Slackでイラッとしない、コミュニケーションのコツ - hashivaのブログ
社内コミュニケーション ツール としてサーバーワークスではSlackを使っています。 Slackは便利な一方でテキストでのコミュニケーションは注意が必要なため、以下のような ガイドライン があります。 ...
http://hashiva.hatenablog.com/entry/2016/05/19/010322
みなさん、こんにちは。サーバーワークス人事担当の中村です。
私、人見知りで社外に出張るのは基本的に苦手なのですが、先日勇気を出して(行けと言われてが本当のところ)バックオフィス向けのSaaS勉強会に参加しました。参加人数は60名強。SaaSの勢いはすごいの一言。特にHRTech領域。 経理・財務領域と比べ、カオスマップが完全にカオス。少し前まで採用管理といった括りが、Web面接やAI面接、リファラル(社員紹介)採用など採用手法にフォーカスしたものや、不適性検査やリファレンスチェック(人物評価)などアセスメント手法に特化したものまでさまざまで、とても把握しきれない...ちなみに、今「スクラム採用!」を掲げる当社はHERP ATSという採用管理のSaaSを導入して採用の進捗管理や社内外の採用に関するコミュニケーションを一元化しています。
さて、勉強会でのグループワークでCxOクラスの方から複数声が出たのが、新興のSaaSネタではなく定番のSlackのお話が2つ。今回の勉強会は参加60名強のうちの7割位の方がSlackをお仕事で利用されているようです。
フォローが遅れちゃうそうです。なるほど、ここはサーバーワークスでのSlackのガイドラインが参考になるかも、と思いお話したところ好感触をいただいたのでこちらに書こうと思います。だいぶ前ですが取締役の羽柴氏がブログで書いています。
hashivaのブログ
とは言っても新しい人が毎月たくさんジョインされるので、口伝では伝え漏れちゃうことがあります。でもSlackは休みの日でなければ毎日使います。そこでガイドラインの口伝自体を仕組み化しているのがサーバーワークス流です。 ちなみにこのガイドライン、2015年に制定され今に至るようです。
botによるSlackガイドラインの周知・リマインド
このbotが毎月1日にみんなが見るSlackのチャンネル(randomですが)に自動でポストされる仕組みになっています。buriって何、鰤?えっなんで鯖(サバ)じゃないの?と思った方、まずはこちらに参加してみる必要がありそうですが、当日質問いただかないと答えは出ませんので気を付けてください。
・怒りのピークは6秒を意識(この間に返信し終えることは少ないと思いますが...)
・相手の発言の意図を確認してみる、「それってこういう意味ですかー??」など
あたりはSlackから学んだ感じです。前職でキレたら負け、と人生を達観しているようなことを言っている人がいましたが、今更ながらその心は必要だなぁと感じます。ただ、バックオフィスだとルールの絡みもあるため"否定しない"(それはちょっとできないです...)とか今でも言ってしまいがちですので、まだまだ修行が必要です。
これはありますね。Slackそのものではありませんが、さばチップを導入した際にUnipos社の方が同じ趣旨の話をされていて、ピアボーナスのやりとりが減っている社員は退職リスクが高いのだそうです。現状、Slackにもアナリティクス機能は実装されていますが、これを経過観察して「この人、1on1したほうがいいですよー」とアラートを出せるようにする仕事が人事に求められてくるかもしれませんねーと言われ、なるほどーと納得しつつも、それ自体ができるHRTechないかな?ドラ●も〜ん! と予期せぬ宿題を言い渡されたのび●になったのでした。
経営者目線としては退職リスクが分かる機能に、それを加味した未来の組織図がシミュレートできる機能、そこから採用予算が算出できて、採用管理システムに連携できる、すげぇSaaSが欲しいそうです。実現すれば大ヒット間違いなし!先日のブログで図らずもAPIの話になりましたが、システム連携ができるだけでもこういう夢がある分野だからこそ、HRTechがアツいのかもしれませんね。②は防災情報というより地震予知的な話になってしまいましたが。
それではまた。