01.就活をしていなくてロボ団オンリー
私は新卒で夢見るに入りました。
いざ就活をしようってなったときに、主体的に仕事をしたいという気持ちが一番にありました。IT業界やベンチャー企業など自分で推進できる仕事がイメージに近そうだなと感じたものの、やっぱりプログラミング経験も必要だと思ったので、まずはそれを学べるスクールを探しました。ですが、しっくりくるスクールに出会えなかったんです。
スクールに通って学ぶより、少しずつ実践しながら学びたいのかもしれない、だったらITの会社でアルバイトしてみよう、と探し始めたところで、当社が運営するプログラミング教室「ロボ団」に出会いました。
面接自体はトントン拍子で進んだのですが、その際の当社の面接が印象的でした。
私のイメージしていた就職面接は、合格するためにこれから先のパフォーマンスのことなどの話をするものだと思っていました。たしかにこれから仕事をしていくのだからそりゃそうだよなと思う反面、ともすると、その瞬間の取り繕った自分だけを見て判断されているような気もして、何かもどかしさを感じていました。
でも当社の面接は違いました。これまでの私の人生すべてを振り返る事前課題があり、作成した資料をじっくり見ながら、今までの人生についてしっかりと深掘りして質問してくれました。そんなに私のことを知ってから採用してくれるんだという安心につながり、信頼できると感じて入社を決めました。
一つ、不安だったこととしては、”夢見る”株式会社という社名でした。なんか怪しいところじゃないかと思われそうで…笑、大学の教授に報告する時に、社名は告げずに先に業務内容から話すようにしました。結果的には、良いね、と言ってもらえました!
02.なぜ夢見るに?
少人数で個性を発揮できるベンチャーの方がいいかもと思っていました。私は高校時代まで、一学年たったの40人しかいない地域で育ってきたんです。そんな小さなコミュニティから、大学で一気に大きなコミュニティへ移ることになりました。その時の自分は、大人数で埋もれてしまったイメージがあり、大きなコミュニティは得意じゃないなと感じていました。自分の存在価値ってあるのかなと思えてしまって・・。なので、お互いの顔が見えて、個々人の存在を感じながら働けるところが良かったんです。結果として、一年足らずで教室長をさせてもらって、思いのまま挑戦できる環境で、とても充実しています。
私はこういうふうに働きたかったんだと感じています。
03.夢見るでは何を?
内定者時代に、アルバイトとして大和西大寺校で1年間、実際のレッスンに携わりました。
その傍ら、教室業務以外で、オンライン配信サービス『つくロボ』の資料制作に関わることができました。親会社のエディオンメンバーも参画するプロジェクトで、やりがいはありましたが、とても大変だったように思います。もしかすると入社から今までで一番厳しくされたのではないのかと・・汗。資料の至るところまで、「なぜここはこうしたのか」、「ここの比率はこうじゃないか」など、細かくしっかりフィードバックされました。ですが、それがいい経験となりました。中途半端な制作物は出さない大切さ、を学びました。
そして入社後すぐに、学んだ制作スキルを活かす機会が訪れました。GMOメディア株式会社様主催のオンラインイベント『KIKKAKE』にて、ロボ団代表としてイベントを届けるメンバーに参画できたんです。女の子がプログラミングを始めるきっかけづくりのためのイベントで、「女の子が興味をもちやすいテーマってななんだろう?」「どんなふうにすれば楽しんでくれるかな?」など、メンバーみんなで悩みながら模索しました。私は新卒一年目ながら、企画の全体にも、かなり意見出しをしてしまって・・ですが、先輩たちは快く聞き入れてディスカッションくださいました。身につけたスキルを活かして資料制作をした上で、オンラインライブでイベンテーターとして、子どもたちに直接届けるところまでを経験できました。とても楽しかったので機会があればまたやりたいですね。
現在の教室業務では、子どもたちの学びをサポートする制作物を作っています。その制作物は、まず出してみて、実際の子どもたちの反応を見てブラッシュアップしていくことが多く、内定時代とはまた違ったやり方でアプローチしているのですが、その両方を経験できていることが良かったと感じています。
普段レッスンをする際に気をつけていることは、生徒が自分自身で答えを出せそうなことは、あまり教えないようにすることです。新しく取り組むことでも予想でやってみて自分で導き出せるようにしてあげたいので。
04.今後の目標は?
多くのことにチャレンジができるというのは、入社理由の一つでもあります。入社1年足らずで教室長をさせてもらい、好きに挑戦できています。その中で、これからしてみたいことは、他企業とのコラボレーションです。広報やイベント企画などを通じて、他の企業の人とも交流していきたいですね。
先日、思い切って、とある企業に企画を持ちかけました。あえなく断られたのですが、あきらめずにまた挑戦していきたいです。もし提案が実れば、会社にとっても自分にとっても価値あるものになるはずだと思っています。