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地方創生
【地域経営】宍粟市営業部設置業務/兵庫県宍粟市
“市の営業部”として、民間企業と市のマッチングを支援する兵庫県中西部に位置する宍粟市は、淡路島と同程度の広大な市面積の約9割を森林が占め、兵庫県で唯一の森林セラピー基地に認定されるなど、「しそう森林王国」と呼ばれる豊かな自然にあふれる街です。また『播磨国風土記』の一節により、日本酒発祥の地とも言われ、“発酵のふるさと” として自然の恵みを古くから受け継ぎ、育んできました。さとゆめは、森林セラピーを中心とした企業向けの体験滞在プログラムの戦略策定・プログラム造成、そして企業向けの営業活動まで伴走支援を行っています。特に2021年度からは、「宍粟市営業部」の名称でさとゆめ社員が宍粟市職員とと...
さとゆめの「はじまり」~伴走型コンサルタントが生まれるまで~
「地域に寄り添い続けるコンサルティング会社が、一つくらいあっても良いのではないか」これが、さとゆめの始まりでした。「ふるさと」との初めての出会い大阪で生まれた私は、父の仕事の関係で、小学生から中学生までの9年間をタイやインドで過ごしました。高校生のとき日本に戻り、千葉で生活。さまざまな国や土地を転々としていた私が、はじめて「ふるさと」と呼べる地に出会ったのは、京都の大学へ進学してからでした。それが、森づくりのボランティアサークルで通っていた、雲ケ畑(くもがはた)という80世帯ほどの集落です。京都の山間地域にある雲ケ畑には鴨川の源流が流れ、昔ながらの美しい自然がありのままに残っていました。...
人を起点として、地域に事業を生み出す会社 さとゆめ
さとゆめは、大学教員、シンクタンクやコンサルタント会社の研究員として、地域活性化支援に取り組んでいたメンバーが集まり、2012年4月に立ち上げた会社です。創業前、私たちが共通に抱えていた一つのジレンマがありました。当時、地域活性化の政策を提言したり、地域振興の計画を提案したりすることが私たちの仕事だったわけですが、自分達が提言・提案したことが実現しない、と言うより実行に移されさえしないことが少なからずありました。それは、提言・提案の良し悪し・熟度の問題もあったかもしれませんが、ますます過疎化が進む地域では、そういったことを実行に移すための人材やノウハウ、経験が不足していたことも大きな理由...