5年間で従業員数を飛躍的に伸ばし、急成長を遂げた株式会社SAKIYOMI。その成長の軌跡を代表の吉田さんにインタビューし、前編として紹介しました。
▼前編はこちら
後編では、吉田さんが描いているSAKIYOMIの未来像や、大切にしている価値観、求める人物像について詳しく聞きました。
SNSを産業化し、新しい市場を拓いていきたい
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───現在の事業展開と、直近で注力される部分について教えてください。
現在4つあるカンパニーを一部統合し「個人のキャリア開発のためのスクール事業」「企業向けSNS運用支援事業」「SNS活用ができる人材のマッチングSaaS事業」の3カンパニー制を実現します。
特に注力したいのは、全カンパニー共通で「AI活用」です。AIによって再現性のあるSNS運用を実現したいと考えています。SNS活用において「これだけは継続した方がいい」という要素がいくつかあるんですよね。それらをシステム化することで、最小限の行動で大きなインパクトを生むことが可能になると考えています。
例えば飲食店の場合は、お客様の反応が良かった広告を簡単に出稿できるようにAIに学習させたり、SNSでキャンペーンを打ち出したりすると、SNSによって一定の集客ができると分かっています。誰がSNSを運用しても、同じ結果が再現できるようにしていきたいと思っているんです。
───確かに「忙しすぎて更新ができない」などの課題を抱えている企業も多いように感じます。SNS活用の新たなステージが拓かれていくように感じますね。
仰る通り、とても重要なポイントだと思いますね。SEO対策やWeb広告は打ち手がシンプルなのですが、SNSはできることが多いので「なるべくたくさんの施策をやらなければ」と焦りがちです。「やったわりには、成果につながらない」と感じている方も多いでしょう。そうしたニーズに応えていくためには「SNSの産業化」が重要です。
───SNSの産業化について詳しく教えて下さい。
SNS領域は黎明期であるが故に、”対応必要性”と”いかがわしさ”が混在するんですよね。本来、SNSを起点とした雇用はもっとたくさん生まれても良いはずですが、現状はそうではありません。SNSを産業化できれば、キャリアの自由度もさらに上がると考えています。
SNSを”産業化”するためにSAKIYOMIでは、SNSマーケティングの施策を標準化し、再現性を高めて、大規模化していく。そして、標準化したものを前提に、SNS領域でチャレンジし続ける人材を輩出し、個人のキャリア支援も行っていこうとしているのです。
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個人のキャリア支援という文脈から考えると、自分のキャリアに向き合って「オリジナルな意思決定」をしてもらいたいと考えています。自分に向き合う時間が増えることは、素晴らしいことでもありますから。
現在、目標として掲げているのは、累計1万人の案件創出です。これは、1万人がSNSを活用して新しいキャリアの第一歩を踏み出せていて、企業側にとってもSNS適応の第一歩を作れているという状態です。その目標に向けてまずは事業の拡大を進めていきます。
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大切にしている「幸せになる」ための価値観
───SAKIYOMIでは「意思決定の大切さ」を重視しているように感じますが、なぜでしょうか?
SAKIYOMIの根本を流れる理念に「仕事を通じて人間的に成長し、自分そして周りの人を幸せにする」というものがあります。幸せとは「時間・場所・お金・人間関係に縛られない状況」と定義し、これを世の中にどうインストールしていくかを常に意識しているんです。これを実現するために何が必要なのかを言語化したものが、元々のミッション「新たな挑戦に成功体験を。」という言葉に繋がるんですよね。この背景には、誰もが、その人らしさを輝かせてほしいという願いが込められています。
───新しいミッションについても教えてください。
新しいミッションは『誰もがオリジナルな意思決定ができる仕組みをつくり、世の中にその人/企業らしさを輝かせる』です。今回ミッションが少し変わったのも、根本の想いは同じままで。挑戦も大事だけど、もっと言うと、「オリジナルな意思決定をしてる状態」っていうのがすごく大事だよねというのが、今の私の結論です。
反対に、もし「その人らしさを輝かせる」の実現を阻むものがあるとしたら、それは「オリジナルの意思決定ができていない状態」だと思うんです。
───オリジナルな意思決定ができていない状態とは例えばどのような状態でしょうか?
そうですね、特に二点あり、周囲の影響を受けてしまう、自分の理想を定められない、というのは、オリジナルな意思決定を阻むと考えています。
周囲の影響を受けるというのは、自分の考えよりも「世の中がこうだから」「周りの人たちがこう言ったから」を優先して生まれた意思決定は、やはり納得度も低いままでしょう。常に何かに依存している状態とも言えますから、幸福度も高まりませんよね。
また、自分の理想が定義されていないと際限なく幸せを求めてしまうことになります。常に他人の生活や選択肢が魅力的に見えてしまうことも、幸せとは言い難いですよね。
そんな中で、個人が理想を自由に広げられない状態や、その理想を実現する方法も色んなところで歪んでしまっている状態に課題意識を持っていて、それを仕組みとしてちゃんとアップデートしたい、というところが私たちのビジネスの起点になっています。
外的要因よりも自分の理想の姿から意思決定ができる状態を実現したいと思っています。
───そうした価値観を大切にしながら、今後も新たな事業展開に挑もうとされているのですね。
仰る通りです。現在新たに取り組んでいるのは、利害関係のない第三者の情報を「セカンドオピニオン」のように参考にできる構造を、SAKIYOMIで作っていくことです。
SNSの大きな特徴として、フラットに情報収集ができ、フラットに理想に向けた意思決定ができる点があります。リアルな情報が得られ、透明性も非常に高いSNSの強みを活かせば、社会課題の解決も進むのではないかと期待しています。その仕組みを手がけたいんです。
例えば、「家を買う」「結婚式を挙げる」という一生に一度の、失敗したくない意思決定でも、透明性が低いと正しく情報を得られないですよね。そういった課題をSNSで解決していきたいと思っています。
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第二創業期を迎えたSAKIYOMIで、新しい挑戦を
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──これから、どのような経営方針でチャレンジを進めていこうとお考えですか?
これからは積極的に仕掛け、チャレンジしていきたいです。M&Aでシナジーを生み出すことにも関心がありますし、メディアを立ち上げて情報発信を行うことにも挑戦していきたいです。まずは「SNS時代にキャリアを考えるなら、SAKIYOMIにアクセスしよう」と想起させる認知を作っていくことが、当面の目標です。
そして私たち自身が「オリジナルの意思決定をする」というミッションを体現できるようになりたいと、思っています。会社や世の中よりも、各自の理想を起点に考えてもらいたいですね。
その上で5年後、10年後にどうありたいのかを常にアップデートしながら、SAKIYOMIらしい意思決定を行っていけば、結果的に市場から選ばれる存在になるはず。長期的な視野に立って、自社の資産になる取り組みを続けていきたいです。
──目指す世界を実現するために、普段から意識されていることはありますか?
表現として少し難しいのですが「ムダなこともちゃんとできる会社にしたい」と思っているんですね。「会社としてこうありたい」「個人としてどうありたいのか」という議論は、短期的に考えるとムダに感じるかもしれません。「そんな時間があったら、目の前の役割を果たして」と言いたくなってしまう気持ちも、分かります。
それでも振り返ってみると、「ムダなこと」を重ねた結果が自分の良さや、強みになっていると感じるんです。SAKIYOMIのカルチャーでもありますが、徹底的に、会社と自分と目の前の仲間に向き合った時間が、糧になるんですよね。だからこそ、そうした議論ができる場を大切にして、コミュニケーションを増やすようにしています。
──挑戦を続けるSAKIYOMIですが、どんな方と一緒に働きたいですか?
今のSAKIYOMIは第二創業期。これからさらに拡大していくフェーズで、一緒に組織を作ってみたい気概のある方を求めています。
私たちがアプローチできる市場は、教育やリスキリング、人材活用も含まれるでしょう。将来性を感じさせるポテンシャルがありますし、クラウドソーシングやスキルシェアなどの社会課題を解決に導くテーマにもつながっています。そこでポジションを作っていく転換期を、楽しんでほしいですね。
──最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。
入社する方には、一緒に第二創業期を盛り上げていく仲間であってほしいと思っています。経営目線を持ちながら、多くのチャレンジを続けてもらいたいです。
そして、ご自身の人生やキャリアに向き合ってほしいですね。自分はどうありたいのかを深堀し、ともに実現していきましょう。
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