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皆さんこんにちは、リツアンSTCの採用担当です。
2025年6月17日(火)、社内のAIリスキリング制度「リツアンAIテック」にて、『AI入門ウェビナー』を開催しました。
今回は「AIエージェントとは何か?」というテーマで、東京大学卒業、株式会社松尾研究所出身の AICE株式会社 CEO 佐藤匠氏を講師にお迎えし、最新のAI技術と実践例を学ぶ90分となりました。
AIエージェントってなにが違うの?
これまでのAI(たとえばChatGPTなど)は、与えられた指示に1回応える「一問一答型」でした。
それに対してAIエージェントは、目的に向かって自ら考え、行動し、修正まで行うという“自律型”のAIです。
講義では、タスクを細かく分解 → 優先順位をつけ → 行動計画を立て → 外部ツールと連携しながら完了まで進める流れを、リアルな業務例を交えて解説いただきました。
実際にやってみた!話題のツールで自動化を体験
講義の後半では、ManusやClaude Codeなどのツールを使って、AIエージェントがどこまでできるのかをデモで実演。
- レストランの予約を、AIが計画 → 実行 → 確認まで自動処理
- LP(ランディングページ)を自然言語だけで自動生成
- SNSからユーザーの感情を収集・分析するエージェント構築
- 特許調査やビジネス環境分析など、企業活動での応用例も紹介
「コードを書かなくてもここまでできるのか」「自分の業務に置き換えたら…?」と、参加者からも驚きとアイディアが次々に湧いていました。
技術の“構造”も学べる内容でした
佐藤氏の講義が面白いのは、「なんとなく便利」で終わらせず、AIエージェントを支える技術の仕組みも丁寧に解説してくださるところ。
- タスクの自動分解・優先付け(Plan-to-Solve)
- 短期・長期記憶による継続的学習
- 自律的なPDCAサイクル
- 外部ツールとの連携を効率化する「MCP(Model Context Protocol)」構想
など、単に使うだけでなく、「どこに技術的な強みがあるのか?」「何が社会にインパクトを与えるのか?」といった視点も得られる時間でした。
AIは“知る”だけではなく、“使って、考えて、進化させていく”もの。
リツアンSTCはこれからも、AIと共に働く力を全社員に届けていきます。
次回のリツアンAIテック講義も、どうぞお楽しみに!