2035年、100億企業へ。ビル管理から不動産へ広がる挑戦【社長インタビュー その3】 | SEC株式会社
こんにちは!SEC株式会社 採用担当の星です。今回のストーリーは『代表インタビュー 第三弾(サブタイトル:社長に話を聞いてみた!)』となっています。前回のあらすじ...SECの代表に就任後の髙崎が取...
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こんにちは!SEC株式会社 採用担当の星です。
今回のストーリーは『代表インタビュー 第四弾(サブタイトル:社長に話を聞いてみた!)』となっています。4回にわたり連載していた社長インタビューも今回が最後です。
前回のあらすじ…
社員にとって「安心して長く働ける会社でありたい」と考える髙崎が目指す今後のSEC像は、不動産の売買まで手がける総合ビル管理会社になること。2035年までに、売上100億円・社員数400名の企業へと成長することを明確な目標に掲げ、目標達成のために重要なのは「人」である、と力強く語った。
前回は、今後のSEC、そして事業についてお話をしていただきました。
そして今回、社長インタビュー最終回を飾るのは、ずばり「人」について。SECが目標とする「2035年までに、売上100億円・社員数400名の企業」へと成長させるために、「どんな人に来てほしいのか」、そして「今いる従業員には、どんなスタンス、考え方でいてほしいのか」、その核心に迫ります。
私が社員を評価するうえで最も大事にしているのは、「会社やお客様にとってプラスになる行動を、自ら考えて動けているか」という点です。どんなに小さなことでも、課題に気づき、改善や提案につなげる姿勢がある人は、必ず会社を前に進めてくれます。
管理職のメンバーには、「自分の現場・自分の部署だけを見るのではなく、会社全体を俯瞰した視点で判断できるスタンス」を持ってほしいと思っています。
現場の作業に追われると、どうしても「今、自分の目の前の業務をこなす」ことに意識が寄りがちですが、理想とする組織をつくるためには、部署を超えて会社全体の利益や成長を考え、チームを導ける人が必要です。
また、部下に任せて育てる意識も大切ですね。組織として自立して強くなるためには、管理職自身がプレーヤーとして動くだけでなく、次世代を育てる視点を持つことを重視しています。
現在のSECは、長年の現場経験を持つ従業員が多く在籍しており、それぞれの技術や経験値に強みがあります。一方で、会社全体を見渡し、部下を育てるマネジメントという観点では、まだまだ伸ばしていける余地があると感じています。
そのため、今後は「管理職育成プログラム」のような仕組みを段階的に整えていく予定です。具体的には、社内外の研修や定期的な振り返りの場を通じて、プレイヤーからマネージャーへと視点を移していく支援を行いたいと考えています。
また、既存のマネジメント層だけに負荷をかけるのではなく、次世代のリーダー候補にも早い段階から現場管理や小さなチームの取りまとめを経験させていくことで、管理職層全体の層を厚くしていく取り組みも進めていきたいです。
SECの管理職は、単に年次が高い人というだけでなく、「人を育て、会社の未来をつくる存在」として進化していってもらいたいと考えています。
今のSECは、先にも述べたように、現場をしっかり運営できる職人気質の強みがありますが、これからは会社の変化を加速させてくれる「推進力のある人材」が必要です。
たとえば、
今のSECは「変化を受け入れて成長しようとしている途中」の段階にあります。ですので、新しい取り組みに挑戦できる環境は確かに広がっていますが、まだまだ全てが整っているわけではありません。
だからこそ、完璧に整った環境や、すでに仕組み化された組織の中で働きたい人にとっては、正直ストレスを感じやすい環境かもしれません。
また、職人気質な社員も多いため、新しいことをやろうとすると最初は多少の抵抗があるのも事実です。そこをどう巻き込んでいくかがポイントになります。
つまり、「これまでこうしてきたから」というやり方にこだわりすぎる人や、「指示されたことだけをやっていたい」というスタンスの人だと、ミスマッチが起きやすいです。
一方で、変化を自分でつくっていける人、自ら周囲を巻き込んでいける人にとっては、これほど自由度が高く、裁量を持てる環境はなかなかないと思います。
「SECらしさ」というのは、決まったかたちでずっと続くものではなく、組織の成長や環境の変化にあわせて、少しずつ姿を変えていくものだと考えています。
新しいメンバーが加わり、事業の幅が広がっていくなかで、これまでのやり方や価値観が見直される場面もあります。そうした変化があるからこそ、会社として着実に前進できていると感じています。
そう感じてもらうためには、制度や待遇、サービスの在り方も含めて、時代に合わせて柔軟に見直し、より良い方向へと整えていく姿勢が不可欠です。一方で、お客様や仲間に対して、日々の小さな感謝を大切にできるような風土は、これから少しずつ育てていきたいと思っている要素のひとつです。
何を変え、何を守るかを見極めながら、「SECらしさ」を今の時代に合わせて更新し続けていく。その積み重ねが、これからのSECをつくっていくと考えています。
ということで、連載という形で4回にわたってお送りした社長インタビューでしたが、皆様いかがでしたでしょうか!SECが今の形になるまでに、さまざまな歴史と経緯がありましたね。そして今後の展望について深くお話を聞いていく中でSECの可能性が広がっていく感じがしませんでしたか?
3代目の代表として髙崎が就任し、現在SECは大きな転換期に来ていると思います。最後の髙崎の言葉にもあるように、会社は「決まったかたちでずっと続くものではなく、組織の成長や環境の変化にあわせて、少しずつ姿を変えていくもの」だと私も思います。代表自らが動き取り組むことも多くあるため、今のSECは常にいろいろなことが変化しています。“社員を第一に考え、一緒に未来を考えていく”、その変化の過程を一緒に楽しみたいと思える方と出会えることを、社員一同、心待ちにしています!