こんにちは。PRONI(プロニ)採用担当です。
今回は、PRONI初のアルムナイ採用*事例についてご紹介します!
新卒入社したPRONIを2023年10月に卒業した和田昂大さん。その後、2社でのキャリア、3社の業務委託経験を経て、今年(2025年)1月にPRONIへ再入社されました。PRONI新卒入社から現在に至るまでのキャリアやPRONIに戻ろうと思った理由、そして今後の展望について伺いました。
*アルムナイ採用……一度企業を卒業した社員を再び雇用する採用のこと
目次
内定先を辞退しPRONIへ新卒入社。25歳の若さで営業部長〜CEO室まで幅広く経験
マーケティングによりコミットするため転職。“外”を見たから気づいたPRONIの魅力
培ってきたスキルと多角的な視点をもって、これまで以上にPRONIに貢献したい
内定先を辞退しPRONIへ新卒入社。25歳の若さで営業部長〜CEO室まで幅広く経験
――PRONIでスタートした新卒のキャリアについて教えてください。
2018年、大学4年生のときに株式会社ユニラボ(現PRONI)にインターンとしてジョインしたのが始まりです。
当時IT系のメガベンチャーに内定をいただき、就職活動を終えていたんです。ただ、入社後より早く活躍するために、大学生時代に経験を積んでおこうと、内定後もインターンシップを募集している企業を探していました。そこで出会ったのが当時のユニラボです。
面接時に、栗山さんが「やる気さえあれば、どんどん仕事を任せます」とおっしゃっていたのが印象的で。「この会社だったら貴重な経験ができる。成長していける」と確信し、セールス職のインターンとして入社しました。
内定をいただいていた会社でも同期とは友人同然の関係になっていたので非常に迷いましたが、敬意と辞退の旨を伝え、インターンとしてジョインした翌年の2019年4月にユニラボへ新卒入社することを決めました。
――内定先の企業ではなく、PRONIに入社した決め手は何だったのでしょうか?
創業者の栗山さんや現在のCEO柴田さんをはじめ、一緒に働く人や社風に対して大きな魅力を感じたことが決め手です。
社員の方も尊敬できる方ばかりで。さまざまなビジネスを経験してきた先輩方と一緒に働ける環境であれば、自分自身もスピード感をもって成長できると感じ、入社を決めました。
――PRONIではどのような業務を担当していたのですか?
インターン時代はインサイドセールスを担当し、入社後はフィールドセールスを5ヶ月ほど担当しました。インターン時代も社員と変わらない頻度で出勤し、入社前から当時トップの営業成績を出すことができました。
その後、栗山さん、当時のCTO菅原さんと一緒に新規サービス立ち上げに携わったり、1年目の後半からは営業リーダーも任せていただいたりしました。
2年目では、栗山さんが主導していた新プロジェクト『アイミツCLOUD』(のちの、総合ジャンルのビジネスプラットフォーム『PRONIアイミツメンバーズ』※現在はPRONIアイミツと統合)の立ち上げにも携わりましたね。POチームのメンバーのひとりとして、プロダクトの要件定義や事業のトップラインを伸ばすための施策などに従事していました。
新卒3年目には、25歳でパートナーセールス部の部長に就任することになり、セールスチームの責任者としてフィールドセールス、インサイドセールス、営業企画など幅広い業務を担当しました。ユニラボからPRONIへ社名変更するタイミングでは当時特命チームとして発足した栗山さん直下の部署に所属し、10ヶ月という長期のリブランディングプロジェクトに携われたのも非常に大きな経験でしたね。
マーケティングによりコミットするため転職。“外”を見たから気づいたPRONIの魅力
――営業部長から新規事業立ち上げまで、幅広いポジションと業務を経験されたのちに、PRONIを一度卒業されたのはなぜですか?
マーケティング業務にさらにコミットしていきたいと思ったからです。
入社時から「新卒でスタートアップに入社したからには、将来事業をつくりたい。起業したい」という想いを強く持っていて。そんななかで経験した、PRONIのリブランディングプロジェクトが、事業における広報やマーケティングの重要性を感じるきっかけになりました。
ただ、PRONIは営業力に強みを持つぶん、当時の事業戦略としては営業に注力する方針でした。自分としてはより一層マーケティングにコミットできる環境に身を置きたいと考え、マーケティングに強みを持つ人材系スタートアップへの転職を決めたんです。
2社目ではキャリアSNSのマーケティングを担当し、デジタルマーケティングやオフラインイベント企画などマーケティングの幅広い業務を経験しました。将来起業を考えるうえで、経営視点でマーケティング領域を誰にどう依頼すべきかや、マーケティングの良し悪しの感覚を掴めたのがよかったですね。
その後「より小さい会社で0→1に挑戦したい」と思い、3社目は設立5年目の企業データベースのスタートアップ企業に入社し、アカウントエグゼクティブとしてセールスや事業開発を経験しました。
――さまざまな経験をされた後、再びPRONIに戻ろうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?
PRONI卒業直後は起業する意思が強く、副業などさまざま経験を積みながら、どの分野で事業を興そうか考えていました。でも、ピンポイントでやりたい事業が見つからなかったんです。20代のうちに焦って起業する必要もないし、起業だけにこだわらなくてもいいと気づきました。
そんなある日、栗山さん、柴田さんと一緒にご飯に行く機会があり、おふたりと話すなかでPRONIへの再入社を考え始めました。2社目の代表と柴田さんが同じDeNA出身という繋がりもあり、PRONI卒業後も定期的に連絡を取っていたんです。そこから、一度外に出てさまざまなプロダクトに携わった今の自分の視点で、あらためてPRONIのバリューやビジョン、受発注ビジネスについて考えました。
さまざまなフィールドで培ってきたスキルとプロダクトへの高い解像度をもって、今の自分ならこれまで以上にPRONIのプロダクト成長に貢献できるのではないか。「PRONIの受発注ビジネスが好き」という根底にある想いも再認識したため、熱量をもってPRONIへの再入社を決めました。
培ってきたスキルと多角的な視点をもって、これまで以上にPRONIに貢献したい
――現在、PRONIではどのような業務を担当していますか?
現在はPRONIアイミツ事業部のサービス企画グループで『PRONI.AI(プロニ エーアイ)』という新サービスの企画、セールスを担当しています。『PRONI.AI』は営業支援のAIツールで、インサイドセールスやフィールドセールスの業務効率化・受注率向上などを支援するプロダクトです。
この新サービスを通してPRONIアイミツ事業部の売上を向上させること、そしてパートナー企業様の営業課題や業務課題の解決に貢献することが現在のミッションです。
――PRONIに戻ってきて、率直にいかがですか?
以前からPRONIには優秀な方が多いと感じていましたが、実際に社内の方々のレベルの高さをあらためて実感しています。前提や認識が一致しているため、細かいすり合わせをせずとも議論やコミュニケーションが円滑に進むんです。
PRONI卒業時と今を比べても、ホスピタリティが高く、前向きな方が多いところは変わっていなくて、尊敬する仲間と働けていることが何よりもうれしいです。
――最後に、和田さんの今後の目標を教えてください。
新卒入社したころは、会社での経験がインターン時代も含めてPRONI1社のみで、もともと自分の考えが強いタイプでもあったので、今思えば思考に偏りがあったと思います。
でも、外に出て多様なカルチャーやバリューに触れたことで、自身の思考もいい意味でバランスが取れてきたなと感じています。さまざまな経験を通じて、以前は“点”だったものが“線”としてつながり、“面”になってきている感覚です。今の自分の感覚やスキルをもって、再びPRONIにコミットすることで、よりバランスのとれた精度の高い意思決定ができると考えています。
長期的にコミットするつもりで戻ってきたので、今のポジションや業務以外の内容も、会社にとって必要なことはなんでも挑戦したいです。これまではビジネスサイドポジションが中心でしたが、未経験業種でも会社のために必要であれば全力で取り組む気持ちです!
私にとってPRONIは、ビジネスパーソンとしての自分を育ててもらった場所です。再度迎え入れてくれた柴田さん、栗山さんをはじめとする経営陣、再会できた同僚の、自分が離れていた時期に新たにPRONIにジョインした方々。これからも自分個人のミッションだけでなく、会社や人に対して広く貢献できるよう努めていきます。
ーー和田さん、ありがとうございました!
※本記事は2025年3月にPRONI公式noteに掲載された記事の転載です。