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イタリアのような日本、山形県河北町。移住スタッフが語る地域の魅力とは?
山形県河北町ーー。イタリアと同緯度に位置しており、寒暖差のある気候環境を活かして、イタリア野菜の栽培が盛んに行われています。河北町は、山形県のど真ん中にある地域で、住民の方は穏やかで温かく、暮らしている方全てが共同体のような地域です。そんな地域に移り住んだからこそわかる魅力を実際に移住した方にお話しをお伺いしました。菊地 航平 さん宮城県名取市出身。山形大学 人文社会科学部を卒業後、新卒で株式会社かほくらし社へ入社。現在はかほくらし社のラボ事業部でツアー企画・アテンド、ワイン用ぶどうや国産ナッツといった高付加価値農業の推進などを担当しており、公私ともに河北町の魅力を町外へ発信している。河...
"100DIVE"で働きながら始める地方創生!関係人口が100名を突破した新プロジェクトをご紹介します。
現職を続けながら、ローカルビジネスを生み出す「実践型スタートアップ」プロジェクト100DIVEは、ビジネスセクターの多様な人材がチームとなって社会課題の解決に取り組むプログラムを運営している一般社団法人ALIVEと、「ふるさとの夢をかたちに」をミッションとしている伴走型コンサルティング会社さとゆめのコラボレーションプロジェクトです。まずは3カ月のスタートアッププログラムを通じ、対話を重ねながら、創りたい未来や事業アイデアを磨き込みます。働きながら参加する地域活性化プロジェクト。様々な方が参加しています。週末を使った全5回のセッションからスタートします。チームで話し合い、課題抽出から取り組...
JR東日本との沿線活性化共同事業「沿線まるごとホテル」
点在する地域資源を“編集”し、駅とその周辺にある集落を“一つのホテル”に。沿線まるごとホテルは、無人駅の駅舎等をホテルのフロントやロビーとして活用し、沿線集落の空き家をホテルの客室に改修し、さらには地域住民とともにホテル運営を行うことで、「沿線」を「まるごと」楽しめる「ホテル」のようなサービスを作り出すことを目指したプロジェクトです。この事業は、JR東日本スタートアップ株式会社が開催する「JR東日本スタートアッププログラム2020」にさとゆめが応募し、242件の提案の中から共創事業18社に採択されたことがきっかけで始まりました。2021年2月~4月に初めて一般のお客様向けの実証実験を行い...
【地域経営】信州・信濃町癒しの森事業/長野県信濃町
森の力で都市部の人と企業を健康にする町長野県信濃町は、北信五岳に囲まれ、国立公園の中の風光明媚な高原盆地帯にあります。町内にある野尻湖湖畔は日本の三大外国人保養地と言われ、避暑地としても人気です。その信濃町も2000年代には合併の波が押し寄せましたが、住民アンケートで過半数を超える住民が市町村合併しない自立の道を歩むことを選択しました。それをきっかけとして、自立した町を目指すなら目玉となる事業が必要だと感じた住民有志8名が立ち上がり様々な事業を考え、彼らが行き着いたのが、C.W.ニコル氏が提唱した森林セラピーによる保養型観光地づくりの構想でした。当時の町行政もその構想を認め「癒しの森事業...
【地域経営】憩うまちこうみ Re・Design Therapy事業/長野県小海町
“憩うまち”をコンセプトとした保養地形成事業長野県小海町は、八ヶ岳連峰の裾野に広がる水と緑に恵まれた町です。同町は官民が一体となった協議会を組織し、地方創生の根幹となる事業検討を進めてきた結果、ヨーロッパの自然保養地を見本に、「憩い」をコンセプトとした「憩うまちこうみ構想」に基づくまちづくりをスタートさせました。現在、「憩うまちこうみ~ Re・Design Therapy ~」とした企業への滞在プログラムを整備して企業との連携を加速させており、小海町との連携企業は事業開始より6年間で20社を越えています。滞在プログラムは「リラックス・瞑想・コミュニケーション・デトックス」を軸として、企業...
【地域経営】宍粟市営業部設置業務/兵庫県宍粟市
“市の営業部”として、民間企業と市のマッチングを支援する兵庫県中西部に位置する宍粟市は、淡路島と同程度の広大な市面積の約9割を森林が占め、兵庫県で唯一の森林セラピー基地に認定されるなど、「しそう森林王国」と呼ばれる豊かな自然にあふれる街です。また『播磨国風土記』の一節により、日本酒発祥の地とも言われ、“発酵のふるさと” として自然の恵みを古くから受け継ぎ、育んできました。さとゆめは、森林セラピーを中心とした企業向けの体験滞在プログラムの戦略策定・プログラム造成、そして企業向けの営業活動まで伴走支援を行っています。特に2021年度からは、「宍粟市営業部」の名称でさとゆめ社員が宍粟市職員とと...
さとゆめの「はじまり」~伴走型コンサルタントが生まれるまで~
「地域に寄り添い続けるコンサルティング会社が、一つくらいあっても良いのではないか」これが、さとゆめの始まりでした。「ふるさと」との初めての出会い大阪で生まれた私は、父の仕事の関係で、小学生から中学生までの9年間をタイやインドで過ごしました。高校生のとき日本に戻り、千葉で生活。さまざまな国や土地を転々としていた私が、はじめて「ふるさと」と呼べる地に出会ったのは、京都の大学へ進学してからでした。それが、森づくりのボランティアサークルで通っていた、雲ケ畑(くもがはた)という80世帯ほどの集落です。京都の山間地域にある雲ケ畑には鴨川の源流が流れ、昔ながらの美しい自然がありのままに残っていました。...
人を起点として、地域に事業を生み出す会社 さとゆめ
さとゆめは、大学教員、シンクタンクやコンサルタント会社の研究員として、地域活性化支援に取り組んでいたメンバーが集まり、2012年4月に立ち上げた会社です。創業前、私たちが共通に抱えていた一つのジレンマがありました。当時、地域活性化の政策を提言したり、地域振興の計画を提案したりすることが私たちの仕事だったわけですが、自分達が提言・提案したことが実現しない、と言うより実行に移されさえしないことが少なからずありました。それは、提言・提案の良し悪し・熟度の問題もあったかもしれませんが、ますます過疎化が進む地域では、そういったことを実行に移すための人材やノウハウ、経験が不足していたことも大きな理由...