企業を訪問しています。 一人だからこそ、自分の判断ですぐ動ける身軽さはあります。
一方で、一番難しいのは「正解がない」ということです。
新しい市場で、どう営業すればいいのか。どの業界を狙うのか。どんな企業にアプローチするのか。それを考えながら進めていると、当然悩むこともあります。東京なら、同じ環境で一緒に戦っているメンバーがいて、すぐに相談したり、壁打ちしたりできます。でも拠点立ち上げでは、それが当たり前ではありません。
もちろん社内のメンバーにはオンラインなどでサポートしてもらっていますが、「自分で考えて、自分で動いて、結果を出す」という場面は圧倒的に増えました。
広島に来たことで、「一緒にはたらく仲間がすぐ隣にいる環境って、ありがたかったんだな」としみじみ感じました。
「拠点立ち上げ」が、一部の人だけのキャリアではなくなるように
ーー今回の経験を、今後どのようにつなげていきたいですか?
僕自身のキャリアだけではなく、シェアフルの中に新しいキャリアパスをつくれたらいいなと思っています。これまで地方拠点では、その地域に根付いている方が中途入社し、マネージャーを担うケースなどもありました。
一方で、僕のように本社側でキャリアを積んできた人間が、まったく縁のない地域へ行き、ゼロから拠点を立ち上げるケースは、まだ多くありません。だからこそ、今回の挑戦を一つのロールモデルにしたいんです。
僕はシェアフルに入社したとき、特別な役職があったわけではありません。28歳で入社して、営業からスタートして、少しずつ経験を積ませてもらいました。そこからリーダーやマネジメントを経験し、33歳になった今、広島拠点の立ち上げを任せてもらっています。
例えば今、20代後半で営業をしているメンバーがこの記事を読んだときに、「頑張って経験を積んでいけば、自分にも拠点立ち上げのチャンスがあるかもしれない」
そう思ってもらえたら嬉しいです。キャリアは、単純に役職を一つずつ上げていくだけではないと思っています。
マネジメントを経験したあとに、もう一度プレイヤーとして新しい市場へ飛び込む。新しい事業や組織を立ち上げる。これまではたらいたことのない地域へ行く。そういうキャリアもある。
僕自身がその一つの事例になれれば、シェアフルではたらく人たちの選択肢も、もっと広がると思っています。
「いい経験だった」と言えるように。あとは、数字を残すだけ
ーー最後に、これからについて教えてください。
この半年間は、シェアフルで過ごしてきた約6年間の中でも、トップ3に入るくらい苦しい時期だったと思います。ただ、半年経って、社内の皆さんにもサポートしてもらいながら、少しずつ見えてきたものがあります。
だから、感覚としては「ようやくここから」です。
シェアフルを知らなかった企業にサービスを知ってもらい、実際に求人が掲載される。そうやって広島でシェアフルが少しずつ広がっていく景色を、もっと増やしていきたいです。
そしていつか振り返ったときに、
「あのとき広島へ行って、本当にいい経験をした」
そう言えるようにしたい。そのためにも、、あとは、数字を残すだけですね(笑)。
広島での挑戦は、まだ始まったばかりです。
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