最初の賞与、何に使いましたか?―― 賞与から考える“働く意味”
初任給で、少し照れながら家族にご馳走した食事。初めての賞与で、仲間と囲んだ贅沢な食卓。ちょっとウキウキで、ハーゲンダッツを買って帰った日。
多くの人にとって、給与や賞与の先には、「自分ひとりのためじゃない使い道」があったのではないでしょうか。
「次の賞与で、家族に何を贈ろうか」
「支えてくれたチームに、どう報いようか」
人とのつながりを真っ先に思い浮かべる。私は、人事として、そして一緒に働く仲間として、そういう人こそ、長く・強く活躍し続ける人だと感じています。
チームの中で「どう在るか」―― キャリアと評価の考え方
プロトソリューションで大切にしているのは、キャリアを「役割」ではなく、「在り方(Being)」から考えることです。
プロトソリューションは「チームPS」であり、チームで価値を最大化することを大切にしています。
目的を共有し、互いのスペシャリティを発揮し合いながら、一緒に笑いたいし、喜びを分かち合いたい。チームだからこそ役割があり、個人の役割もそれぞれにあります。
① 職群制度の考え方
―― 総合職・専門職という2つのキャリアパス
私たちには、大きく分けて2つの職群があります。
- 組織をまとめ、組織成果を極大化する 総合職群
- 特定の領域で、高度な課題や目標に専門性を発揮する 専門職群
どちらが上、ということはありません。大切なのは、「自分は、どうチームや社会に貢献したいか」という問いです。
自分の価値観を起点に、キャリアを選べること。それが、私たちの職群制度の根っこにある考え方です。
② プロトソリューションの評価制度
―― 目標・評価はどう決まる?
個々人すべての成果の結集が、企業全体の目標達成やビジョンの実現につながっています。
期初の経営計画書を踏まえ、本人と上司が目標を設定し、上期・下期・通期の定点観測を通じて、目標の達成度と、過程の質(どんな行動を積み重ねたか)を判断の材料としています。
私たちの賞与や評価は、数字“だけ”で決まるものではありません。評価の軸は、次の3つです。いわば仕事を通じて、人間力を磨いています。
- タスクマネジメントスキル
仕事を進める上で発揮が求められる思考・行動のスキル - セルフマネジメントスキル
自分自身を管理・統制し、成長へつなげるスキル - ヒューマンスキル
周囲と信頼関係を築き、良い影響を与えていく力
成果を出し続けている人ほど、この3つをバランスよく大切にしていると感じています。
実際に、数字だけを見れば評価しやすかった場面でも、チームを支え続けた行動や、
困難な状況で踏みとどまったプロセスを、評価に反映してきたケースが何度もあります。
③ 1on1とフィードバック
―― 評価制度を形骸化させないために
どんなに立派な制度も、運用されなければ、ただの紙です。
私たちはMBO(目標管理)を、「評価のための制度」ではなく、「成長のための対話の場」として位置づけています。
定期的な1on1面談を、業務の合間をぬいながら、継続して実施しています。
今年度は、関係性のレベルアップを目指し、以下の新たな取り組みも行いました。
少し面倒に感じるかもしれません。それでも、「ちゃんと話す」「ちゃんとすり合わせる」ことを、組織としてサボらないと決めています。
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年末年始に考えるキャリア ―― 転職を考えたことがあるあなたへ
賞与を受け取るこの時期。年末年始、心にも少し余裕が生まれ、その先について考える時間があるかもしれません。
「このままでいいのかな」 「自分は、どんなチームで働きたいんだろう」
プロトソリューションでは、単に「言われたものを作る」のではなく、事業やユーザーの声を踏まえ、「何を作るか」から関われる環境があります。技術やプロダクトを深く掘る道も、チームを率いる道も、どちらかを無理に選ばせることはありません。
残り3ヶ月。さらなる「感動」を。
今年度も残り3ヶ月。私たちの挑戦は、目標達成で終わりではありません。 顧客へ、そして共に走る仲間へ。さらに一段上の「感動」を届けるために、私たちは歩みを止めません。
「評価」や「お金」は、誰かのために本気で動いたあとに、必ず付いてくるもの。
この価値観に共感し、共に「チームPS」として高みを目指せる仲間を、私たちは待っています。
一緒に「チームPS」をつくりませんか?
プロトソリューションは、一人で戦う会社ではありません。
互いの強みを持ち寄り、成果も、悩みも、ちゃんと共有しながら進む。
そんな チームPSでありたいと考えています。
さいごに
年末年始、少し立ち止まるこのタイミングで、「評価」「賞与」「キャリア」に
一度でも違和感を覚えたことがあるなら、答えを出す前に、まずはカジュアルに話しませんか。
転職するかどうかは、話してから決めればいい。今の違和感を言葉にする時間として、
気軽に使ってください。
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さいごに|人事として、正直に
この記事で触れた制度や考え方は、「働きがい」と「納得感」を両立させたいという、
私たちの試行錯誤の途中です。完璧じゃないからこそ、一緒に良くしていける仲間と出会いたい。年末年始、ふと立ち止まったあなたと、お会いできたら嬉しいです。