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卒業インタビュー|営業組織の中核を担い、会社を牽引する存在へ。東大「松尾研発スタートアップ」で事業拡大に挑んだ1年間

東大松尾研究室発のスタートアップ「QuackShift」の営業施策を立案し、事業成長を牽引してきたのは、なんとインターンの外崎。セールスマネージャーとしてOKR目標を達成し、ゼロからインサイドセールス組織の仕組みを築いてきました。そんな外崎も、この3月でQuackShiftを卒業します。約1年間の挑戦を経て、次のステージへ進む外崎。QuackShiftでの経験から何を得たのか、そしてこれから何を目指すのか——その想いを聞いてみました。


外崎 嶺河 Reiga Sotozaki

千葉県出身。國學院大学法学部卒。
在学中、大手教育企業で全社No.1講師に選出され、30万円の賞与を受賞。Yahoo!ニュースや書籍等のメディアに載る。その他、法学会懸賞論文、プログラミングスクールで表彰。
SIer企業でUI/UXデザイナーとして在庫管理システムや社内アプリ等の設計・リファクタリングを経験。
現在は、東大松尾研のAI経営講座を受講中。

目次

  • ―数あるインターンシップの中で、なぜQuackShiftに入社したのですか?

  • ―現在の仕事内容と、QuackShiftで身についたスキルについて教えてください

  • ―QuackShiftで働く醍醐味はなんですか?

  • ―一緒に働くメンバーは、どのような人が多いですか?

  • ―4月からは日系大手SIerで働く予定ですよね、QuackShiftで身につけたスキルはどのように生かせそうですか?

  • ―最後に、未来のQuackShiftメンバーに向けてメッセージをお願いします。

―数あるインターンシップの中で、なぜQuackShiftに入社したのですか?

AIという最先端の技術と、創業1年目のスタートアップという組織の土台や仕組みがまだ出来上がっていない未完成の環境に強く魅力を感じ、QuackShiftに応募しました。

これまで他社のインターンシップでUI/UXデザイナーとして働いた経験があり、システムやアプリの開発に携わりながら、デザイナーチームでチームカルチャーや体制を築き上げる過程が非常に楽しかったと感じた経験がありました。

その経験から、自分のアイデアや行動次第で会社やチームをより良くしていける余地が大きいと感じたことが、QuackShiftへの入社を決意したきっかけでもあります。

―現在の仕事内容と、QuackShiftで身についたスキルについて教えてください

主にインサイドセールス(IS)を担当しており、展示会や問い合わせ営業の推進を担当しています。特に展示会では、立ち上げから任せていただき、戦略設計やデザイン、顧客フォローまで一貫して手掛けることができました。

また、マネージャーとしてIS全体のOKR管理やセールスチームのメンバーマネジメント、新メンバーのオンボーディングなども担当し、プレイングマネージャーとして幅広い業務を任せていただきました。

加えて、フィールドセールスのサポートとして企業リサーチや商談のサポート業務も行ってきました。

営業業務の他には、過去のデザインインターンの経験を活かしてバナーやパンフレットの作成、企業HPの改修など、多岐にわたる業務にチャレンジしてきました。

QuackShift | SERVICE
QuackShiftはAIによるDXソリューションを提供することで、各産業の発展に貢献する企業です。
https://quackshift.jp/service

<外崎が作成したサービスページ ※一例>

その結果、各セールスチャネルごとのアポイントの取り方やスタンス、施策の立ち上げから分析・改善までを一貫して行う力、業界に合わせたAI活用法に関する知識など、幅広いスキルを身につけることができました。

マネジメント面では、プレイングマネージャーとして、自分の担当業務の枠を越え、必要に応じて他メンバーのタスクも積極的に引き受けるといった、「自分自身の責任範囲を越境する」意識が身についてきたと感じています。

チームメンバーに適切な役割を割り振り、「誰が、いつまでに、何をするのか」を明確にしながら、メンバー全員の合意を得て進めることを意識しています。

正直なところ、まだまだ試行錯誤の段階で、課題も多いと感じていますが、慎重に周りを観察しながら、少しずつ前進している最中です。


―QuackShiftで働く醍醐味はなんですか?

私にとっての一番の醍醐味は、「事業開発をしている実感があること」です。新しい取り組みに挑戦するのが好きなので、ISの新たなチャネル開拓案を、いくつも代表の平野に提案しています。

提案を導入する際には、平野にプレゼンテーションを行いますが、フィードバックを受ける中で、「どうすれば自分の案を採用してもらえるのか」や、「なぜ平野が慎重に判断しているのか」を深く考えるようになりました。

その過程で気づいたのは、私と平野で施策の優先度が異なっていたり、導入する前にまずは小さな検証を行うプロセスが抜けていたりと、改善すべき点が多いことです。

こうした試行錯誤を繰り返すうちに、「どんな準備があれば、平野と同じ目線で議論を深め、良いアウトプットを導けるのか」が次第に理解できるようになりました。

その結果、複数の案を採用してもらうことができ、実際に私が開拓した施策から大手企業の受注につながったときは、特に達成感を感じました。

さらに、単に提案を採用してもらうだけでなく、施策導入後にはCPA(顧客獲得単価)やROI(投資利益率)を算出したり、アップセルによるLTV(顧客生涯価値)を予測したりと、データ分析を行うのも非常に面白いと感じています。

こうした取り組みを通じて、「本当に事業開発に携わっている」という実感が得られ、日々やりがいを感じています。

マネージャーとして特に嬉しい瞬間は、月次目標を達成できたときです。目標をクリアすると、経営陣やメンバーから「さすがだ!」と評価していただけることも多く、その言葉には毎回大きな励ましを感じています。

ただし、成果が出たときも一喜一憂せず、冷静に達成要因を分析することを心がけています。「なぜ達成できたのか」をしっかり振り返り、再現性を持たせるためです。


―一緒に働くメンバーは、どのような人が多いですか?

経営メンバーはよく褒めてくれますし、優しくフィードバックやアドバイスをくれます。

二人ともタスクの受け渡しがすごく上手で、「なぜこの施策を依頼するのか」という背景からきちんと説明してくれるので、モチベーションも上がりますね。オープンコミュニケーションがバリューの一つにあるように、メンバーの意見を聞いてきちんと組織に反映してくれるので、思いついたアイデアを伝えやすいなと感じます。

一緒に働くセールスメンバーは性格が穏やかで落ち着いている人が多く、とても話しやすいです。情報工学を大学で学ぶメンバーも多く、専門領域としてセールスだけでなく開発も担当している多才な人が多いです。

僕自身もデザインやホームページを改修したりするので、二足三足の草鞋をはいているメンバーが多いですね。

他の組織にはなかなかいないハイブリッドな人材が揃っているのではないかと思います。

―4月からは日系大手SIerで働く予定ですよね、QuackShiftで身につけたスキルはどのように生かせそうですか?

おかげさまで日系大手SIerの営業職として内定をいただいています。入社後の約2年間はインサイドセールスとして働く予定です。

QuackShiftで培った経験やノウハウを基に、内定先のインサイドセールス組織が行っている施策で工夫できる点や、組織を活性化させるような意見や提案を1年目から積極的に出していきたいですね!

キャリアの方向性として、現在は営業と事業開発の2つで悩んでいます。入社後は営業メインで担当しつつ、事業開発にも積極的に挑戦して行きたいです。

これは内定先を選んだ大きな理由の一つですが、将来の目標として新規事業開発担当になり、アメリカのシリコンバレーでITを駆使した新しいビジネスをゼロから生み出すことに挑戦したいと考えています。

QuackShiftで、ISの新規チャネルを開拓し、その過程で多くの失敗と成功を繰り返しながら事業開発を推進してきたように、私も創造的なビジネスの立ち上げに貢献できるよう、引き続き努力していきたいと考えています。

―最後に、未来のQuackShiftメンバーに向けてメッセージをお願いします。

QuackShiftのメンバーは全員、優しくて話しやすく、一言でいうと「良い人たち」が集まる組織だと心から感じています。

経営メンバーとの定期的な1on1では、些細な悩みも気軽に相談でき、自分の成長に繋がるマインドセットや考え方を教えてくれるなど、成長をサポートする姿勢がとても強いと感じています。

意見を出すと、積極的に耳を傾け、採用してもらえる点も居心地の良さに繋がっています。

QuackShiftでは、あなたが挑戦したいことを実現できる環境が整っています。ぜひ自分の目標に向かって積極的に挑戦し、成長していってください!

執筆:近藤 里衣、バナー:外崎 嶺河

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