2025年3月に、コンサルティングマネージャーとして入社された冨樫玲さんに、インタビューを実施。
後半となる今回は、冨樫さんの Polaris.AI での役割・働き方・求める人物像を中心に伺います。
社員の声と経営視点を掛け合わせる“バランサー”として組織力を最大化する
これから Polaris.AI で果たしたい役割は?
Polarisはまだ若い組織で、仕組みや役割分担もこれから整備されていく段階にあります。そのため、一人ひとりの声や行動が会社の成長につながる一方で、小さなズレや課題が放置されると組織全体に大きな混乱を招きかねません。
私はもともと、人が何を考えているのかを想像すること、更にはその人がどのような世界観を持っているのかを考えるのが好きで、相手の立場に立って物事を見る習慣があります。また、戦略コンサル時代に鍛えた“俯瞰して整理する力”によって、問題の本質や関係性を複数の視点から分析することが得意です
そこで私は、メンバーの「本当に困っていること」や「声に込められた意図」を丁寧にくみ取りながら、それが会社全体のどの課題に紐づくのか、優先順位はどこにあるのかを経営視点で整理し、両者をつなぐバランサーとして貢献したいと考えています。
成長とカルチャーの両立を支える仕組みづくり
働き方の面での変化はどのくらいありますか。
スタートアップというと猛烈に働くイメージがあるのですが、Polarisは個人個人のペースや働き方を大事にしているなと思っていて、割とマイペースで働ける感じがします。
私の場合、転職のタイミングと引越しタイミングがかぶって日中稼働できない時間ができてしまったのですが、それでもうまく調整しながら働くことができたので働きやすい会社だなと感じています。
仕事で大事にしていること、そして今後磨きたいスキルは?
仕事で私が最も大切にしているのは、会社の成長と「人を大切にする文化」を両立させることです。組織が大きくなると、複数プロジェクトの同時推進やメンバー育成、数十人規模の体制構築が課題になりますが、Polaris.AIでは成果志向だけでなく「働きやすさ」も重視したいと思っています。
単純に心地よく働けることに加え、エンジニアが技術を追求できる環境を支える仕組みづくりなどにも注力したいと考えています。高度な技術を持ったメンバーが安心して先端技術への挑戦に集中できるよう、組織全体の土台を整えたいと思っています
今後磨いていきたいのはヒト対ヒトの領域で価値を出す力です。アクセンチュア時代はお客様との議論の時間もありましたが、リサーチや定量分析、資料作成といった業務の時間も多くありました。そうした仕事はAIによって代替されつつあります。その一方で、お客様の課題を言語化し、理想像を描き出してディスカッションを重ね、AI技術で実現していく、“対ヒトにおける総合格闘技”的なスキルはこれからも不可欠だと考えています。だからこそ早い段階から社内外での実践経験を積み、組織の中核で活躍できる力を身につけたいと思っています。
目指すは「組織を10倍に」
Polaris.AI の強みをどう捉えていますか?
Polaris.AIの強みは、エンジニア、コンサルタント、セールスが互いの専門性を尊重しながら密に連携できる点だと思います。エンジニアありきでも営業ありきでもなく、お客様が解決すべき課題がどのようなもので、どのような技術を使うべきなのかを丁寧にかみ砕きながらお客さまと議論・すり合わせし、実現に落とし込むことができる。そのような力が強みなのではないかと思っています
Polaris.AIでやってみたいことはありますか?
「自分がこの組織を10倍にしたんだ」と胸を張って言えるような成果を出したいと思っています。
まずは様々なプロジェクトを経験していきたいですが、自分ひとりの力だけでは実現できる企業規模に限界があります。10名、20名のエンジニアやコンサルタントをまとめ、強い組織基盤を築いていくことが目標です。
会社の方向性については、どのように話し合われていますか?
MVV(Mission, Vision, Value)や会社の方向性について頻繁に議論を重ねており、社長だけでなくコアメンバー全員が意思決定に参加しています。
“いい人”であり、“相手を想像できる人”と働く
メンバーの人柄についてお聞かせください。
Polaris.AIのメンバーは“いい人”ばかりだなと思っています。自己中心的な振る舞いがなく、悪意もない。そのような前提があるおかげで、率直な意見交換がしやすい文化ができています。
どんなタイプの人と一緒に働きたいですか?
一番大切なのは、「相手は何を考え、何に困っているか」を自分ごととして想像できる人だと思っています・
単に性格が良いだけでなく、立場やバックグラウンドの違いを踏まえて発想できる思考習慣を持つ方と働きたいと思っています。特にエンジニア、セールス、コンサルといった多彩な専門性が交わるPolaris.AIではその思考習慣が様々な局面で重要となると考えています
“カオス”を楽しむ仲間へ
Polaris.AI に向いているのはどんな人でしょう?
大企業では、業務プロセスやルールなど、様々なことが整備されていることが多いですが、スタートアップの現場にはそれがありません。だからこそ必要なのは、「〇〇さんがダメだ」「〇〇が問題だ」と問題点を指摘する(不平不満を言う)だけで終わらせず、「ではどう行動すべきか」を即座に考え、チームを巻き込んで動ける力だと考えています。
さらに、未完成だからこそ日々想定外の出来事が起こりますが、そのようなカオスを楽しめることも大切だと思っています。そんなダイナミックな経験を楽しめる方にこそ、Polaris.AIはぴったりのフィールドだと考えています。
最後に、未来の仲間へメッセージをお願いします!
一緒に会社を大きくしていきましょう。コンサルでは経験できない「自社事業を大きくする」ということを一緒に楽しみましょう
AIプロジェクトを推進するコンサルタント / PM職の採用強化中!
現在、採用活動を強化しています。Polaris.AIの核となるAI開発プロジェクトの中核を担うPM職、およびAI活用・導入コンサルティングを主導するコンサルタント職を大募集中です。
優秀なメンバーと共に、幅広い技術・テーマでAI活用・開発支援を行っております。ご興味を持たれた方や、まずは話を聞いてみたいという方は、お気軽にご連絡ください。