こんにちは、Senjin Holdingsの人事責任者・武智です。
今回は、エンターテインメント業界からキャリアチェンジし、現在はリード案件で成果を出す村野和馬さんをご紹介します。人との繋がりを大切にし、新しい価値を生み出すことに情熱を注ぐ彼の思いと、Senjinでの挑戦、そして描く未来図について語っていただきました。
目次
エンタメのコンテンツ制作から、広告マーケティングの世界へ
友人との仕事と成長環境—「この人と働きたい」で選んだキャリア
チームの"圧倒的な馬力"に触れ、自分の基準が変わった日々
自らの手で新規事業を—広告の先にある未来を見据えて
「素直でいい奴」—共に歩む仲間に求めるもの
エンタメのコンテンツ制作から、広告マーケティングの世界へ
まずは簡単に自己紹介をお願いします。
村野:村野和馬です。2023年12月に入社して、今は1年ちょっとの勤務期間になります。入社のきっかけは、もともと大学の学生団体で知り合った加藤からの紹介でした。いわゆるリファラル入社ですね。
入社前は全く毛色の違う仕事をしていました。エンタメ系のライブ配信授業を作ったり、Vライバー事務所のような新規事業を会社で立ち上げたりしていました。完全にゼロイチで考えて作り上げるタイプのプロジェクトを担当していて、上司からのフィードバックや「正解」というものがない中で、自分で考えて実行していくのが好きでした。
特に印象に残っているのは、未経験の学生インターンを取りまとめて、彼らの力を最大限に引き出す役割を担っていたことです。人のポテンシャルを引き出すマネジメントが自分の強みだと感じていました。一人ひとりとの細かいコミュニケーションを大事にして、チーム全体の力を高めていく、そんな経験が自分を形作っていると思います。
そもそもの原点は幼少期にあって、父の影響を強く受けています。父はアパレル企業の経営者で、「自分と出会ったことで相手が少しでも幸福を感じられるような人間であれ」という言葉をよく言っていました。人に何かを与えて、それを喜んでもらえる姿に喜びを感じる—そんな「ギバー」としての価値観は、今でも仕事の根底にあると思います。
友人との仕事と成長環境—「この人と働きたい」で選んだキャリア
Senjinを選んだ理由を教えてください。
村野:大きく二つあります。一つは、以前エンタメのコンテンツを作っていた時に、広告やマーケティングの重要性を肌で感じていたこと。コンテンツをどう広め、コンバージョンにつなげるかという部分が絶対に必要なスキルだと思い、それを磨きたいと考えていました。
もう一つは、とても大きな要素なのですが、もともと知り合いだった友人たちが働いている環境だったということ。私にとって「誰と働くか」は非常に重要な価値観で、信頼できる友人と共に仕事ができるというのは大きな魅力でした。
実は入社を考え始めた時、他の会社はあまり見ていなかったんです。友人から話をもらったタイミングが、ちょうど自分の進路を考えていた時期と重なって。競合を経営している先輩に「Senjinってどう思いますか?」と相談した時も、「すごいよね、優秀だよね」「ずっと伸びてるから、内部の人材も優秀でカルチャーもしっかりしているんだろうね」という後押しの言葉をもらって、入社を決意しました。
もちろん、エンタメのコンテンツ制作からマーケティングへと方向転換することには、キャリア的な不安もありました。大学生の頃からエンタメの道を進んできて、それが一度途切れるわけですから。でも、「ある種、新入社員として入るくらいの気持ちで、自分の決断を正解に持っていかないと」という覚悟を決めて飛び込みました。
チームの"圧倒的な馬力"に触れ、自分の基準が変わった日々
実際に働いてみて、入社前と比べて感じたギャップはありますか?
村野:明確にあるのは、中にいる人間の馬力が半端じゃないということです。今まで様々な場所で働いてきましたが、ここまで全員が仕事に全力でコミットしている組織は見たことがありませんでした。
皆が自分の成長を第一に考えている。そしてそれを高め合おうという文化がここにあるのは、今まで感じたことのない衝撃でもありました。「自分はまだまだ全然仕事してなかったんだ」と思わされるような、良い意味での衝撃を受けましたね。自分の中の「仕事の水準」というものが大きく変わりました。
今は主にリード案件を担当していて、具体的にはメンズの脱毛クリニックの広告を作っています。自分自身も同じ男性の悩みに共感できるので、女性向けの商材よりも解像度高く考えられるのが強みだと感じています。
ただ、最近は少し壁にぶつかっている時期でもあります。広告業界では、参考になる動画があって、それを横展開するというアプローチも多いのですが、自分でゼロから作る、自分のオリジナリティを出せるクリエイティブでまだ大きな成果が出せていないという課題があります。これは今、模索中の壁ですね。
でも、それでも「やめたい」と思ったことは今までないんです。なぜかというと、目的意識が明確だからだと思います。マーケティング能力を高めるという目標はまだ達成していないですし、この環境が本当に良いと思っているから。公私ともに充実していて、自分の水準を高める上で最適な場所だと感じています。
自らの手で新規事業を—広告の先にある未来を見据えて
今後2〜3年で達成したい目標はありますか?
村野:入社した時の目標である「マーケティング能力を自分が納得するくらいつける」というのが一つです。そしてもう一つは、もともと自分でコンテンツを作りたいという思いがあったので、Senjinを絡めて何か大きなことをしたいという思いがあります。
この会社は本当にそれをやらせてくれる環境だと感じているので、2〜3年後には新しい事業を立ち上げて、それがスケールしつつある状態で、自分がその舵取りをしているというのが理想です。
会社の視点で見ると、Senjinは広告においては非常に強いと思っています。ただ、これから会社がさらに大きくなっていく中で重要になってくるのは、新規事業を当てることや、広告以外でのキャッシュエンジンを作ることだと考えています。
その一端を担えるようになりたい—これが自分の中での使命のようなものです。まだまだスキルが足りないので、今は目の前の広告業務に全力で取り組みながら、将来を見据えて力をつけていきたいと考えています。
「素直でいい奴」—共に歩む仲間に求めるもの
どんな人と一緒に働きたいですか?
村野:もちろん熱量があることや優秀であることは大前提として大事なのですが、私が一番求める人物像は「素直でシンプルにいい奴」です。「この人と一緒に働きたいな」と思えるような人が理想です。
素直の定義は難しいのですが、逆に「素直でない」ことを言うと、コミュニケーションが気持ち良くないということ。自分の意見を持つことは全然良いと思っています。その上で、相手の話をきちんと聞こうとしたり、相手を尊重する姿勢があるかどうか。それが全てのコミュニケーションの基本だと思うんです。
気持ち良く一緒に働ける人間、相手を思いやれる人。言われたことをこなすだけでなく、自分の意見もしっかり持っている。そんなバランスの取れた人と働きたいですね。
最後に、これからSenjinに入ってくるかもしれない人に向けて言うと、この会社には本当に「素直でいい奴」という人物像を持った人が多いですし、高い熱量で仕事に向き合っている人が本当に多い。こんな環境はなかなかないと思います。
それは武智さんが採用に全力を注いでいるからこそ成し遂げられている環境なんだと思います。少しでも迷いがあるかもしれませんが、絶対に後悔しない環境がSenjinにはあると思うので、迷ったら勇気を振り絞って決断してみてもいいのではないでしょうか。