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【ロジスタッフ対談】レンタル業のロジスティクスならではの良さ、難しさ、やりがいetc...スタッフ3人がリアルを語る!

こんにちは!レンティオ株式会社で人事を担当している二田口です。

弊社はカメラやロボット掃除機、美容家電など家電をカンタンにレンタル・購入できるサイト「レンティオ」を運営しています。https://www.rentio.jp/

ありがたいことにどんどん成長を続けており、事業拡大に伴い採用も強化中!

そこで今回は、レンティオの物流を支える縁の下の力持ち「ロジスティクス部門」に所属する3名に、
「レンティオのロジスティクス」ならではの難しさや工夫している事、逆に他には無い良さ、雰囲気など
ロジスティクス部門のメンバー目線でいろいろと語っていただきました☆


(社歴は2023年5月現在のものです。)

藤本(ふじもと)さん
社歴1年11ヶ月。前職でもロジスティクスを経験しレンティオに転職。
趣味はゲームとBリーグ観戦。自身もバスケ経験者ですが最近は観戦メインだそうです!
主な担当業務は自社拠点の在庫管理やロケーション管理、外部倉庫とのやりとりなど。

山崎(やまざき)さん
社歴3年1ヶ月。CSとして入社後、ロジスティクス部門へ転身。
趣味は遊戯王カード集めと高いウィスキー集め、そして筋トレ!隠れマッチョです。
主な担当業務はレンティオと関連する外部倉庫のオペレーション構築など。

遠藤(えんどう)さん
社歴3年2ヶ月。山崎さん同様CSとして入社後、ロジスティクス部門へ転身。
趣味は料理と家事、ゲーム、そしてウィスキー集め。趣味が家庭的…本当なのか…!
主な担当業務は自社拠点の在庫管理と発注、オペレーション周りの監督や改善構築など。



ー それではさっそく、レンティオロジの難しさや工夫している事について教えてください!

遠藤:在庫保有数の多さと種類の多さ、レンタル新商品導入までの速さに適応することに3人とも課題感を持っているかなと思います。私の場合は、レンティオは循環型の物流なので、商品が返ってきた後に発送時の箱や資材がダメになった時、数ある資材をどう管理していくか考える難しさがあります。極力資材の量が増えすぎないように汎用性のあるものを作っていく、且つ商品にフィットして運搬時のダメージに耐えうる資材を作るのに苦労しているところですね。

山崎:初回段ボールは新品のままでいいけど、レンタル商品として使用していく中で初回の箱のままではナンセンスってこともあるんですよね。ボロボロになっていることがあるというのはもちろん、中に仕切りがたくさんあって梱包が複雑だったり、余分なスペースが出来てしまい輸送費が余計にかかっていたりなども。そういう時、遠藤さんは2回目以降の段ボールをどうするかよく見て対応してくれていて助かります。

遠藤:2回目・3回目の発送という概念が通常の物流だとたぶんないですよね。2回目・3回目ってなると箱のダメージもあるので、それを交換できるよう商品ごとに全部用意するのか、でもそうすると保管場所も限られるので汎用性の高い物を作ろうか、など工夫をしています。商品が2回目使用でも3回目使用でも、お客様には1回目と同じクオリティの体験をしてもらいたいので。

そもそも商品にフィットした段ボールを作りたい理由は、お客様がレンタル中に箱保管をする際の負担を少なくしたかったり、往復の輸送費をおさえたいからなんですよね。ただ社内の保管スペースも限られるので段ボールの種類が多くならないようにサイズを変えられる段ボールを作ったり、作業者が組み立てやすく、お客様が返しやすいUXを追求した段ボールを作る工夫もしています。定期的に段ボールの種類を見て、まとめられそうな物はないか確認したり、環境に配慮した物に変えられないかなど考えています。


山崎:私の場合は、日に日に取扱い商品が増えているので、自社でやるのか外部倉庫にお任せするのか、返ってきた後はどちらでやるのかなど分岐が多くて、商材の大きさやメンテナンスで水を使うのかなど、商品によってどのように管理するのか常に考える必要があるのが大変ですね。

自社でやるなら直接物を見れるし現場にアドバイスもできるけど、外部だと毎回行って確認は出来ないので、マニュアルを整えるだけでなく「いつもこのくらい綺麗にメンテしてくれているから、これも大丈夫だろう」など外部スタッフとの目に見えない信頼関係を構築する必要もある。自分自身がレンティオのレベルを理解していないと再現してもらえないですし、すりあわせは難しいですね。これは外部倉庫全般で言えることなので、藤本さんも同じような難しさありますよね?


藤本:そうですね。作業追加も自社ならお願いしやすいですが、外部だと会社と会社の関係性になるので細かい作業でも追加費用が発生したり見積が必要になったりするのは大変ですね。ただそこも信頼関係があれば、少しの追加作業であれば快く受けていただけたり、スムーズにお願いできたりしますよね。

山崎:たまに電話で連絡をしたり訪問したり、人と人なのでアナログな部分もあるなと思いますね。


ー 業務ごとにそれぞれ難しさがあるんですね。山崎さん、藤本さんが工夫されている事はありますか?

山崎:私は物流業未経験者でレンティオの物流=一般的な物流とイメージしてたんですが、業務を行う中で他現場と比べてみて、レンティオの物流がいかにお客様思いなのかというのを実感しています。その中で、外部拠点のできるできない、レンティオとしてはここだけはお願いしたいなど折り合いをつける部分を模索していますね。レンティオとして譲れる部分と譲れない部分のバランスを見る必要があると思っています。また、「お客様のためなので」だけだと強くなってしまって向こうも受けざるを得なくなってしまうこともあるので、伝え方にも気を付けています。持ちつ持たれつの気持ちですね。 外部倉庫の方々がレンティオのサービスレベルに準じようしてくれているのはとても有難いですし、これからもそうしていただけることを当たり前だと思わず、大事にしていきたいなと思いますね。

藤本:私の場合は、日々商材が増えるのでロケーションも1回決めたら終わりではなく日々メンテが必要になるため、棚置きのロケと平置きのロケを考えて、雑多にならないような工夫をしています。また、5S活動も工夫していますね。小さい倉庫なら自分一人でも対応出来ますが、レンティオも大きくなっているので、社内全体で意識し改善が必要な部分を検知しやすくなってきているなと感じます。
(※5S=整理、整頓、清掃、清潔、躾(しつけ)、安全性の確保や作業効率化などの為に必要なこと。)

遠藤:しっかり並べても人気度によっては全て借りられていてスペース空いちゃうとかもあるよね。

藤本:あるあるですね。そのスペースこのまま空いたままでいいの?と考える必要がある。空いているところに他商品を入れつつも、返ってきたときのことを考えて…など日々工夫が必要ですね。

遠藤:新品在庫とリユース在庫が混ざらないようにというのも重要だしね。

山崎:季節家電とかを安易に外部拠点から自社拠点に戻すと、オフシーズンに自社拠点で在庫があふれたり大変なことになるってことがあるので、自社と外部拠点で保管と運用のバランスを考える必要もありますね。長期目線で見れないといけない。月額プランだと返ってくる時期も読めないですしね…。


ー 山崎さんと遠藤さんにお聞きします。レンティオロジをどのようにして今のかたちにしたんですか?

山崎:私は田村マネージャーが行っていた業務を少しずつ任せられるようになって、外部拠点とのやり取りから始まりましたね。そうしていくうちに任せていただける業務も増えていって、結果的に外部拠点に関する業務を巻き取っていった感じですね。元々ロジとしての業務は存在してたんですが部署は無かったし担当とかもふわっとしてたんですが、それがちゃんと役割分担されるようになって、今のかたちになった気がします。自社の業務面も遠藤さんがマネージャーから巻き取った感じだよね?

遠藤:たしかに、そうだったかも。一緒に出荷をする人から、現場を見る人になって、今の現場監督責任者になったような気がする。

山崎:意識的に作り上げたというより、気付いたらこうなってたよね(笑)

遠藤:CSスタッフも含めみんなが無意識にやっていたことがロジ業務だったんですよね。それをロジ業務として精査をするようになって今のかたちになった。会社の規模が大きくなったからというのが大きいかなと思います。会社が大きくなれば生産性をみていくことも重要になるので、会社の成長に合わせて変わっていって、ちょうどそのタイミングで担当している業務にあわせて自分達がロジに移行した感じかな。

山崎:元々無かった部署だったので、ロジ経験ありのメンバーが入ってくれて、ロジとしての知識や概念を取り入れられるようになり、切磋琢磨して今の状態になったと思います。レンティオの歴は私や遠藤さんの方が長いけど、ロジとしての歴は藤本さん始め新しいメンバーの方が長いので、お互いにお互いを尊重しあって成長したと思います。


ー 藤本さんから見て、レンティオは一般的なロジスティクスと比べてどうでしたか?

藤本:全部が新しかったです。最初ロボット掃除機の検品をしていた時、このまま一生この作業続けるのかな…と思っていましたね(笑)普通の物流業務だと検品メンテ作業なんてないので、レンタルならではですね。


ー 一般的なロジスティクスと比べてレンティオロジスティクス特有の大変さって何だと思いますか?

藤本:今までは入荷から出荷まで一方通行で、基本的に在庫は数量管理だったので、物の所在が分かりやすいし棚卸でもカウントがしやすかったんです。でもレンティオでは在庫1つ1つに固有IDがあるし、お客様のもとに行って終わりではなく返ってくるのでいろんな入り組みがあり、在庫管理がすごく難しいと感じましたね。

遠藤:完全な興味なんですが、逆にレンティオには無い一般的なロジの難しさってあるんですか?

藤本:うーん…………。楽になった部分はあまりないかもですね…(笑)レンタル業ならではの難しさが+αになった感じだと思います(笑)


ー なるほど(笑)ちなみに入社時、この難しさは想像できましたか??

藤本:そこは正直想像してませんでしたね。入社して分かった部分ではありましたが、元々レンティオに入りたいと思ったのが、前職で委託倉庫で働いていて、頂いた仕事をこなす感じで受け身な仕事だったので、自分のステップアップのためにも物流管理側でやってみたいなと思ったのがきっかけだったんです。レンティオのロジがこれからどんどん大きくなっていくタイミングでの募集で、イチから立ち上げを経験できると思って入社を決めたので、色々な事に挑戦出来て逆に良かったかなと思います。


ー レンティオロジスティクスの良いところって何だと思いますか?

藤本:一般的なロジだと倉庫業務なので、基本的にロジ部門以外と顔を合わせる機会が無いんですよね。

山崎:それ、色々なお願いが難しくなりそうですね…。

藤本:レンティオみたいにはいかないと思います。

遠藤:結構大変そうですね…。レンティオだとどの部署での入社でも、まず初めにCSで出荷や返品の研修をするので、みんな同じ方向を向いて同じ目線で仕事が出来てると思うんですよね。物理的な距離も近いし、同じマインドで同じ課題を共有出来てるのが強いなと思います。ロジ寄りの業務でも全員が自分事で考えてくれていると感じるなぁ。

藤本:何かイレギュラーがあった時に、みんなで考えて解決できるのが心強いですね。「物が足りない!」ってなっても、CSの人達が仕入れをするなりお客様に連絡をして代案提案をするなり尽力してくれるので、様々な対応がスムーズに出来ますよね。

山崎:CSと距離が近いことでお客様のご要望や温度感をつかみやすいのも助かるし、ロジ側としても「できる限りのことはやる!頑張る!」というマインドでいられる。ロジとしての現場目線だけではなくCSの気持ちも汲み取りやすいので、助け合いができるのはすごく良いところだと思いますね。


山崎:あとCS以外の部署との関わりがあるのも良いですよね。私の場合は、事業開発部門という商品の取り扱いを考えたり、各メーカー様と連携をする部署の業務も一部兼任をしています。物流は割と受け身な側面が強いので、取り扱いが難しい商品については「NO」と言いがちなんですが、事業開発の業務に関わることによって、売上を作っていく苦労を実際に体験することができ、「NO」ではなく何かできる方法を考えようと思うようになりましたね。


ー レンティオのロジスティクス部門はどのような雰囲気でしょうか?

藤本:各々担当業務を持っているので基本は個人でモクモク作業だけど、何か発信があったら反応して、みんなで助け合いの感じですね。

山崎:各業務にメイン担当と副担当がいるので、なるべくみんなで手を取り合って作業する雰囲気もあると思います。垣根をなくそうとしてますね。

遠藤:全体を広く把握できている人がいる状態が好ましいので、今その状態に近づくように頑張っています。誰かが休んだ時にその人の担当業務が何も出来ない!ってなるといけないですからね(笑)


最後に

ー どんな方と一緒に働きたいですか?

遠藤:受け身ではなく、課題に対して自分の意見がちゃんと言える方が良いなと思います。自分の裁量で物事を考えて発言できる人が合ってると思いますね。何か相談をする際にも、ただみんなの意見を求めるだけでなく、自分の意見や考えも持ってくれている人がいいですね!

藤本:レンティオのロジはまだ未完成で、一般的なロジみたいに単純作業だけではないので、常に問題意識を持ったり考えられる人がいいですね。同じ業務だけを続けたい人よりは色々なことに挑戦したい人が合ってると思います!

山崎:レンティオ全体で言えることだと思いますが、変化を楽しめる人が良いと思います!!!

(レンティオロゴのアピールをしたい、お茶目な3人の写真を添えて終わりたいと思います☆笑)

ここまで読んでいただきありがとうございました!

以前田村ロジスティクスマネージャーにもインタビューをさせていただきましたが、今回は業務内容ではなくレンティオロジスティクスの雰囲気や良さ、逆に難しさなどのお話を聞かせていただきました♪

こうやってお話を聞いてみると、部署は違えどCSと同じくお客様を第一に考えていたり、みんなで手を取り合ってサービスを良くしていこうと考えていたり、同じ目線で働いているんだなと実感しました。

サービスへの共感ももちろんですが、CSとの距離が近いからこそ、同じ考えや目線でいられるんだろうなと思います。これはレンティオのロジスティクスならではの良さですね。

そんなレンティオのロジスティクスで、あなたも新しい事に挑戦してみませんか??

もし少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひお気軽にレンティオにご応募ください★

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