こんにちは、Senjin Holdings代表の下山です。
私は東大2年の時に起業し、4年生で6億円で売却。その後東京藝術大学に進学しながらSenjin Holdingsを経営しています。
弊社は「若き才能を集めて、ビジネスで熱狂的に世界を変える」をミッションとしている、Webマーケティングのプロ集団です。
気になった方は、ぜひこちらをみて見てください。
私・弊社についての理解が深まる内容になっています。
今回は、ベンチャーでとくに大きな差になる「数字に対する感度」についての話です。
結論から言うと、どれだけ人柄が良くても、どれだけ努力していても、数字が見えていない人には「意思決定の仕事」は任されません。
なぜなら、数字が見えるというのは、現場の精度と再現性を担保できる唯一の武器だからです。
数字がわかる人は、意思決定の土俵に上がれる
Senjinのような事業会社では、日々さまざまな数字が飛び交います。
- 広告のCPC・CVR・CPA
- 記事やLPの読了率や離脱率
- 商談の獲得率・案件化率
- プロジェクトの進捗率と人件費
これらの数字は、ただの記録ではなく「次の一手を決めるための判断材料」です。
数字が見えていない人は、「なんとなくこう思う」でしか話せません。
でも数字が見える人は、「こういう結果だから、次はこうしよう」と語れます。
だから信用されます。だから任されます。
「数字に強い人」は、実は“足し算”がうまいだけ
「自分は文系だから…」という人も安心してください。
ここでいう“数字に強い”とは、Excelが得意とか関数を使いこなせるという話ではありません。
それより大事なのは、以下のような感覚です。
- 「毎週のCV数をメモしておく」
- 「この変化って、何%上がったのか?」とすぐ考える
- 「過去の平均ってどれくらいだったっけ?」と調べる
- 「この動きって何が原因だったのか?」と想像して検証する
要するに、数字を「ただの報告」で終わらせず、 “意味のある変化”として捉える力があるかどうかです。
数字がわからない人は、なぜ任されなくなるのか
数字が見えていない人には、共通して以下のような傾向があります。
- 感覚ベースで話す(例:「たぶんうまくいってます」)
- 原因がわからないので改善もできない
- 成果が出ても再現できない
- 議論の場で説得力が持てない
つまり、意思決定に参加できなくなる。
逆に言えば、「数字を見る習慣」さえあれば、経験が浅くても評価されるようになります。
最後に:数字感覚は、習慣でしかない
僕も最初から数字に強かったわけではありません。
でも、毎日ちょっとだけ「なんでこうなった?」と数字に目を向けるだけで、自然と数字と仲良くなれます。
数字は嘘をつかないし、正直に行動の質を映し出してくれます。
だからこそ、数字を武器にできる人は、必ず成長します。
次回予告|Vol.16「『誰がやっても同じ仕事』に、価値をつける人の思考法」
次回は、地味で誰でもできそうな仕事を“信頼貯金”に変える人の考え方。
目立たない仕事でも“抜擢されるきっかけ”に変えられる、価値の付け方の話です。