こんにちは、Senjin Holdings代表の下山です。
私は東大2年の時に起業し、4年生で6億円で売却。その後東京藝術大学に進学しながらSenjin Holdingsを経営しています。
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私・弊社についての理解が深まる内容になっています。
エンジニアとしてのキャリアを新卒でスタートさせるとき、多くの学生が「大手かベンチャーか」という二択に直面します。安定性や福利厚生の充実度では大手がリードする一方、急成長を遂げるスタートアップやベンチャー企業には、大手にはない経験の濃さとスピード感があります。
この記事では、「新卒×ベンチャー×エンジニア」というキャリア選択について、実際の環境や成長機会、リスクまで具体的に掘り下げていきます。
なぜいま、新卒エンジニアがベンチャーを選ぶのか
スタートアップやベンチャー企業に飛び込む新卒エンジニアが増えています。その背景には、旧来の終身雇用モデルが崩れた現代において、個人の「成長」と「市場価値の向上」が強く求められているという時代背景があります。
大手企業では数年単位での部署異動や、特定の工程だけを担当する分業体制が一般的ですが、ベンチャーではその逆。企画・開発・運用・ユーザー対応まで一貫して関わることも珍しくなく、「一人のエンジニアが事業を動かしている」という感覚を得やすいのです。
たとえば2024年のWantedlyの調査では、スタートアップ志向の新卒学生のうち、6割が「自分の技術がサービスに直結する感覚がある」と回答。これは大手では得にくい体験です。
また、ベンチャーは基本的に人手不足。だからこそ新卒であっても「即戦力」として期待され、設計や実装の上流に早くから関与できます。これは裏を返せば、裁量と責任の大きさを意味しますが、エンジニアとしてのスキルアップには絶好の環境です。
さらに、近年のベンチャー企業は福利厚生や労働環境の整備も進んでおり、「スタートアップ=ブラック」という認識は徐々に薄れつつあります。特にSaaSやAI、Web3といった成長領域の企業では、エンジニアが快適に働ける体制づくりが進められています。
裁量とスピード感が「成長実感」を生む
新卒エンジニアがベンチャーを選ぶ最大の理由は、「自分の仕事がダイレクトに事業成長に影響を与える」実感です。数人規模の開発チームでは、自分が手を動かした成果がそのままKPI(重要業績評価指標)に反映される場面も多く、成功・失敗のフィードバックループが速いのが特長。
これは、仮説検証を素早く回すアジャイルな学習サイクルそのものであり、成長スピードを加速させる重要な要因です。
変化の大きい環境は、好奇心を満たす土壌
ベンチャーでは、日々変化する環境に身を置くことになります。プロダクトの方向性が変わることもあれば、新しい技術を急遽導入するケースも多々あります。こうした「変化」に柔軟に対応しながら、自ら学びにいける人にとっては、好奇心を満たし続ける理想的な環境と言えるでしょう。
新卒でベンチャーに飛び込むリスクと、その向き合い方
ベンチャー企業には魅力が多い一方で、「新卒からいきなり挑戦して大丈夫?」という不安も根強くあります。特にエンジニア職では、技術力が未熟な段階で即戦力を求められるプレッシャーを感じる場面もあるでしょう。
実際、組織が小規模なベンチャーでは、教育制度やメンター体制が整っていないことも多く、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)に頼らざるを得ないケースも珍しくありません。大手のような「研修カリキュラム+育成プログラム」が整っているとは限らないため、主体的な学習姿勢が必須となります。
さらに、経営基盤が安定していない企業も多いため、数年で撤退・解散というリスクもあります。ただし、これらはネガティブに捉えるだけでなく、「変化への適応力」や「不確実性との付き合い方」を学べる貴重な経験にもなり得ます。
対策としては、入社前に以下の3点を確認することが重要です。
- 技術スタックやプロジェクト内容の透明性
- エンジニアの働き方・裁量の範囲
- 経営陣のバックグラウンドと資金調達状況
加えて、実際にインターンやアルバイトで業務に触れておくことで、「思っていたのと違った」というギャップを防げます。
教育体制の脆弱さが成長の足かせになる?
ベンチャーは即戦力が前提になりがちなため、「放任」になってしまうこともあります。新卒であれば、コードレビューや技術的なアドバイスを日常的に受けられるかは大切なチェックポイント。小規模でも、SlackやGitHubを活用した技術ナレッジの共有文化があるかなどを確認しましょう。
「やりがい搾取」にならないための視点
「挑戦できる環境です!」という表現の裏に、過度な業務量やサービス残業が隠れているケースも。新卒だからといって、「経験のため」として自己犠牲を続けるのは避けるべきです。
その企業が、「成果に見合った報酬」「失敗も含めて成長と捉える文化」「心理的安全性のあるチーム設計」をしているかを、選考時の社員面談やカジュアル面談を通じて見極めましょう。
スタートアップでの経験が、キャリアの武器になる理由
一見リスクも多いベンチャーですが、実はこの環境で得られる経験は、他では代替できない価値を持ちます。たとえば大企業では何年もかけて経験するような業務を、新卒1年目で担当することも可能です。
さらに、経営層と近い距離で仕事ができることは、エンジニアとして「技術をどこにどう活かすか」を考える視点を養う絶好の機会。これは、単なる技術者ではなく「事業を創る技術者(プロダクトエンジニア)」としての素養を育てます。
特に、ゼロイチフェーズやプロダクトマーケットフィット(PMF)を目指すフェーズでは、仮説検証のスピードが勝負。そこでの成功・失敗体験は、将来的な起業やプロダクトマネジメント(PM)志望にも直結します。
たとえば、筆者の支援先企業では、新卒エンジニアが2年目でプロダクト全体の技術選定を任され、チームの技術的意思決定を主導したケースもあります。この経験は、技術カンファレンス登壇や社外コミュニティでの存在感にもつながり、エンジニアとしての市場価値を高めています。
「全体像を見渡せる経験」が希少価値に
要件定義、設計、開発、テスト、運用まで、一連のプロダクトライフサイクルに関与できるのがベンチャーの魅力です。自分が関わった機能がユーザーに届き、フィードバックをもとに改善する一連の流れは、ソフトウェア開発の本質を肌で学べる貴重な機会です。
将来の起業やPM志向との相性も抜群
経営陣と近い距離で仕事をし、ビジネスモデルの設計やKPIの設計に関与できる経験は、エンジニアにとっても貴重な財産です。ベンチャー出身者には、将来的にスタートアップを創業したり、PMとして活躍する人材が多いのもその証左。
「単なるコーダー」に留まらず、プロダクト視点を持った「テックリード」や「CTO候補」を目指すなら、ベンチャーという選択は非常に合理的です。
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