私が最高であることを忘れないために | 株式会社さくら事務所
これは私がどこかでなにかの仕事をしていたときのはなし。上司からパワポを使って「いかに私がダメな人間で存在意義がないか」を説明された日、私は泣きながらその会社を辞めることを決めました。やりたくてや...
https://www.wantedly.com/companies/sakura_press/post_articles/498041
さくら事務所広報担当の堤です。
このnoteを久しぶりに書くにあたり、「前回ってどんなこと書いたっけ?」と思い、前回の自分が書いた記事を辿ってみたら、なんと2年半前で、それでもって結構良いことを書いていて驚き。(同時に全然「スキ」が付いていないのにも驚く。)
前回の記事を書いたときから約2年半、さくら事務所はあらゆる面で成長・拡大し、私はといえば、それはそれは目覚ましい成長を遂げている。メディア掲載数は今年すでに500件を超え、テレビ・配信メディア出演数も年間100件を超えた。すべてが私という敏腕広報の成果なのである。
…と言いたいところだが、当然そんなわけはなく、この実績にはしっかりとしたさくら事務所ならではの理由がある。それを今回は少しだけお知らせしたい。
これは声を大にして言いたい。では、「強い」とはなにか?「社会貢献性が高い」「独自性が高い」「直接的にエンドユーザーの悩みを解決できる」、この3つが私にとっての「強いプロダクト」の要素だと思う。主要事業であるホームインスペクションもマンション管理コンサルティングもすべてこの3つに当てはまる。
広報目線で見ると、例えば、わざわざ「ゴミを削減することができた」とか「多様性の促進に貢献することができた」とか毎回頭を悩ませなくてもプロダクト自体が社会貢献性があるために、メディアの方々に「社会にとって価値ある活動」と捉えてもらいやすいという側面がある。(もちろん例にあげたような観点も忘れてはいけない。)
さくら事務所にもたまに依頼がくるが、通常、コラムやプレスリリースで情報を発信する際、自社のプロダクトがどれだけ有益で信憑性があるものなのかを裏付けるためには、専門家のコメントが有効である。近年のwebマーケティングだとなおさら権威性が重要で、コストをかけてでも専門家に監修を依頼するのがスタンダードになりつつある。
その専門家が社内にウジャウジャ‟いる”。
この強さ。全体像から現場まで、歴史からトレンドまで、それぞれ得意分野は違えど、不動産に造詣の深いプロフェッショナルが横を見れば‟いる”。それに加えてそのプロフェッショナルたちはみんな「ヒアリングさせてくれ」「統計を出してくれ」「動画を撮ってくれ」という難題にも嫌な顔ひとつせず協力してくれる。これが広報として売り込んでいくうえでの最大の武器となるのである。
これが当たり前ではないことを広報・マーケティング部門に所属した経験がある方ならわかるのではないか。
もちろんすべての会社がそうではないが、私の経験や周りの人の話から、広報・マーケティング部が営業部と対立しているという構図は往々にしてあり、特に広報なんていうのは「数字もつくらないでいつもなんの仕事してるの?」と社内から冷ややかな目で見られることも少なくない。さくら事務所ではこれが全くなく、むしろみんな協力的なのである。
これは社長の大西さんが広報出身なことがかなり強く影響しており、社長が広報の大変さや大切さの一番の理解者であることは広報活動をする者にとってどんなに心強いか。大西さんが社内メンバーに「広報はプレスリリース屋ではない。」と何度も言ってくれたおかげで、今ではサービスの開発初期から会議に参加し、サービスの解像度が高い状態でPR活動に臨める。伝わりづらいと思うがぜひ伝えたい。
これ以降は読まなくても大丈夫です。だから言わせて。
ごめん、やっぱり私もすごい。
前述のようにプロ集団の中に囲まれて不動産に関してもノーライセンス(ちなみに社長の大西さんも同じ)、なんなら広報としてもほぼ未経験で入社してここまでできてるのやっぱりすごくないですか?プロはどの分野においても当たり前にすごいが、アマチュアにもアマチュアなりの誇りと戦い方があるのだ。
とにかく早くレスをする。掲載紙が届いたらすぐにお礼をする。メディアの方に電話でセミナーに誘ってみる。セミナー時にお手紙を渡してみる。とにかく丁寧に対応し、できる限りの手を尽くしてみる。
これって資格や経験なんかいらなくて、やる気さえあれば誰でもできることなんですよね。私みたいなアマチュアとして入社してきた人間がプロに勝つために唯一できること。それはすべてにおいて「全力で工夫すること」しかないんですよね。
そのスタイルを私は自分の好きなアーティストの名曲から「グレート・アマチュアリズム」と勝手に呼んでいる。その名曲の歌詞から一部引用。
チキショウ! 持ってるヤツに持ってないヤツが
たまには勝つと思ってたいヤツ
※ザ・グレート・アマチュアリズム(2004年)/RHYMESTER
私はこういうヤツなのである。
さくら事務所には、「どの会社でも3年と続かなかった」という、ちょっとはぐれ者感のある人が多い。でもみんな気付いたら長く勤続していて、私もまだ4年半ではあるものの、今まで勤めていた会社の中では一番長い。
私はもっとそういう「はぐれ者」のみなさんと出会いたい。それこそ「グレート・アマチュアリズム」があれば経験なんていらない。
ここまでこんな文章をAIで要約することなく読んでくれたなら素質は十分。そして前回の記事からこれだけ間が空いてもまた同じことを願う。
今のあなたが最高でありますように。
ぜひ、あなたがどれだけ最高な人間か私に教えてほしい。