【はじめに──かつて、私も“迷っていた”】
この求人票を読んでくださっているあなたへ。
今、こんな気持ちを抱えてはいませんか?
「このままでいいんだろうか」
「もっと誰かの人生に寄り添う仕事がしたい」
「建築や暮らしに関わる仕事をしてきたけれど、自分にしかできない役割って何だろう」
実は、今さくら事務所で執行役員を務めるある一人のメンバーも、同じような迷いの中にいました。
彼は大学で建築を学んだものの、「建築が好き!」という強い気持ちがあったわけではなく、「模型づくりって面白そう」くらいの軽やかな興味からのスタートでした。
それでも、建築史を専攻する中で「家って、何だろう?」という問いと出会い、少しずつ、“暮らし”や“人の営み”そのものに向き合う姿勢が芽生えていったのです。
【安定の中に生まれた違和感──変化を望んだのは、自分だった】
新卒では、大手リフォーム会社に入社。営業として順調にキャリアを重ねていました。
新人賞も受賞し、役職もつき、このまま順当に出世していく──そんな未来が見えていた。
でも、心のどこかで、ひっかかりがあったのです。
「このまま、目の前の数字だけを追い続けて、本当にいいのか?」
「住宅業界にいるのに、“業界の未来”について、自分は何も考えられていない気がする」
そんな折、NewsPicksなどを通して外の世界を見始め、マーケティングや広報、そして“業界構造そのものを変える力”に惹かれるようになりました。
それは、「暮らしに向き合いながら、社会も変えていく」という矛盾のない働き方を求めていた証だったのかもしれません。
【異業種ベンチャーでの葛藤──“売れるか”ではなく、“共感できるか”で働きたい】
次に選んだのは、外資系の家づくりプラットフォーム企業。
大手企業とは異なるスピード感と裁量を手にし、営業力もデジタルスキルも磨かれました。
でも、心は満たされなかった。
「この会社、本当に“住まい”を変えようとしているんだろうか」
「やっぱり、自分は“売れるかどうか”より、“誰かの人生に寄り添えているか”の方が大事だ」
やがて気づきます。
自分にとって「建築」は、設計でも施工でもない。
“人の暮らし”と“社会のあり方”をつなぐ、哲学そのものだったのだと。
【再び“建築”と向き合う──その扉を開いたのが、さくら事務所】
そんなとき、声をかけてくれたのが、当時さくら事務所に勤めていた1社目の同期でした。
さくら事務所のサイトを開くと、そこには創業者・長嶋が語る言葉があった。
──「不動産に“中立”を持ち込み、幸せな暮らしを守る」
──「本質的な安心を、住まいの選択に届けたい」
読み進めるうちに、確信した。
「ここなら、建築への敬意も、自分の想いも、どちらも置き去りにしないで働ける」
「ここなら、暮らしと社会をつなぐ、本質的な仕事ができる」
そうして、彼は今、個人向けホームインスペクション事業や広報部門統括する執行役員として、次の世代を育て、会社の未来を創る側にいます。
【今、私たちは“第4創業期”という岐路に立っています】
創業から25年。
さくら事務所は、ホームインスペクションのパイオニアとして業界を牽引してきました。
しかし今、単なる延長線上では語れないフェーズに突入しています。
「この仕事の哲学とは何か?」
「社会に対して何を残せるのか?」
この本質的な問いに向き合い、インスペクション・マンション管理の両事業で、“理念から始まる再構築”を行う。
それが私たちの“第4創業期”です。
【あなたにお願いしたいこと】
- インスペクション事業またはマンション管理事業の推進
- 顧客体験の設計・改善、KPI設計、育成・評価制度の設計
- 社会課題に対する新規事業の企画
- 広報・ブランディング・マーケティングの戦略実行
- 将来的な事業責任者・経営ポジションの担い手としての関与
※配属はご志向・適性により面談で決定します。
【こんな人に出会いたい】
- 自分の“迷い”と真摯に向き合ってきた人
- 経験ではなく、“向き合い方”で仕事をしてきた人
- 「家とは何か?」「暮らしとは?」という問いに心が動く人
- 広報やマーケ、組織づくりにも興味がある建築出身者
- 「社会の構造ごと変えていきたい」と本気で思っている人
【働き方・関わり方】
- 正社員・業務委託・副業・兼業など柔軟に対応します
- 原則リモートワーク(対面機会あり)
- 報酬・役割は、面談を通じて共に設計します
- 評価指標は「何を生み出せたか」「どれだけ未来を託せるか」
【最後に──あなたの“問い”が、道になる】
「建築って、自分にとってなんだったんだろう」
「社会と関わるって、どういうことだろう」
そんな問いを持ちながら、いまリーダーとして活躍している仲間がいます。
もしあなたも、答えの出ない問いに向き合ってきたなら──
さくら事務所は、きっとその答えを一緒に探せる場所です。
あなたの物語の続きを、ここで始めてみませんか?
まずは「話を聞いてみたい」からでも大丈夫です。
あなたと出会える日を、心から楽しみにしています。