社員インタビューvol.21|リゾバから編集の世界へ──6人兄弟の末っ子が見つけた「自分らしく働ける場所」
こんにちは、Senjin Holdingsの人事責任者・武智です。
今回は、リゾートバイトから転身し、現在は動画編集・AI素材作成に取り組む神澤勇介さんにお話を伺いました。携帯販売で挫折した過去から、石川さんとの出会いを経て現在に至るまで、彼の率直な言葉をお届けします。
目次
6人兄弟の末っ子、リゾバを経て東京へ
Senjinの面接で人生が変わった
「みんな何を喋っているかわからない」という恐怖から興味へ
年齢で人を見なくなった──プライドを捨てて得たもの
編集の楽しさと、北川さんへの憧れ
6人兄弟の末っ子、リゾバを経て東京へ
まずは簡単に自己紹介をお願いします。
神澤:神澤勇介です。27歳で、入社してもうすぐ1年になります。現在は谷川さん(広告事業部リード課)のチームで動画編集とAI素材作成をやっています。
入社前は色々やってました。
携帯ショップで働いていたこともあったんですが、ノルマがきつくて精神的に参ってしまって。
そこから気分転換も兼ねて、1年間リゾートバイトをしていました。
沖縄と千葉に行って、沖縄ではプロ野球選手やサッカー選手も使うような高級リゾートホテル、千葉では木更津のビジネスホテルで働いていました。
リゾバは寮も無料で、かつ食事も提供されるんですよね。
お金も貯まるし最高でした。
6人兄弟の末っ子だと聞きました。
神澤:そうです。一番上の姉とは20歳も離れていて、もう40代後半です。一番近い姉でも10歳離れています。甥っ子と僕と姉がちょうど10歳ずつ離れているんです。
みんな仲が良くて、特に次女の姉には今でも相談に乗ってもらっています。
僕がリゾートバイトをやると決めたときも、一番背中を押してくれたのはその姉でした。
彼女自身も若い頃にいろんな場所を転々として様々な経験を積んでいたので、「面白そうじゃん、やってみなよ」って言ってくれたんです。
今でもちょくちょく連絡を取り合っていて、人生の相談をするといつも的確なアドバイスをくれる存在ですね。
Senjinの面接で人生が変わった
Senjinとの出会いについて教えてください。
神澤:千葉でのリゾバが終わって、最初はWebデザイナーになりたくて学校に通い始めたんです。でも実際に働きながら学びたいなと思って、バイト先を探していました。タウンワークで見つけて、3、4社受けていたんですが、Senjinの面接が一番印象的でした。
石川さん(メディア事業部マネージャー)と西澤さん(メディア事業部リーダー)が面接してくれたんのですが、実は履歴書を持参するのを忘れてしまって…
一般的な企業なら「また今度来てください」って言われそうなものですが、1時間みっちり自分のために時間を使ってくれたんですよね。
なぜ応募したのか、これまでの人生で何をやってきたのか、色々と質問を受けましたね。
アルバイトの面接なのに、ここまで聞いてくれるのか、と内心びっくりしていました。
それで、なぜか合格したんですよね笑
実は面接の時、かなり切羽詰まった状況でした。
当時住んでいた家を出なければいけなくなって、家なし、仕事なし、お金なしの三重苦で、「ここで受からなかったら福岡に帰ろうかな」って思っていました。
石川さんにもその状況を正直に話して、「崖っぷちなんです」って伝えました。
そういった実情を伝えても、石川さんは僕に変に気を遣うことなく、接してくれたんですよね。
石川さんの人柄というか、こちらが話したくなるような聞き方をしてくれるんですよ。
聞き上手だし、「この人の下で働いたら、自分がなりたいデザイナーになれるんじゃないか」って直感的に思えたんです。
「みんな何を喋っているかわからない」という恐怖から興味へ
初出社の印象はいかがでしたか?
神澤:正直、「怖いな」って思いました。完全に未経験の業界だったし、みんなが何を喋っているのかさっぱりわからなくて。
パソコンをずっと触っているし、遅くまで残っている人もいるし、未知の世界だなって感じでした。
でも怖いっていうのは、ネガティブな意味じゃなくて興味深いなっていう怖さでしたね。もっと知りたいなって思える恐怖心というか。
Webデザインを学んでいたとはいえ、実際の現場は全然違って、「この人たちはどういう考えで仕事をしているんだろう」って興味がどんどん湧いてきました。
最初はアルバイトからスタートして、その後契約社員になって、今に至っています。バイトから契約社員への移行も、自分の気持ち的にはスムーズでした。
むしろ「もっと深く関わりたい」って気持ちの方が強かったですね。
年齢で人を見なくなった──プライドを捨てて得たもの
この会社で特に変化したことはありますか?
神澤:一番大きく変わったのは、年齢で人を判断しなくなったことですね。僕は27歳で、今まで色んなところを転々としてきたこともあって、正直なところ年下に対してちょっとしたプライドがありました。「まだ若いな」みたいに、どこか上から見てしまうところがあったんです。
でもここに来てから、それが完全になくなりました。
Senjinは僕よりも年下の人が多くいますけど、みんな本当に優秀で、自分にはない考え方を持っている。
Senjinの人達って、年齢が全然わからないんですよ笑
チームリーダーの谷川さんは年下なのにすごい風格があったり、「どうやってその年齢でここまで成熟したんだろう」って思える人がたくさんいる。
結果的に、人として尊敬できる人がたくさんいることに気づいて、柔軟に人の意見を聞けるようになりました。
年齢ではなく、人として見るようになったというか。
最初は石川さんが上司で、初めて年下の上司の下で働く不安があったのですが、全然問題ありませんでした。
むしろ、ついていきたいと思える人たちがたくさんいるから、自然とプライドがなくなって柔らかくなれたんだと思います。
編集の楽しさと、北川さんへの憧れ
現在の仕事内容とやりがいについて教えてください。
神澤:今は谷川さんのチームで動画編集をメインに、AI素材作成も北川さんや佐野さんに教わりながらやっています。編集の仕事が本当に楽しくて、自分で依頼して異動させてもらったんです。
実は一度転職を考えた時期があって、増田さんに相談したら、「編集をメインにやりたいって言ってたし、30歳になった時のことを考えて、もう少し頑張ってみたらいいんじゃない。異動してみたら」って提案してくれました。
一番のやりがいは、台本を作成している谷川さんや凜さんに編集した動画を見せた時に「めちゃくちゃすごい!」って褒めてもらえることですね。
素直に嬉しいし、もっと頑張ろうって思えます。
4階の編集チームは雰囲気も最高で、本当に部活みたいなんです。
学生時代を思い出すような、隣のクラスがうるさいなって思うような(笑)。みんなからパワーをもらっています。
目標は北川さんみたいになることですね。技術力もそうですが、人としても尊敬できる存在です。2、3年でそのレベルに到達したいと思っています。
最後にどんな人と一緒に働きたいですか?
神澤:よく働く人ですね。結局、よく働く人と一緒にいると自分も成長できるし、会社も良い方向に向かっていくと思うんです。ここの人たちって、自発的に仕事に取り組んでいて、それを楽しんでいる。そのエネルギーが伝染して、みんながそれをやっているから、嫌々仕事をしている人がほとんどいないんですよね。
あと、素直な人がいいですね。僕自身、最初は一人で悩みを溜め込んで爆発するタイプだったんですが、最近は皆さんがちゃんと話を聞いてくれることがわかって。相談すれば優しく答えてくれるし、同じようなことを考えていたりする。そういう風に、お互いに支え合える関係性を築ける人と働きたいです。チームで高め合いながら、技術も人間性も成長していける、そんな仲間が増えたら最高ですね。